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2020/10/15 16:27
昨日、堺で開催された「コーダブルーム/ネスト」の展示・試乗会。
目的は21年モデルデビューとなる「コーダブルーム」の新型クロスバイクの
チェックだったはずなのですが・・・
気付いたらなぜかネストコーナーで、グラベルロードの「ガベル」にペダル
をつけてもらっていました。
〇NESTO 2021 GAVEL ¥105,000-+TAX
本命の「KING」の前に、まずはベーシックなガベルの走りを確認です。
〇まずは見た目。
カタログでは「キャンプツーリングにも」と書かれていますが、どちらかと
言えばエンデュランスよりレーシングな雰囲気を感じる佇まい。
グラベルバイクとしては派手なカラーリングのせいかもしれませんが。
〇乗ってみての第一印象。
車体の軽さ(11㎏)もあって、ゼロ発進からの加速が意外と鋭い。
公園内をスタートする関係で、いきなり未舗装路を走ることになるのですが
そこで不安に感じるほどではないという絶妙なシャープさです。
〇乗り心地。
タイヤの太さ(38C)を考えると少々硬め。
オンロードにも持って行っても変わらずシャキッとした走りを見せてくれる
ことからも、フレーム剛性は高めなように思えます。
〇加速性能。
ロードバイク感覚と言うと言い過ぎかもしれませんが、舗装路でもそれほど
ダルさを感じさせることなくスムースに加速していきます。
明らかな「速さ」も感じるので、ついついペダルを踏み込んでしまいがち。
この加速の良さがグラベルに持ち込んでも変わらないこともあり、積極的に
オフロードを探して走りたくなるようなバイクに仕上がっていました。
〇NEST 2021 KING GAVEL ¥158,000-+TAX
その流れのまま、次に「キングガベル」に試乗。
フレームが同じなので、基本的な乗り味も同じなんですが。
キング化でコンポがGRXへと変更。ブレーキが油圧ディスクになったことで
制動力に安定感が増しています。
路面状態が常に変化するオフロードでは、ダイレクトなブレーキ感覚が重要。
それを手に入れたことで「攻める」走りができるようになりました。
ノーマルガベルのタイヤのエア圧が5気圧と、かなりオンロード寄りの硬めな
セッティングだったので、キングの方は3気圧まで落としてみました。
フレームの硬さは相変わらずですが、加速感に大きなマイナスが無いままで
オフロード路面でのグリップ力が大幅に改善。
しっかり効くブレーキと食い付くタイヤになったことで、グラベルライドの
方が明らかに楽しいバイクへと変わりました!
オフロードもたまに走るかな、という程度ならノーマルでも十分な性能ですが
本格的なグラベルライドを楽しみたいのなら「キング」の方がオススメ。
どちらもコストパフォーマンスは文句なし。
転ぶのが前提とも言えるグラベルロードで遊び倒すのなら、間違いなくアリな
チョイスだと、実際に乗ってみて強く感じた2台でした!