【DE ROSA】美しき野獣、SKピニンファリーナ。
by: 大阪本館スタッフ

ブエルタでは2チーム体制（コフィディス・カハルラル）で戦うデローザ。

コフィディスはギョーム・マルタンが結構いい走りで目立っているのですが

カハルラル勢は地元のスペインでもうちょっとアピールが必要なのでは。

〇DE ROSA　　　SK Pininfarina　DISC　　　￥450,000－＋TAX

美しさを語られることは多くても、運動性能となるとプロトスやメラクと比べて

一段低く見られがちな「SKピニンファリーナ」。

デローザのバイクは、単純なヒエラルキー的ラインアップ構造にはなっていない

ので、実際のところ「乗り方と合うか合わないか」の影響が大きく出がち。

プロ選手がUCIのレースで使っていることを考えると、そこさえクリアできれば

グランツールで通用する走りがこの価格で手に入るとも言えます。

デザインは前作に引き続きイタリアの老舗カロッツェリア「ピニンファリーナ」。

デローザの新ロゴもデザインしただけあってフレームとの相性も抜群です。

空気（物理）を相手にする関係で、どうしても似通った形状に落ち着きがちな

エアロロードをここまでエモーショナルな造形にしてきたのはさすがの一言。

ただその流麗な見た目に反して、乗り味はどちらかと言えば「じゃじゃ馬」。

デザインはまだしもそんなところまで前作を踏襲しなくても・・・という気が

しなくもないですが、そこがデローザっぽくて良いのかも。

フレームサイズは50。

おおよその適正身長は170cmくらいでしょうか。

（詳細なフィッティングはバイオレーサーにて計測いたします）

レースとは無縁のような上品なカラーリングの裏に隠されているのはゴリゴリ

のスプリンター向けエアロロードの顔、という二面性がたまりません。

誰が乗っても普通に速いという真面目系バイクにはない強烈な個性で、乗り手

にパワフルなペダリングを求めてきますが、それも乗りこなす楽しみのうち。

ツボにハマったら速い、そんな走りを自分のものにしてはみませんか？

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