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【ニッチアイテム】29er専用サドル・・・?つまり超『前乗り』対応ってコト。他にも使い道がありそう。
by: 田中義臣

【FIZIK】

THAR K:IUM

 

 

 P2210448

 

 

定価¥15,430+税→池C特価!!!

¥10,000+税

 

 

 

 

 

 

 

独創的なアイディアで、

ヒット商品を続発させるサドルブランド、

『フィジーク』。

 

 

 

 

 

・・・まあ中には、

ひっそり忘れ去られていく

時代のあだ花もあったります(

 

 

 P2210449

 

 

こちらの『タール』は、

2014年から短い期間だけ販売された、

MTBクロスカントリー向けのサドル。

 

 

 

 

 

同社のMTBラインは、

 

 

『ツンドラ』とか『ゴビ』とか、

荒野や砂漠にちなんだ名前が付けられますが、

 

 

『タール』とは、

インドからパキスタンにかけて広がる広大な砂漠。

 

 

 P2210453 (2)

 

 

・・・という情報はわりとどうでもよくて、

このサドルの特徴は

超『前乗り』に対応しているという事。

 

 

 P2210457

 

 

2014年ごろは、

29erMTBのジオメトリがまだまだ未成熟な段階。

 

 

巨大なホイールをなんとかフレームに収めるため、

シート角の傾きが大きくなり、

 

 

26モデルに比べ、

かなり後ろ乗りになってしまうのが

問題でした。

 

 

 THAR_VS_TUNDRA2

 

 

そこに着目したフィジークは、

29erでも26バイクと同じように前乗り出来るサドルを開発。

それがこの『タール』です。

  

 

 

 

 

手近にあった、

ほぼ同じ全長のMTBサドルと比べてみるとこんな感じ。

 

 

 P2210450

 

 

 

 

全長こそ一緒ですが、

ノーズ(先端)部分が短く、

着座位置がググーっと前にせり出している

のが分かりますね。

 

 

 P2210450-2

 

 

これは今ロードで流行りの、いわゆる

『ショートノーズサドル』

同じ考え方ですが、

さらにもう一工夫。

 

 

 

P2210451

 

 

実はこのサドル、

シートレール自体が

後ろに25mm延長してあります。

 

 

 P2210452

 

 

なので、

サドルレールの後端で揃えてみるとこんな感じ。

 

 

一般的なサドルに比べ、

『超』前乗り

になるという事がよくわかりますね。

 

 

 

 

 

ロードレースだとUCIによって

『サドル後退量が50mm以上』

と規定されているため、

 

『数値上のサドル先端位置は変わらず、

着座位置だけが前に移動する』

 

 ということが重要ですが、

 

 

MTBにはそんなルールありません。

 好きなだけ前に出し放題です!

 

 

 

 

 

もちろん、

競技ルールに縛られる必要のない

我々ホビーライダーにも、

そんな規定は関係ありません。

 

 

普通のロードサドルでは絶対にありえない

『超前乗りポジション』

 

 

何かしらの使い道、

あると思いませんか?

 

 

 

 

 

在庫は残り2点。

 

 

 

 

 

 

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