足助はいいぞ。グルメセンチュリーライド足助2016にいってまいりました！
by: 間野友輔

　
府中多摩川店てんちょの間野です。
先に月曜日の出来事をあげてしまったので順番が前後しますが
先週の金曜、土曜とお休みをいただき、愛知県へ行ってまいりました。3度目の奥三河・足助地域です。
　
今回で開催2回目の『グルメセンチュリーライド足助』。初回はちょうど1年前。愛知県豊田市の山中、旧足助村を中心とした山間部を巡り、景観とともに食事を楽しむライドが行われ、大好評を博しました。その前回の評判からか、今回は一般募集がはじまって、ものの1時間でクローズする人気ぶり。わたくしは優先申し込みができる手続きをしていたのですが、それがなかったら参加できなかったですね。一般的なセンチュリーライドなら千人単位で募集をかけるのですが、このライドは走るエリアの事情と、開始前の朝食にはじまり、終了後のディナーなどが含まれているので、どうやっても席数や食事の提供などで人数が制限されるようです。ゆえに激しいエントリー峠が立ちはだかったわけですね。
　
この地域はわがワイズロード的には名古屋店のレースライド練習地域でして、わたくしも梅林店長に連れられて走っており、環境の良さにすっかり惚れ込んでしまいました。
なので今回は前日入りして少しでも多くの場所を走りたいと思っていました。
　
……と計画していたものの、不在になる週末の準備に追われて木曜日は遅くまで仕事。睡眠不足で運転したくないのでしっかり寝て、家を出たのは金曜の朝9時。中央道経由で4時間半かけて13時半に東海環状道の鞍ヶ池PA着、14時から走りに出ました。
　
まだ走ったことのない場所、今回走らない場所を走りたいと思ったものの、ぶっちゃけ詳細な地図が手元になく、しかもすぐに携帯の電波も途切れる山間部。おおよそ事前に記憶した地図をもとに走ります。
　
　

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きつい坂を上ると不意に現れる水田。
こんなところに人里が……という新鮮な驚きの連続。
　
川沿いの県道を延々と登っていく。
ここは逆に急峻なV字谷のせいか民家がほとんどなく、
走りやすさとは対照的にまったく人に出会わない。
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三河湖まで走って40㎞。
おっと、駐車場の閉門時間って何時だっけ？
慌ててもと来た道を引き返す。35kmを70分で爆走ｗ　
　

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それだけ走っても信号もなければクルマも少なく走りやすい。
　
で、急いで戻った駐車場は……
この日の夜に豊田スタジアムで行われた
サッカー日本代表戦の臨時駐車場になってて、ぜんぜん閉門余裕だったｗ
　
いったん名古屋店に顔を出した後、足助に戻り車中泊。
う～ん、寝苦しい。やっぱ宿とればよかった……。
　
　
翌朝。
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美しい山里の朝。
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スタッフのみなさま、ありがとうございます！
　
　
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次々と集まってくるライダー。にわかに参加者同士のバイクチェックがはじまる。
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これは……つわものだ……。
　

わたくしも知り合いたちと朝の挨拶を交わし、
ボリュームのあるバイキングの朝食にありつく。
　
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いやまて、ここで食べすぎると、最初の登りが辛いぞ。
　
さて、出発前にもかかわらず、
このとき、わたくしの自転車には異常が発生していた……。
　
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なんですと～!!　Super RecordのFDが割れちゃってる!!
前日のライドで荒れた路面を走ってた時にものすごい音がしたけど、あの時か？
ガイドがカーボン製だからな。もう5年使ってるし。
　
当然、足助の山中、これだけのサイクリストがいても、
さすがにFDの予備はない（自分のレースの時でもRDは持っていくけど……）
今日はフロントはインナー固定か？と思ったけど、
アウターから落とす際にチェーンテンションがかかってなければ大丈夫そうなので、
このまま出発することにした。
まー中にはFIXEDシングルで参加のツワモノもいたので、たいした問題ではない。
　
しばらく、ちょっと前に出発した3人組の後ろについてゆっくり登りに入る。
　
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出発地点から6kmで220mのUP、さらに6kmで420ｍのUPで最初のピーク。
これさえ過ぎてしまえば、実のところそんなに厳しいコースではない。
付かせてもらった3人組のペースがなかなか絶妙で速すぎず遅すぎず。
　

ゆっくり登っている人たちを次々パスしていくと、
前方に見知ったジャージの集団を発見、このチームにお邪魔させていただく。
　

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最初のピークを越え、
　
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　最初の休憩ポイントへ。
　

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甘いデザートが疲れた体を癒してくれる。
　　
　
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美しい渓流沿いの鬱蒼とした森を下っていく。
　
　おや、まだそれほどおなか空いてないけど、昼食ポイントに着いちゃった。
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思い思いに休憩をとる。
　
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　人工林も手入れが行き届いていると美しい。
　
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ちょっと夢中で走りすぎてしまって、
ひとつピーク越えて早くも最後の休憩ポイントの三河湖。
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ダムの上から放水の様子を覗きこむ。かなりの迫力。
　
このあと、ちょっとコースを外れてみた。
　

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趣のある旧・下山郵便局。
このあたりは2005年に豊田市に編入されるまで、
旧・下山村の中心市街地だったらしい。
集落全体に、古い町の中心だったという雰囲気を感じる。
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　コースに戻って。
　

お、知り合いのチームを発見。
ここから最後の20kmをご一緒させていただいた。
　　
　

15時過ぎにフィニッシュ。お疲れ様でした～。
　
……って。
　

終わったところで盛大な音とともにパンクした（笑）　
　
で、これで終わりじゃない。
グルメセンチュリーライドは、ディナーを食してのち正式に『完走』となるのです。
　
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あ、食べるのに夢中で、デザートくらいしか写真残してないや（笑）
　
このあと、ほの暗くなった足助の町では
ろうそくを灯した『たんころりん』というイベントが開催されていたのですが、
翌日の勤務もあるので、後ろ髪ひかれつつ早々に帰路につきました。
帰宅はギリギリ日付が変わる前。
　
こんな印象的なライドイベント。
たくさんの準備ともてなしをしてくださった運営の皆さま、
ご一緒に走らせていただきました参加者の皆さま、
お休みをいただきましたお客様各位、
留守を預かってくれたスタッフに感謝申し上げます。
　
なかなかこういうイベントの魅力は語りつくせないものですが
気になったら、
ぜひ来年は春先の募集告知にアンテナを張ってみてください。
　