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2023/11/17 20:38
上野本館大槻です。
今回は多数の代理店メーカー様ご協力のもと開催されたスタッフ試乗会で、個人的に気になっているジャンルのグラベルロード「ARGON18 GREY MATTER」に試乗させて頂きましたので感想を書いていきたいと思います。
今乗っているロードバイクがARGON18という事もあり非常に興味があったバイクなので、同メーカーの他バイクと似ているところなどにも着目していけたらと思いますのでお付き合いいただけたら幸いです。
目次
完成車価格:¥366,300(税込)
カラー:TUNDRA GREEN
サイズ:XS・S
ARGON18のフラグシップカーボングラベルロード「DARK MATTER」のフレーム設計をアルミフレームに落とし込んだコストパフォーマンスモデル。ARGON18はフレーム販売が基本ですが、日本限定展開の完成車パッケージです。カラーリングがめちゃくちゃカッコイイ!!
コンポはシマノのグラベル用コンポ「GRX400 600MIX」リア10段、フロント2段変速で素早く確実なシフティングと力強い油圧ディスクブレーキはライドに集中できます。
ガッチリしたフロントフォークはハードなライドにも対応!
ホイールが650Bとのコンパチなので700Cの直進安定性と650Bの取り回しの良さをシチュエーションに合わせて変更出来ます。
700×40C、650×47Cまで対応。
独自規格の3Dヘッドシステムはコラムスペーサーを使わずにステムの高さ調節を可能にするとともに、ヘッド周りの剛性を高めます。
以前試乗させて頂いたオールラウンドロードバイク「SUM」にも使われています。
ARGON18と言ったらこの機能!
試乗させて頂いたバイクサイズはXS、自身の身長が167cmなのでピッタリ!グラベルロードとしては他のメーカーのバイクより少しコンパクトなフィーリング。大きめのフレームは疲れにくくゆったり感がありますが、パワーを出しづらいと感じたりすることがあります。GREY MATTERに限らずARGON18のバイクは、ライダーにジャストフィットさせることでパワーロスを無くし快適性を向上させて疲れにくくしているようです。3Dヘッドシステムもその一部ということですね。
グラベルロードにもロード同様にコンセプトがあるとすれば、このGREY MATTERはスピードを出しクイックに走ることに特化したグラベルロードだと思いました。基本的なグラベルロードの設計をベースにチェーンステイを短く設定し、短めのリアセンターと低めのBBハイト、延長したホイールベースなど様々な工夫が相まって走りに走破力と俊敏性を演出しているように感じました。グラベルロード特有の安定感とロードレーサーを思わせるバイクを操る楽しさが味わえます!
重量面ではフルカーボンモデルのDARK MATTERに軍配が上がりますが、扱いやすさやコスト面ではアルミフレームのGREY MATTERに分があります。カスタム用のベース車体としても優秀です。
アルミバイクなのでダイレクト感が高い反面、人によっては疲れを感じやすいかもですが、「650B化しチューブレス運用して更に快適性と操作性を向上させて…etc」とカスタムも捗りそうな1台でした!!
最後に
ARGON18は知る人ぞ知るバイクブランドですが、個人的にもオーナーがガンガン増えてほしいブランドNO.1なので、今回紹介したGREY MATTER以外にも魅力的なバイクが沢山あります。気になる車体がありましたら是非ご相談ください!
ARGON18 GREY MATTER
完成車価格:¥366,300(税込)
カラー:TUNDRA GREEN
サイズ:XS・S