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【ハブ調整】こんな理由の『ハブOH&グリスアップ』ってのも…【池C本日の作業日記】
by: 津森 弘晃

池袋チャーリー、本日の作業は『ハブのOH(オーバーホール)』

 

0426_ハブOHP4264708

 

&○○ラチェット相談

 

 

 

お持込いただきましたのは、性能・価格とコストパフォーマンスの高さで人気のカンパニョーロホイール。

 

最近では、ベアリングに封をしてある「シールドベアリング」タイプが多くOHと言えば打ち変え作業になるのですが、カンパニョーロは調整・グリスアップが可能な「カップ&コーン」タイプ。

 

 

 

 

では早速ハブを分解し、中の状態を確認してまいります。

 

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ダストキャップのおかげという事もアリ、中に埃やゴミなどの侵入はさほどありませんがグリスも多少劣化が感じられますのでキレイ拭き取っていきます。

 

 

0426_ハブOHP4264722 0426_ハブOHP4264718

 

受けもベアリングもキレイになりましたね♪

 

 

 

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新しいグリスを再充填してベアリング調整をすれば片側完了!!

 

 

 

 

 

 

続いてリア側を同じように作業してまいりますが…

 

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ギアなどがある分油汚れは結構来てますね

 

 

 

0426_ハブOHP4264731

 

コチラもキレイに拭き取り新しいグリスを塗布・再充填してまいります。

 

 

 

 

 

 

…とここでもう1つ追加作業!!

 

 

 

 

カンパ・フルクラム系のホイールはしっかりとした加速の掛かりと滑らかな回転性が魅力のホイールですが…、

 

『ンガァァァァァァアアアアアアアアアア!!!!』という甲高いラチェット音(通称:爆音ラチェット)が有名なホイール。(…今ではグリスが入って音も小さくなってきておりますが)

 

 

コレが良い‼という方ももちろん良く見かけるのですが、大きすぎる気になるという方もやっぱりいらっしゃいます。

 

 

どちらが良いという訳ではないのでしょうが、音が大きく響いているという事はグリスの量や粘度も関係しており、むしろ保護するものが減って消耗を促している場合もございます。

 

 

今回はラチェット音を抑えるという事でフリーボディー・ラチェット部のみ各ベアリングよりも粘度の高いグリスを塗布することで音を抑えました。

 

 

 

 

粘性の高いグリスでラチェット音も半分以下に、

 

0427_クルクルハブ

 

ホイール自体も滑らかに回っております。

 

 

 

 

走りの質にかかわるホイールを陰ながら支えるベアリング。踏力をシッカリとホイールに伝えるラチェット。

 

 

普段はどちらも見えないところで頑張る2つの部品、たまにはOHしてみてはいかがでしょう?今回のように爆音ラチェット音が気になっている方も有効かもしれませんよ。

 

 

0426_ハブOHP4264710

 

 

価格や作業時間についてはお気軽にスタッフにお尋ね・ご相談下さ~い♪

 


 

 

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