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ワイズロード 池袋チャーリー店 Y'sRoad Ikebukuro charley
2025/12/02 20:30
今回、馴染のお客様より点検をご依頼頂きました。
目次
息子さんの勧めでロードバイクを始めて以来、ずっと長くお付き合いさせていただいているお客様が、定期点検でご来店くださいました。
こうして継続してメンテナンスを任せていただけること、本当にありがたい限りです。
2016年購入車体なので間もなく10年を迎えますが、定期的に点検やオーバーホールのご依頼をいただいているおかげで車体の状態は良好♪
(もちろん何よりもお客様自身が大事に乗られていることが一番の理由ですが)
各ボルトなどには緩みなどはなく、前後の変速機などにもズレなどはなく、基本的には問題ナシではありますが、やはりタイヤ・バーテープ・ブレーキシューなどのパーツには消耗が見られます。
特にタイヤはセンター部分のゴムが薄くなっており、地の素材がチラリと見え始めている状態なので、すでに交換時期に入っています。
元々装着されていたタイヤはすでに廃盤商品となっているので継続モデルでの交換に。長く乗る間にタイヤ規格もアップデートされており、新ETRTOに合わせてサイズも見直します。従来品に比べ耐パンク6%UP、摩耗のしにくさ27%UPの少しいいタイヤに交換しました。
現行モデルはワイドリムを想定した新ETRTO規格に準拠したモデルなので装着されていたそのままのサイズを装着した場合、細くなってしまいます。それを見越しワンサイズ上のタイヤ幅を選択。見た目の違和感もなくバランスよく装着できました。
同じく消耗が進んでいたバーテープも交換。走行中は常に接地している箇所だけに擦り切れています。
今回併せて消耗が進んでいたブラケットカバーも交換させていただきました。
組み込まれているのは5800系105で二世代前のモデル。すでにレバー自体は廃盤となっておりますが、5800系105は同世代6800系アルテグラ(4700/4703系ティアグラも)とブラケットカバーが共通なので、対応品にて交換。
上記パーツは見た目にも明らかな消耗が確認できるので交換時期も分かりやすいのですが、ゴム・樹脂製品は消耗でなく劣化にも注意が必要。
使用していなくても長い時間経過したゴムや樹脂製品の場合、硬化して柔軟性がなくなるため従来の性能が発揮できなかったり、力が加わるとヒビや破損の恐れがあります。お客様と相談したうえでブレーキシューも交換になりました。
他に劣化が分かりづらい箇所で言えばチューブでしょうか?
「空気が入るから大丈夫でしょ?」と、劣化したチューブをそのまま使いまわしし続けると思わぬところでパンクや空気漏れが起こる可能性が高まりますので、タイヤ交換時に一緒に交換する方がオススメです。
自転車の状態などにもよりますが、今回『点検(¥2,200~)』をベースに、以下が点検で見つかった箇所の追加工賃
・「タイヤ/チューブ交換(片側¥1,650~)」x2
・「バーテープ交換(¥3,300~)」
・「ブレーキシュー交換(片側¥2,200~)」x2
・「部品代」
という内訳。工賃だけで言うと¥13,200-かかっていますが、定期的な点検と消耗パーツなどの適切な交換を行うことで10年しっかり良好な状態で乗れることも可能です。
当店では、作業前に概算のお見積りをご案内し、追加作業が必要な場合も必ずご相談しながら進めておりますので、参考にしていただければ幸いです。
今回のように「気になる前の点検」「交換時期かなと思ったときのご相談」をいただけると、大きな故障を未然に防ぎ、結果的にコストを抑えることにもつながります。
もちろん部品が廃盤するなどの問題はございますが、定期的な点検と消耗パーツの適切な交換を続けることで、10年でも、さらにその先の10年でも、快適な状態で乗り続けることが可能です。
これからも安心してロードバイクライフを楽しんでいただけるよう、引き続きしっかりサポートさせていただきますので、またお気軽にご相談ください!♪