#RideCannondale 超注目グラベルイベント!Grinduro!Madaraoへ行ってきました!(2)
by: 間野友輔

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ワイズロード渋谷キャノンデールブランドストアの間野です。
 

『Grinduro! Japan(グラインデューロ・ジャパン)』
に参加してきましたレポート第2弾!
開催前夜までの様子を紹介した前回はこちらから!
 
先に書いておくと、雨だったので写真少な目なのと、ボケが多いです。ホントは防水仕様のコンデジ持ってきていたのですが、クルマの中で見失ってしまいましたw
  
さて、当日の朝。
まだ風は吹いていない。雨も止んでいる。……と思ったらパラパラ降りだしたけど。
後で聞くと、台風の影響が比較的少ない地域だということを入念に検討した結果、午前中で終了すれば問題ないと判断したらしく。確かに自粛するのは簡単だけど、運営側の勇気と判断力のある決断だったのではないかと思います。 
 
先にトイレと食事を済ませにレストハウスへ。
トイレ行ったら何やら煙臭い。やがて火災報知器が鳴り出すw
どうやら電気の使用量が多すぎて発電機が火事になったらしいのですが、そんな火災報知器のベルの音もものともせず
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朝食をとりつづける参加者たち……さすが台風などものともしない猛者揃いだw
 
 
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食事はホットドッグとバナナとスープ。
少なそうだけど、運動前だし、エイドもあるし、これくらいが適当か。
 
 
食事後、なるべく濡らすまいと昨日はクルマに仕舞いっぱなしだった新車、Cannondale TOPSTONE CARBONを組み立てる。
 
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さすが俺のバイク、カッコイイ。
 
ライダーズミーティングを済ませ、
 
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修験者のご祈祷を受け、いざ出発!
 
上位入賞を目指す鼻息荒い先頭集団を尻目に、わたくしはほぼ最後尾スタート。
 
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グラインデューロのレギュレーションは、計測区間を頑張ればいいので、先に出たとか先にゴールしたとかは関係ないのです。できればゆっくり走って長く楽しむのがいい。
 
 
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てか、なんとなく撮った写真にヘッドショックのMTBとか写ってるの凄いなw
最初はスキー場の管理道路を上っていきます。登り切ると一般道に出て、しばらく下り、いよいよダブルトラックのグラベルへ。
 
序盤のグラベルは水路の管理用らしく、ほぼ平坦をグネグネと走る。水路のコンクリート蓋と砂利道を交互に走るので、蓋の上でスリップしないように気を付ける。
 
 
しばらく行くと、本格的な下りグラベルなのか、先行した参加者が溜まっているところに追いつく。見てみると、既に踏み荒らされた下りの路面はヌルヌルな泥になっていて、まあこりゃ滑ってコケるよね、ビビるよね、という感じ。
 
車間を開けたいライダーが先に通してくれるので、突っ込みます。このくらいはシクロクロスやってれば慣れてて楽しい!しかもTOPSTONE CARBONはシクロクロスの公式ルールよりも4mm太いタイヤを履いているし、『KINGPIN』リアサスペンションがショックの減衰とトラクション(グリップ)の確保をしてくれるので、個人的にはかなり余裕があり、苦戦するライダーを声掛けて抜いていくのが楽しい!
 
とか思っていると、更にスピードに乗ったMTB勢が横をかっとんでいくんですけど。
 
いったん開けた原っぱに出てから、更に森深いグラベルへ。ほとんどがダブルトラックなので、抜きつ抜かれつ。そうしているうちに、示し合わせたわけではないのに、シクロクロス仲間二人と一緒に行動することになっていました。
 
次第に路面は登りに。この先に上りグラベルの『スペシャルセクション(SS)』という計測ポイントがあります。合計3つあるSSのタイム合計が少ない順で表彰される仕組みです。
 
SS1は3.4kmで標高差190mを上る区間。登りはちょい苦手なわたくし、頑張って先行ライダーを少しずつ抜かしていきますが、連れの2人はもっと速い。だんだん遠くなる背中。追いつきたいな~。とか思ってたら。
 
 
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お約束系の撮影ポイントに出くわす。ここで止まって写真撮ってるあたり、わたくしがこのグラインデューロで成績を目指していないのが分かるでしょうw
 
 
SS1を終えて、更に煙る森を進む。完全に雲海の中で視界は50mほど、ガスが濃いと10mくらいまで下がる。景色は見えないけど、こんな森を上ったり下ったり、泥を跳ね散らかして走るのは、やっぱり楽しいんです。後始末大変だけど。
 
エイドに到着。
 
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バナナなど食べたり、シマノのテクニカルサポートのお世話になったり。
連れのひとりはこの日が新車のシェイクダウンだったのですが、ローギアに入らないと言ってテクニカルサービスに見てもらうと……
 
 
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Di2のバッテリーが切れかかっていて、パワーセーブ状態になっていることが判明。おまけにせっかく装備してきたGO PROも充電忘れで「なにもかも電池切れじゃん!(笑)」
 
まー、用意したコンデジを見失ってしまったわたくしも他人のことは言えないのですが。

 
実はコース短縮してしまったため、このエイドステーションでほぼ行程の半分に達していました。もう半分か~、と思っていると、けっこうな舗装の登りが。峠越えがあるとのことで、ここはマイペースで登っていきます。途中MTBのライダーをどんどん抜いていきますが、アメリカから来た連中のなかにはカーゴバイクやファットバイクも混じっていて、本当に個性的。みんなが思い思いなスタイルで楽しんでいます。
 
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自転車で初新潟だと記念撮影してた連れですが、会場付近実は県境入り組んでたので既に新潟入りはしてたりして。 
 
更に進むと、ふたたびスキー場の敷地へ。
 
なにやら看板が。
 
 
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 DEATH CLIMB 
 
 
……(´・ω・`)

 
どんな登りだ?ガスって先が見えないまま、登りに突入。けっこうな斜度の砂利道が続くのですが、その先に、コンクリ舗装の区間が見えてきた……。え、そっから舗装ってことは、今でさえけっこうな斜度なのに、更に斜度上がるよね……。
 
既にギアはフロント30×リア34T。もう後が無いのに、最大22%の斜度が登場。もうダメでした(笑)
 
バイクを押して歩くのですが、ここまでの下りグラベルでコントロールの役に立ったビンディングシューズのチタンスパイクが、ここだけは歩きにくくて恨めしい……。後で聞いたら区間800m、標高差150m、平均斜度16.8%だって。登れたのはロー50Tとか積んでるMTBの人だけでは?
 
 
登り切ったらエイドと、SS2のスタート。
だいぶ息が切れたけど、体冷めないうちにスタートする。下りの短いグラベル区間とは聞いていたが、最初のコーナー曲がったら完全にヌルヌルなダブルトラックで、後輪が滑る滑る。笑っちゃうくらいコントロール効かなくて、2回ほどスリップダウンしてしまいました。
 
 
SS2の出口は、別のスキーゲレンデ。ここでチューブレスタイヤをパンクさせている人に遭遇したので、わたくしの手持ちの充填式パンク補修材を提供。するとサイドカットだったらしく、側面から補修材の泡がブクブク出てきたので、今回のために用意したチューブレス用プラグを刺して補修してみました。人の役に立って、自分も新導入機材のテストができたので一石二鳥。
 
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スキー場のゲレンデ下りは芝の部分ではなく、砕石が巻かれたジープロードだったので、これコケたらヤバいな~とか言いながら下っていくと、スタート地点近くまで来ていることに気づく。最初に登った管理道路をふたたび登り、SS3が登場。カートコースをぐるっと回ったのちに、芝のゲレンデをくねくね下るコース。これもコーナーで滑るし楽しい!
 
もうひとつ短いシングルトラックを下り、スキー場を直滑降してゴール!
 
 
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一緒に走った2人と公式フォトブースで記念撮影してもらいました!
お疲れ様!
 
終わってみたら2時間強、30kmという短いコースでしたが、密度が濃くってすごく楽しかった!
 
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グラベルをこれだけ走り続ける機会って、関東近郊ではなかなか考えられないですし、折からの悪天候が路面コンディションを悪くしているのが、実は更に面白くしている要素でした。
 
夏にもシマノバイカーズで雨のトレイルを走ったりしましたが、トレイル保護の名目で雨の日に走れることは多くありません。なので、こういう機会って本当に貴重で楽しいのです。ただ、自治体の後援があるとはいえ、荒れ過ぎると次回の開催に差し障るらしく、それだけが心配。
 
ゴールしてしばらくすると、雨が本降りに。
 
 
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何人かの仲間はレストハウス内に設置される臨時の宿泊所に泊まる事を早々に決めていましたが、わたくしは標高の高い山の上なので、土砂崩れなどで下山できなくなるのを懸念して、食事を済ませたら14時過ぎに会場を発ちました。
 
今回写真がほとんど撮れなかったので、ぜひこちらのメディアもご覧になってください。
 
シクロワイアードのレポート
サンケイサイクリストのレポート

 

 
さて、今回の使用機材。
 
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バイクは以前もご紹介させていただきました、TOPSTONE CARBON ULTEGRA RX2をSRAM FORCE22に載せ替えたカスタムバイク。カスタムと言うほど細かいところは手が入っていないので、今後さらに弄っていきたいところです。
 
TOPSTONE CARBON の真骨頂は、やはり下りグラベルの安定感・快適性が素晴らしいことです。KINGPINリアサスペンションがしなやかに衝撃を受け止め、さらに後輪グリップの向上にも寄与しています。
 
やや太め37mm幅のタイヤも安定感抜群です。キャノンデールのカズさんこと元プロMTB選手の山本和弘さんは今回、40mm幅タイヤで出走し、年代別2位。カズさんは「37じゃ細いでしょ!」って仰っていましたが、上位狙いでなければ、十分に楽しめるタイヤ幅だったと思います。
ちなみに初運用のチューブレスタイヤ、空気圧はよくわからなかったので、シクロクロスの時と同じ2BARで行きましたが、舗装も重くなく、グラベルでのグリップも良好で丁度良い感じでした。
体重と車重の合計はおおよそ90kgです……
 
 
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シューズは、普段メインで使っているのが奥のfi’zi:k X1 INFINITO BOAで、シューズアッパーのしなやかさが疲れにくくて良いのですが、今回は防水性重視で、それ以前にメインシューズで使っていたfi’zi:k M3B UOMO』販売終了)を使用。アッパーは硬いかわりに撥水性が高く、こういった悪天候時には向いています。もっと防水性重視であれば、fi’zi:kであれば『X2 TERRA CLIMA』のような選択肢もあるかなと思います。
 
 
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また同じ写真使っちゃいますが、ヘルメットはCannondale INTAKE。インテイクにはMIPSモデルと、MIPS非搭載モデルがあります。私はフィット感が合うのと、下にキャップを被りやすいMIPS非搭載モデルを使用しています。これで税抜き6,900円!
 
ふだん『KASK VERTIGO2.0』を愛用しているわたくしですが、今回のような雨だったり、寒い冬のレース・イベントだと、通気口の少ないエアロヘルメットは雨風の侵入が少なく快適です。下にキャップを被ると、多少入った雨水が顔に流れてくることもなくなります。
 
アイウェアは『OAKLEY JAWBRAEAKER』。今回使用したレンズはクリア調光レンズです。PRIZM TRAIL TORCHも持っていきましたが、森の中はかなり暗かったので、クリアで良かったかなと。
 

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悪天候の中、ご準備いただいたGrinduro!のスタッフ・ボランティアの皆様、地元・長野県飯山市・新潟県妙高市の皆様、一緒に楽しんだ皆様に感謝申し上げます。特に運営側は開催に当たり難しい決断を迫られたと思います。心から敬意を表したいと思います。
 
また、このたびの台風で、同地域も少なからぬ被害を蒙っているとお聞きしています。心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早く元の生活・環境が戻りますことを願っております。また遊びに伺わせてください!
 
 
最後に……
こんなグラベルイベントに興味がありましたら、今年まだチャンスがあります!

 nobeyama_gravel_logo 
第1回野辺山グラベルチャレンジ

 
シクロクロス界の一大イベント『野辺山シクロクロス』が、
今年は2日目をグラベルイベントに模様替え!
雄大な八ヶ岳南麓を満喫するグラベルイベントです!
 

レース以外でも野辺山界隈をなんども走っている間野から言わせてもらいます。
楽しくないはずがありません!!
 

いまなら、渋谷キャノンデールブランドストアには、TOPSTONE CARBON 105やTOPSTONE(alloy)105、SORA、それにAPEX 1などのご用意がございます!
 
担当間野は、シクロクロスとグラベルライドに関しては、ワイズロードのなかでも得意中の得意ですので、ぜひぜひ遠慮なく道玄坂でご質問ください!!

 

 
 

 

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道玄坂でお待ちしています!

 

15th October 2019
author : ワイズロード渋谷キャノンデールブランドストア まのゆうすけ

 


 

 

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