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【スタッフバイクカスタム】MTBにタイヤインサートを入れてみた。軽さ重視のXCにあえて入れる意味とは?【チャーリー店本日の作業日記】
by: 田中義臣

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少し前に購入し、カスタムのご報告なんかもしているマイニューバイク。

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昨年末にかけて林道ツーリングに出かけたり、トレイルで担いだり、富士見パノラマやフジヤマパワーライントレイルで遊んだり、バイクロアARAKAWAのグラベルツーリングに参加したり・・・

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久々に手に入れたXCバイクを堪能していたんですが、気になるところも多少出てきて、また少し手を加えてみたのでご紹介します。

 

 

 

今回ご紹介したいのは『タイヤインサート』。

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低圧でTLタイヤを運用する際に、リム打ちやコーナリング時の捩れを防止する『タイヤインサート』

以前からグラベルバイクには使っていましたが、MTBでは使ったことがありませんでした。

というのもここ10年ほどはパークで遊ぶのがメインで、私では分厚いDHタイヤをリム打ちさせるほど激しい走りはできないため()

久々にXCタイヤを使って気づかされたのが、「思ったよりずっと低圧にしないとボヨボヨ跳ねてしまってまともに走れない」という事。

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特に、登りでしっかりしたトラクションを得るには、体重100㎏近い私でも22~25psi(1.5~1.7bar)くらいまで下げねばならず、登りも下りも激しいフジヤマパワーライントレイルなどではかなりリム打ちしてしまいました。

リムのあちこちが凹んだリアホイールを新品に交換するついでに、インサートも入れてしまおうと選んだのがこちら↓

 

 

 

VITTORIA
AIR-LINER LIGHT XC TRAIL

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一本入り¥9,350-(税込)

昨年10月に発売したばかりのビットリアの新型タイヤインサートです。

特徴はなんといっても『55g/1本』というその軽さ。他社のインサートの1/3~半分くらいという驚きの重量です。

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通常版の『エアライナー』から極力タイヤのサポート力を損なわずに軽量化するため、素材も形状も一新。

元々使っていた『エアライナーグラベル』と比べると、材質はより柔らかく、発泡量が多くなっているのを感じます。

Y字型の形状はリムへの収まりの良さとタイヤサイドのサポート力を確かに感じつつ、材質が柔らかいのでタイヤの取付けはかなり簡単。

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タイヤにみっちり詰まっているように見えますが、空気を入れると圧縮されるため、わずかに小さくなるそうです。

(インサートと空気が馴染むまで若干の体積変化があるため、セット後は8~12時間置いて使用するのが望ましいそう)

近年のXCタイヤは単体で700g前後なので、55gの重量増は持った感じでは全くわからないですね。 

 

 

 

実際に乗ってみると・・・?

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いつも通りフロント22psi、リア25psiほど入れて走ってみると、確かにリアのブヨブヨ感?腰砕け感?が減って、跳ねは防ぎつつしっかりしたトラクションを感じます。

フロントは元のままなのでコーナリング時のタイヤの捩れ具合に差があるのもかなり感じます・・・これはフロントにも入れたい・・・。

(元の車輪はリム内幅が23mmなのでエアライナーライトには対応していないんです・・・)

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リム打ちを防ぐためならリアのみでも・・・と考えてしまいがちですが、MTBにおいては、インサートはタイヤ性能の強化という役割の方にメリットが感じやすいと思いました。

今回は完全な平坦路でしたが、砂利が厚く滑りやすい登りなんかでは今までよりも低圧にして楽に登れそう。

導入コストはそこそこかかりますが、タイヤ交換のたびに変えなければいけない物でもないので、時間当たりのコスパはかなり良いカスタムなのでは?

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ちょっと間を置くとどんどん新機軸の製品が増えているMTB界隈ですが、試してみると「確かにこれは便利!」という気づきが得られるものですね。

まだシーズンインは少し先ですが、みなさん来シーズンはなにか新しいアイテムを試してみませんか?

カスタムのご依頼もぜひチャーリー店まで!

 


 

 

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