日本最大級のスポーツサイクル専門店!池袋で自転車をお探しなら特価サイクルパーツ王国Y's Road 池袋チャーリー店
ワイズロード池袋チャーリー店 Y'sRoad Ikebukuro charley
2016/09/13 14:51
ロードバイクの後輪のエンド部分(後輪がハマっている爪のところ)には
緩衝材の役割を果たす(わざと壊れやすくなっている)パーツがあります。
『リアエンドハンガー』といったり
『リプレーサブルハンガー』といったり
名称としてはメーカーごとに色々ではありますが、
チェーンが跳ね上がったり、接触した際にフレームが壊れないよう
ぶつかった衝撃を吸収して折れるor曲がるようにできている
分離式のパーツになっています。
ただし、アルミ製なので曲げ直しは何回もできません。
1回の修正で折れることもありますし、
曲げるたびに柔らかくなっていくので
変速自体も感触が若干ソフトになったり等、
不具合が多くなります。
曲がったエンドは基本的に交換をおススメしています。
今回承った作業は『エンド折れ』
エンドが折れてくれたことでフレームは無事でしたが、
その衝撃は変速機にもあらわれています。
事前に歪みを発見、修正or交換していれば折れることは
そうそうありませんが、一度折れてしまうと
壊れてしまうのはエンドだけとは限りません。
横方向に強い力がかかったチェーンは
リンク部分が損傷し弱くなっていることも考えられます。
大きな歪みの発見は目視でも可能です。
地面に対し水平、またスプロケと
1直線になっているかどうかを確認しましょう…
走行中に折れてしまうとどうしようもなくなってしまいます。
車体やお財布、気持ち、最悪の場合、身体にもダメージを負ってしまいます…
私は予備のエンド金具をツールケースに入れています。
大切な愛車、歪んでないか定期的にチェックしてあげませんか⁉