【社内試乗会】人馬一体！？本気で欲しいデス。
by: 大阪本館

 

 

9/20は臨時休業をいただきワイズロード社内試乗会へ行って参りました。

 

ご利用のお客様にはご不便をおかけし、

誠に申し訳ございませんでした。

 

また社員試乗会へご参加頂いたブランド関係者の皆様

この度は、お忙しい中、社員試乗会にご参加頂き

誠にありがとうございました。

 

 

 

 

 

２０２０年も数多くの新型モデルが発表されている中で、

 

“これはちょっと凄いんじゃないか！？”

 

というモデルが数台あります。

その中の一台。

 

そして本気で購入しようかというバイクがこちら！

 

 

 

 

 

SCOTT　　

ADDICT   RC　PRO

 

SCOTT社の使用するカーボンの中で足当たりが良いとされるHMFカーボン。

これの更に上にHMXカーボン。

更にその上に　HMX  SLカーボンを使用されているモデルがあるのですが、

 

このADDICT  RCに採用されているものは“HMX”！！

 

そう！最上位グレードではないんですね！

そして今回試乗させて頂いた車体は

グランツールでも快進撃をみせた“MITCHELTON SCOTT チーム”も使用しているのです。

 

ADDICTと言えばかつて最強スプリンターと呼ばれた

イギリスの超特急マーク・カヴェンディッシュ選手が使用し勝利を量産してきたモデル。

 

その後、改良が重ねられ、

日本ではホビーヒルクライムで数多くの選手が使用してきた経歴もある

ヒルクライム向けオールラウンダーという位置づけに。

 

 

そして２０２０年モデル。

 

 

６年の時を経て、

 

DISCブレーキ対応モデルとして

 

真のオールラウンドバイクとして登場です。

 

 

 

・・・前置き長いですね。

インプレに入らせて頂きます。

 

 

 

漕ぎだしの軽さはホイールのそれというよりは

スルーアクスルによる剛性からか力強くリニアに加速していくような感じを受けます。

BB付近のガッチリ感もADDICTらしく乾いた感触。

 

この感触は私個人的には“速いバイク”なら持っている感触であり、

競技志向の方ならありだと思います。

 

 

 

コーナーリングは言うまでもなく抜群のライントレース。

ディスクブレーキが採用されたことによる強力な制動力は減速ポイントを遅らせることができ、

更には完成車重量にして７．３ｋｇ（ペダルなし）というDISCロードとしてはメチャ軽量な車体重量。

そしてHMX採用のﾌﾚｰﾑ剛性から立ち上がりの加速感は感動ものです。

 

車体との相性というものがありますが、

ズバリ！

人馬一体か！？というくらい相性がよく感じました！

 

ヒルクライム性能が試せていないのが非常に残念ですが、そこは“ADDICT”の名を受け継いでいるのです。

問題はないでしょう！（たぶん）

 

速度が乗ってからの安定感とそこから更に加速していける

ADDICT　RCの底力はプロ選手の脚力を受け止め、ゴール前でも逃げ切れるほどの加速と巡航維持。

（どこかのステージレースの話です。）

ブエルタ・ア・エスパーニャを制したSCOTTの開発力は伊達ではないと感じました。

 

 

専用のステム一体型ハンドルも形状、握り心地と非常に秀逸。

ADDICT RC　PROならこのハンドルもついてきます。

 

軽量で剛性があり、エアロを取り入れた

トレンド全部まとめたSCOTTの自信作は非常に速く、物欲を掻き立ててくれる

スーパーバイクでした。

 

時間の関係上、MAVICホイールとの相性をためせませんでしたが、

まぁおそらく、更に化けるのではないかという期待感であふれております。

 

 

 

 

FRAME SET ADDICT RC PRO