スポーツバイクを最短納期でご案内♪池袋でお買い得な自転車をお探しならY's Road池袋チャーリー店
ワイズロード 池袋チャーリー店 Y'sRoad Ikebukuro charley
2025/06/30 18:12

こんにちは、池袋チャーリー店上山です。
今回は車輪の固定ちゃんとできていますか?ということで
昔は年に1件聞くかどうかだった固定不足による脱輪、ここ数年数が増えて聞くようになってきています。
スポーツバイクはその軽快さや疾走感から気持ちよくなってメンテナンスせずにそのまま放置…ということも多いと思います。
ですがもちろんそのまま放置ではいつか重大な問題が発生してしまう時が来ます。
なんでも壊れます。自分だけ壊れないなんてことはありません。それは我々スタッフ達も同じです。
今回のお話は起こってしまうと自転車だけでなく乗っている方にも大きくダメージがくる物となりますのでぜひ正しく覚えて安全にサイクリングを楽しんでください。

一般的なスポーツバイクはこのような固定の方式になっていることが多く
一般車(ママチャリ)と言われる物よりも幾分か簡単に取り付けと取り外しができるようになっています。

一般車が工具でナットを締め付けるのに対しスポーツ自転車は写真のような棒が車輪を止めています。
見ての通り工具を使うところはなく手で簡単に取り付け取り外しが行えるようになっています。
それはスポーツバイク特有の走行レンジに起因している部分が多いと思います。
一般車ではせいぜい町中1~5㎞くらいが走行レンジで日常の足的な使い方の方が多いでしょう。
もちろんそれ以上走られている方もいらっしゃるかもしれませんがおおよそのターゲットはそこで間違っていません。
一方スポーツバイクはサイクリングというアクティビティつまりはスポーツになりますので5㎞や10㎞を大きく上回り20㎞50㎞100㎞と距離を延ばすことができる乗り物
例えばそんなに遠くでパンクなどのトラブルに見舞われた際に”自転車屋さんに診てもらおう”となりますよね?それは歩いていける距離?約10㎏の自転車を抱えて歩いて移動には酷すぎます。
となると自身で直すしかなくなるわけですね。
手で簡単に外せる理由はここにありパンクなどで走行不能になった際にさっと外して修理し”走って帰ってくる”
そう、この”走って帰ってくる”というのが重要でそのために簡単になっていると言えます。

今回ご紹介の固定方式で使われるのはクイックリリースタイプ手でぎゅっと締め付けるようにレバーを倒して止めています。
締め付けの強さは?
トルク数は?
なんて車のホイールみたいに取り付けの強さが決まったものではなく

掌の小指球ちょっと上あたり赤丸で囲ったあたりですね少し赤みかかった2線が見えると思います。
ここにレバーが当たりクイックリリースを締め付けました。
おおよそこれくらいの跡が残る強さで締めてください。
ここまで曖昧でユーザーのメンテナンスだよりの固定方式ということですね。


レバーの表裏の写真ですが
このように基本的にはクイックリリースのレバーに文字が彫ってあり自転車の側面から見た時にCLOSEなら閉まっていますしOPENなら開いているということになります。

たまに何も書いていないものもあるかと思います。
そういう場合はレバーの付け根が分厚い方が固定できます。
上山の経験上だとレバーがフレームの方に向けて沿っている方が固定できると思います。

写真は開いている状態なのですが
この状態で反対側のナットを指で回していくと閉まっていきますのでそれで固定ができたと考えている人が本当に多いです。
町中を歩いていると月1くらいで見るかなというくらいには多いです。
いつ脱輪してもおかしくありませんのでぜひ正しく固定しなおしてください。
物はいつか壊れます。
それは正しい整備が日ごろから行われていない時にも起こります。
買ってから半年、1年は短いと思われると思いますがまあまあ長いです。
我々ショップスタッフ達だって条件は一緒、日々メンテナンスを行って長く楽しく乗れるようにしているのです。
壊れるのも転ぶのも好きな人なんていませんからね。
我々日本人は生まれた時から一般車のメンテナンスをほとんどしなくても動いてくれる自転車が身近にあるという恵まれた国に生まれています。
そのため自転車を整備するといった事が頭から抜け落ちている人が本当に多いです。
本人がただケガをするだけであればそれは仕方のないことですが相手方がいた場合は本当にまずいです。
日頃のメンテナンスを心がけてください。
今回は、リムブレーキや一部のディスクブレーキ車種に使われているクイックリリースという固定方式についてのお話になりました。
別の取り付け方式も存在しますのでご自身の自転車にどんな固定方式が使われているのか?正しい止め方など購入したお店の方に聞いてみるのもいいでしょう。多分快く答えてくれるでしょう。