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2021/05/20 14:24
昨日の第11ステージ。
休息日明けで、さらにコースは「ストラーデ・ビアンケ」の未舗装路。
4つのグラベル区間が好・不調を浮き彫りにし、総合争いが大きく動いた事で
話題がだいぶそっちに持っていかれてしまった感はありますが・・・
クベカ・アソスの期待の新人「マウロ・シュミット」がステージ優勝!!
またしても若手、またしても逃げ切り。今年のジロは観ていてかなり面白い。
全ワールドチームの中でも色々とギリギリ感が強いクベカですが、ジロという
大舞台でしっかりと見せ場を作り、結果を出してくれました。
NTTのスポンサー撤退で、一時期はチームの存続すら怪しかったのに。
この勝利でチームの価値が高まってくれたと思いたい。
ツール前に新スポンサー付いたりしないかな・・・・
〇BMC TEAM MACHINE SLR01 FOUR ¥946,000-(税込)
イタリア&欧州チャンピオンのニッツオーロやカンペナールツのような平坦系
ライダーはエアロロードの「TMR01」を好んで乗っていますが、シュミットは
BMCの超定番オールラウンダー「SLR01」をチョイスしていました。
SLR01としてはこれが4世代目。
ACEテクノロジーが導入されてからだと3世代目。
早い段階からコンピューターシミュレーションをフレーム設計に導入してきた
BMC。そのロジカルなモノづくりがスイスブランドっぽくて〇。
従来の「重量」「剛性」「快適性」の要素に、さらに「空力」を加えて再設計
されたのがこの新型SLRですが、やっぱり似たカタチに着地するのが面白い。
搭載コンポはアルテグラDi2+油圧のディスクブレーキ。
UCIレースで勝ちたい!というのでもなければ十分なアッセンブルです。
超軽量なダイレクトマウントハンガーやアクスルシャフトの固定部がフラット
になる構造など、細かいところの造り込みもフラッグシップならでは。
フレーム自体はプロ機材そのものなので、ホイールやハンドル周り、コンポの
アップグレードでさらにパフォーマンスを高める余地もアリ。
フレームサイズは51。
おおよその適正身長は170cmくらいでしょうか。
(詳細なフィッティングはバイオレーサーにて計測いたします)
BMC乗りとして注目しているもう1つのチームが「AG2Rシトロエン」。
毎日良い逃げはみせていますし、惜しいところまで行っているのですが・・・
こちらはフランスのチームなので、本領発揮はツールまでお預けかも。