【ホイール】SHIMANOハイエンドのDURA-ACEホイールが揃ったので多少の比較とおすすめユーザーの解説をします。
by: 上山 翔

SHIMANO WH-R9270-TL

こんにちは、池袋チャーリー店上山です。
しばらく入荷してこなかったDURA-ACEのホイールたちが3種類揃いましたのでせっかくなので全部ご紹介しましょう。
どんなユーザーにおすすめかもお話していきましょう。

リムデザイン

新設計された内幅21㎜のリムはSHIMANOの中で最大の空力性のを有し軽量で剛性の高いリムを生み出しました。
同設計のULTEGRAグレードは空力の設計は同じだとしても剛性面ではやはりハイエンドDURA-ACEに軍配が上がるでしょう。

さらに明るいロゴはDURA-ACEだけですよ。

チューブレステープ

SHIMANOはチューブラーが流行っていた時からすでにチューブレスに手を出していました。
それからずっとチューブレスホイールとして発売しているのですがもちろんクリンチャーとしても使えます。
そしてチューブレスレディと違いリム側からの空気漏れをシーラントなしに防ぐことができるので気密性もホイール側からは守られます。(シーラントは結局必須ですが。)

HG-L2フリーボディ

ロードホイールだとDURA-ACEにしか使われていないL2フリーボディは12速の切欠きが増えたスプロケットにぴったりとフィットしこれまでの11速スプロケットなどとは互換がなくなってしましました。
その分力を受け止める面が多く作られることでフリーボディにスプロケット食い込んで壊れるといった事も少なくなり
12㎜スルーアクスルになったことでベアリングの幅を確保するために薄型になったフリーボディの破損の対策にもつながっていることでしょう。

スルーアクスル＆センターロック

今や自転車、特にハイエンドはディスクブレーキ環境SHIMANOを筆頭に規格が大分安定してきたことでしょう。
12×142㎜スルーアクスルにセンターロックのローター取り付け数年かかりましたが大方のブランドが追従しこの規格に合わせられたのでパーツ選びも楽になったものです。
簡単かつ高精度に取り付けできる規格の確率はどの時代の機材でも必須でいろいろずれるとユーザーも困りますからね。

こんな人におすすめ

C36

一番ローハイトな36㎜ハイト1,350gとローハイトと言われるようになった今でも普通に軽量だと思います。
そして36㎜のハイトは最低限の空力を有しメインターゲットはヒルクライムをメインに走られている方というのは変わらないと思いますが
漕ぎ出しの軽やかさがあることでそこまでパワフルなライダーでなくても扱い易い1本であることや
早くではなく登頂することが目的のヒルクライムでも軽さが重宝するでしょう。
ガンガン加速するスピードライダーでないけどしっかりとしたハイエンドが欲しい方におすすめ

C50

リムブレーキ時代のディープリム昨今ではより軽量化を果たし1,461gまで軽くなってきたためセミディープの終わりあたりの位置づけになってきているようです。
このハイトであればヒルクライム日本だと富士ヒルクライムなどでも十分に使え最後の勾配が緩やかな部分での加速にも申し分ない1本ではないでしょうか？
C60に劣らない空力性能で平坦から登りまでどこまでも1本で走って行きたいオールラウンドなホイールをお求めの方におすすめ

C60

C60だけHRと名前に付けられているのですがそれは横剛性が他よりも20％高めてある高剛性モデルとのこと
C60だけ後発で発売されたモデルと記憶していますがパワフルなスプリンターに向けた1本であることは確かでしょう。
60㎜は文句なしのディープリムであっていると思いますが1,609gと今までのホイールたちと比べるとかなりの軽量化を図っているモデルとも言えます。
自転車を横に振るスプリンターのようなパワフルな加速力が欲しいときはこのホイールを置いてほかの選択肢はないでしょう。
重量面ではほか2本に劣りますがsパワーのあるライダーであれば十分に登りセクションでも走り抜けることができるでしょう。
そんなことよりもゴールをとることに注力したい。より爆発的な加速力が欲しい方におすすめ

¥384,069-
↓ワイズロード特価
¥345,662-

いかがだったでしょうか？自分がこんな乗り方をしている。こんな用途で使いたいなどなど店頭で相談いただいてももちろんOK
ぜひ店頭にてご検討ください。

ご案内は上山翔でした。