facebook

【ケミカル】メンテするなら『潤滑』は必須!!…でも種類多過ぎ!!どれ選ぶ⁉【オイル/ルブリカント編】
by: 津森 弘晃

スポーツバイクの軽快な走りを維持するには定期的なメンテナンス♪

P3084776

メンテナンスの中でも『潤滑』は最重要!!

お客様自身でも出来る自転車のメンテナンスの1つが『潤滑』。

潤滑_01

何とな~くチェーンに油は注しておいた方がいい頭では解っているものの・・・「種類が多すぎてどれを選べば良いかわからな~い⁉」という方多いのではないでしょうか?

ケミカル多すぎ噴出し

今回はケミカルの中でも【オイル/ルブリカント】のご案内!!

 

チェーンオイルは何を基準に選ぶ?

潤滑剤の中でも種類が最も多い「チェーンの潤滑剤」。選択基準としては施工法や、使用環境・目的などに準じた『耐久性』・『抵抗感』・『汚れにくさ』などの性質で選びましょう。

 

施工法

【リキッド】

P3084770

ボトル入りの液状潤滑剤を1滴1滴チェーンのコマへ滴下していくタイプで必要分だけ細かく注油できるが時間がかかる。

採用ブランドは主に「Muc-Off」、「FINISHLINE」、「TACURINO」など

【エアゾール】

潤滑_01スプレー

スプレーの噴射で圧を掛けられコマの奥に浸透しやすく素早く注油できるが余分に出たり飛び散りやすい。

採用ブランドは主に「WAKO’S 」、「FINISHLINE」、「SurLuster」など

 

性質の種類

【DRY系】

潤滑_02_DRY

サラッとした成分で抵抗も少なく汚れにくいが流れやすく効果持続が短い

 

【WET系】

潤滑_03_WET

粘性が高めな成分で耐久性が高く雨天などに強いが汚れを寄せ付けやすい

 

【WAX系】

潤滑_04_WAX

被膜を形成し汚れにくいが効果持続は長くはない

 

【CERAMIC系】

潤滑_05_CELMIC

摩擦抵抗の低いセラミック粒子が配合され滑らかな動き

 

※上記潤滑剤は各メーカーラインナップの一部を抜粋したものとなります。各能力を表す★は目安となります。

 

潤滑材はチェーン以外にも注油・塗布の推奨箇所がある

潤滑剤はチェーンだけではなく、変速機や変速レバー、ブレーキ・サスペンションなどの稼働箇所に注すことで滑らかな動きと寿命の向上をもたらします。

潤滑_06_POINT

また、どれを注しても良いというわけではなく、金属系に適した潤滑剤・樹脂系にも対応した潤滑剤と素材や箇所に応じた成分の潤滑剤を選び、定期的に注油することが重要です。

 

また、高負荷が掛かり密閉されているベアリング系パーツ(ヘッドパーツやボトムブラケット)に浸透力の高いオイルを注すのはNG。粘性の高い潤滑と保護を行う【グリス】という潤滑剤を溶かし、流してしまうので気を付けましょう。

 

潤滑は自転車の性能維持に必須な栄養素

せっかく高いお金を出して購入したスポーツバイクにを潤滑剤を与えずそのままで使い続けることは、性能と寿命を削り短くしていることと同義。

 P3084776

注油箇所に適した栄養(潤滑剤)を与える事で快適に長く楽しめますが、・・・一気に揃えるのも難しいと思います。まずは用途に適したチェーンオイルから選んでみて徐々に買い足してはいかがでしょう♪

 

出来れば洗浄&保護もセットでメンテナンスしてみてください♪

メンテナンス全体図

 

 


 

 

keeoer1

KeePer コーティングでスポーツ自転車にもカーコーティングの美しい発色を!
「KeePer コーティング」は、自動車のコーティングとして長い実績があり、国内トップカテゴリーのモータースポーツに出場するチームに使用されるなど信頼性の高い商品です。

池袋チャーリー店でお取り扱い中!
※新車購入時にのみ施工可能なサービスです

 


 

 

 

norikae_img

今ある自転車から乗り換えたい!という時におすすめなサービスです。 不要自転車無料引き取りは、不要となった自転車を店舗にお持ち込み頂き、新規に自転車をお買い上げになったお客さまのみ対象となります。 お引き取りは、新規に自転車を1台ご購入につき1台無料でお引き取りいたします。