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【池Ⅽコラム】自転車の歯数どうやって選んでいますか?
by: 上山 翔

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歯数の選び方

こんにちは池袋チャーリー店上山です。

皆様は乗っている自転車のスプロケットやチェーンリングの歯数どのように選んでいるでしょうか?
・完成車で買ったときのまま
・坂道がきつくて大きい歯を入れた
・逆に坂道がない都会で使う自転車だから軽いギアを無くした
などなどいろんな方がいらっしゃるのではないでしょうか?

今回はどんな時にスプロケットやチェーンリングの歯数を変えようとなるのかそんなお話です。

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今不満に思っているところを探す

いろいろなところを走ると不満に思うところが見えてくると思います。
・山にたくさん行くけどもっと軽く上りたい
・トップギアでもっとスピードアップしたい
・変速したら一気に重たく(軽く)なって走りずらい
何か不満がという方は掘り下げていくとこんな感じに思っているのではないでしょうか?

何を変えれば解決できそうか?

・山にたくさん行くけどもっと軽く上りたい
→スプロケットの歯数を大きいものに変更

・トップギアでもっとスピードアップしたい
→チェーンリングの歯数を大きいものに変更

・変速したら一気に重たく(軽く)なって走りずらい
→スプロケットの歯数を小さいものに変更

こんな感じで解決が可能になります。
じゃあ全部やろう!
これは悪手です。

そもそも矛盾がありすべてを両立はできなくなっています。
ではどうすればよいか?

チェーンリングは最終目標に合わせて

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チェーンリングはフロント側の歯の部分ですね。
こちらは1~2枚あっても3枚しかありません。
ここを変えることは自身のライドスタイルから最終的に”どんなところを走りたい”や”スピードアップしたい”などの最終的な目標に合わせて変えるのが良いでしょう。

例えばトップスピードの向上を求めるならば歯数を大きく、坂道など軽く走って行きたいのであれば小さくすることで解決できるでしょう。

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以前より50-34、52-36、53-39などがSHIMANOの主流で稀に48-34などもグレードによっては見かけますね。

スプロケットは目的に合わせて

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最終目標や目的など同じような言葉が並んでいますが全然違います。
ここでいう目的は走るルート坂道などに合わせて
・上りきれるのか?
・平坦しかなくより細かく変速していきたいのか?
とかそういったものになります。

厳密にはライド毎に違う勾配だと思いますのでできるならば変えられるとより無駄がなく走ることができるよね?ということですね。

上山の自転車を例に

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上山の仕様は52-36tの11-32tになっています。
どちらの歯数も2番目に大きい歯数の物が上山にはあっていました。
ケイデンス90時
一番軽いギアで12.8km/hと登りには必要十分な速度が維持でき
トップギア53.8km/hとこちらも必要十分
一番使う歯数は20tで29.6km/h,18tで32.9km/hと上山にはちょうど良い歯数を見つけることもできております。

このように一番使う歯数をコミットしていくことで自身の体も合わせたオールマイティなカスタムをすることもできます。

変更する際にはリアディレーラーのキャパシティもチェック

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リアディレーラーとはこの部分
下側に伸びてきている部分がプーリーゲージというものになりますが
長いものと短いものがあるモデルがあります。(現行の12速は1種類)
スプロケットの歯数を変えた時に指定の歯数に入っていないと変速がうまくいかないことも多く
いろいろ試すのも沢山パーツを変えないといけないのも事実

多段化が進み

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写真は現行12速用のスプロケット
11速以下のスプロケットは歯数の種類が5~7くらいあったと思いますが
12速は3種類しかありません。
しかもそのうち2種類しか基本使えません。
多段化や現在のスポーツバイクのトレンドとしてスプロケットをいろいろ変えて試して行くというよりは平坦屋は小さい方登りを楽にしたい人は大きい方の様に大枠で決まってしまっている感じですね。

最後に

今回の内容が一番刺さる方は10段以下のコンポーネントを使っていてより細かくカスタムして楽しんでいる方なのではないでしょうか?
11段変速もあると大きく軽いギアと平坦を走っているときの変速のギア飛びもそこまで気にならないようになってきているため
そのまま使っている人も多いように感じますね。

店頭にて自身の使い方に合わせたカスタムをしたいよという方はスタッフまでお声掛けください。
その際は普段どのギアを多く使っているとか、坂道でもっと軽いギアが欲しいなど要望も一緒に調べて置いていただけるとご案内がしやすくなると思います。

 


 

 

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