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ワイズロード 池袋チャーリー店 Y'sRoad Ikebukuro charley
2025/12/16 17:48

目次
こんにちは、池袋チャーリー店上山です。
遅くなりましたが後半戦やっていきましょう。
後半はロードバイクを複数乗ってきたのでその感想などを語らせていただければと思います。
インプレなんて仰々しい物ではありませんが楽しんでいただけたら幸いです。

最初に乗ったのはMADONE SLシリーズその中でも6番グレードはエントリーからワングレード上のモデルとしてラインアップされる1台になります。
以前に乗ったことがあるSLシリーズですがこの車体に搭載されているのは私も個人的に使用しているAEOLUS ELITEの50㎜ハイトのモデルになっています。
また105Di2を搭載する事でより高レスポンスでの変速に対応するアッセンブルになります。

以前に乗った時は諸事情ありサイクルウェアでもシューズでもなくふらっと乗せていただいたという感じでした。
あの時はアルミホイールでMADONE用はちょっといいハブが使われていて重量面でも悪くないはずですがなんだかもうちょっとレスポンスが欲しいなぁと思ったのですが

エントリーカーボンとして作られるAEOLUS ELITEのホイール、これがそこそこの剛性がありいい感じの加速力アップに貢献していると思われ楽しく走れる1台でした。

MADONE GEN7から搭載のISOFLOWのしなりというのも普通に乗り心地が良くレーシングポジションになっていてもお尻への負担が少ないと感じる物でした。
このことからフレームの素養はやはりMADONEと言え、ワイズロードでも沢山SL5が販売されていると思いますが将来もしホイール交換の機会見恵まれれば積極的に変えていっていただけるとより楽しめる1台に生まれ変わると思います。
予算が見合う方はもちろん同社の作るAEOLUS ELITEホイールと105Di2が搭載されるSL6のお買い求めもおすすめです。

こちらは2026年2月頃発売予定になっているモデルチェンジR.T.CARBONになっています。
一新されたフレーム設計でより現代的な形状に、設計もフル内装に対応しました。
チェーンステー部分はCORRATECでおなじみのロープロファイルチェーンステーでしょうか?

フル内装ヘッドに切り替わったところですがヘッド周りは実はそんなに大きくなったように見えません。
CORRATECは昔からそうですがヘッド周りの造詣がきれいでおさまりが良いものが多いような気がします。
見た目の美しさはもちろん乗り手のモチベーションに繋がりますしいいことです。

乗り味はカクカクとしているセミエアロロードで跳ね返りは強くなく実に安定した加速感を持っていると思います。
価格帯も105メカで40万アンダーと他のブランドよりも一足抜けたお求めやすさがあるのではないでしょうか?
ここ数年エントリーカーボンのフレームの加速力は思っている以上によくなっていますので、この走りでこんなに安いのか…と思っていただけると思います。

ハンドル周りはどうしても構造が入り組み難しい見た目になっていると思いますがシートボスとは丸型でスタンダードなものが使われます。
カスタムや乗り心地の調整なども多少変えることができるのも買って乗りだけじゃないスポーツバイクという趣味に終わらない楽しさを与えてくれる1台だと思います。

今年は乗ってきましたCOLNAGO、昨年はモデルチェンジがなかったのでスルーしていましたが今年は奇抜なこの自転車に乗ってきました。
上山個人としてもCOLNAGOというブランドが好きで複数台所有しているのですが、最近のレースバイク達は別にCOLNAGOでなくてもいいよね…という感想の自転車が多かったです。
勝ってる選手が乗っているとかは上山には関係ありませんからね。
乗り味も他ブランドと似ているのではなくやっぱりCOLNAGOらしい癖のある乗り心地やハンドリング、調子に乗って加速していくとすぐに売り切れてしまうピーキーな1台が欲しい方におすすめ。

癖の強い見た目のY1-RSは実際どうなのか?
こんな見た目の形をしていますがこれが普通に走るんですよね…
これが!普通に!走るなんて思わないじゃないですか。
まさかと思ってシッティングで漕いでいっても特段変な感じはなく普通に速い自転車。
踏み込んでもいい感じ。
これがさらっと乗って思った事。

ただ自転車を振ろうとしたときに戻ってくるのが何だか早い自転車だなと感じるところがあります。
この戻るのが早いというのが立ちこぎの際に踏み込んで自転車が倒れてもレスポンスよく元に戻ろうとするんですね。
戻る勢いが乗ってスムースに加速できるようになればバッチリ早い自転車だと思いました。
更にハンドリングはやはり少しだけ直線に強いちょっとだけ補正されているような感覚になってくる1台だと思います。
これを踏まえてまたシッティングで踏み込んでみると、なるほど最初は気が付かなかったけど踏み込んだ際の戻りを生かした面白い加速力を感じることができました。
それは後方がしなるウィップ感とも、高剛性のはねっ帰りとも違う。
レスポンスというかリズムを人に合わせる、人に合わせさせる自転車なんだと思いました。
COLNAGOというブランドは昔は癖が強いバイクばかり作っていたのですが最近は勝てるバイクを作っている印象でしたね。
今回のY1-RSに関しては正直COLNAGO好きの方でも楽しいしレーシングの最前線で戦うのもかなりいい選択になると思います。
もちろん安くないのはわかりますが他も同じように高級フレームとなれば楽しく好きなフレームに行くのもいいと思います。

今年モデルチェンジしたTEAMMACHINE SLR 01ハイエンドモデルになっています。
ついこの合いだチャーリー店でも試乗会を開催させていただいておりましたがここでシューズとかも併せて乗ろうと思いまっていました。
BMCというブランドに初めて乗ったのですが今までいろいろな方々から聞いていた話とやっぱり加速力に優れて相応に固くなっている自転車というのが上山含め多くの方が抱く印象だと思います。
1世代前もそうだと聞いていたのですがこの新型に関して特段乗り味が固いなぁとかはねっ帰りといった印象は受けませんでした。

細身のヘッド周りは一新されていますがスムースなつくりはよりブラッシュアップされた印象があります。

今世代のTEAMMACHINE SLR 01は全体的に細くなりシートクランプも臼タイプから後方から押し付けるタイプへとシンプルコンパクトに軽量化が進められています。
一回り細くなってもBMCの十八番ドロップドシートステーは同じくで乗り心地が実際よく一昔前のカッチリ硬いロードバイクとは一線を博す乗り味でしょう。
また固くないと早くないのか?というとそうではなく技術的な進歩というのが感じられ加速性に優れていると思います。
昔みたいにパワフルなスプリンターだけが乗りこなせるマッチョなフレームではなく上山位の筋力でもしっかりと強い加速力を享受できる自転車に仕上がっていると思います。

前作からですがボトルケージの掲示用ありきの空力設計は変わらずですが新型はさらに軽量化されよりフレームとのフィット感を向上させました。
シートチューブ側はよりめり込み、ダウンチューブ側はこのボトルケージありきで段差付きのチューブになっていることから見栄えも含めて専用がおすすめ。
現状SLR01しかこの形にアップデートはされていませんのでフレーム販売など付属してくるので今心配する必要はありません。

今回試乗したのは完成車でラインナップされているモデルになっていて140万オーバーのやはりハイエンド、高級車であることに変わりはありませんが
CR40のカーボンホイールや左足計測の4iiiiパワーメーターが標準で付属してくる豪華な仕様になっています。
完成車写真だとホイールのハイト高いなぁくらいしかわかりませんがスペック表を見に行くとしっかりと書かれています。
ここまで付けてきていると購入後にポジション出しさえ終わればすぐにトレーニングから実践へとあれやこれやを変えてなんて考えなくてもいいのはかなりいいですね。

2020年からフレーム設計をより頑張っている世界のBRIDGESTONE今年の新作はREシリーズのアルミフレーム。
コンフォート系のロードバイクは近年かなりのタイヤ幅まで入れられるように進化してきておりこの車体も例外ではありません。
実はこれまでもRL6などのアルミ系モデルもかなりのスペックで本当にアルミフレームか?疑いたくなるくらいの走りを見せた自転車達でした。
そんな頑張っているアルミフレームが今度モデルチェンジをします。

コンフォート系というと乗り心地重視で野暮ったい加速感の自転車なんでしょ?
という疑ってかかるのもまあ仕方ないですがそもそも分野が違いますからね。
その昔はすべて同じジャンルとして位置づけられていたのですがフラットな路面と凹凸のある路面のレースどちらでも同じもので出てと言われても困るわけです。
それはオンロードスポーツカーとSUVを同じ土俵で比較しているのと同じこと。
でも同じ車同じスポーツ系の車ですよね?とはなりませんよね
オンロードカーで土手のような傾斜を攻め込むことはないしSUVにスピードだけを求めた走りをすることは本来はありません、だってもっと適した乗り物があるから。
コンフォートロードもリムブレーキ時代は大きく差を付けずらくあんま変わらないね!じゃあ同じ土俵だねと考えた人がいたんでしょうね。
今ではオンロード系では逆立ちしても入っていけないグラベルに攻め込んだり持ち前の乗り味や姿勢を生かしたロングランに採用される方向性で強くなってきているモデルがDISC化と共に増えてきています。
この自転車も完成車搭載で32Ⅽのワイヤービードタイヤが付いています、このタイヤ同社RL1のクロスバイクに採用されているモデルらしくお世辞にも軽いとは言えないタイヤでしょう。
ですがこのタイヤが付いていても思っている以上によく走るのでお値段以上の性能を持っていると思います。

採用されるのはカーボンフォーク。
形状は違いますが素材的にはRL8と同等グレードになっているようでそんな高性能な物を付けてしまっていいの?
しかも金型一緒で製造コストを抑えたとかではなく新たに作り直したというフレームよりワングレード上のフォークが付いています。
ハンドリングの良さはフォークと思いますが32Ⅽが付いてここまでいいというのも不思議な感じです。

ダウンチューブのパイプにはRE8と同じ形をアルミで落とし込みました。
???
理解できないのも無理はないでしょう。
あの形が再現できるならいろいろなメーカーが全部のパイプを空力ありきの落とし込みが行けるでしょうし

これがカットモデル。
左は3DプリントのRE8、シルバーがRE6のアルミ合わせてみましたが1㎜誤差があるくらいの変わらぬ形状。
アルミでここまでやるなんて…さすがは世界のBRIDGESTONE
エントリーロードの15万円前後でお買い求めいただける価格帯だったと記憶しております。
初めての1台におすすめで走って行く方向性がオンロードオフロード果敢に攻めていきたい方にもきっといい選択肢になるでしょう。

今のハイエンド系セミエアロオールラウンドな1台であるSETTANTAその気品のあるいでたちはDE ROSAの魂のようないでたちを感じる美しさがありますよね。
設計には3パターンのレイアップカーボンを巧みに組替え配置を変えていく事で剛性、重量のバランスを取った1台となっています。
上山はワイズロードで一番乗りにお客様にご案内販売をさせて頂きました車体でした。
ですがやはり発売したてで乗ったことのない自転車でもあったため今回もちろん乗ってきました。

乗り始めてパッと剛性感のわかるような感じはせず走りだしやすいです。
立ちこぎで自転車を振る際にはかっちりとした剛性感を持ち上半身で自転車を振っての加速もしやすいヘッド周りの剛性が感じられます。

中速高速域へと伸ばしていく際に少し溜まって跳ね返ってくるような伸びを見せますが、溜まっている部分でもしっかりと触れたりせず芯をもって直進性があるフレームだと思いました。

SETTANTAはDE ROSAの70周年記念で設計されたフレーム近年はまたレースの環境から離れてしまっているようにも感じるDE ROSA
短めの試乗コースではありましたがしっかりとした加速力や走りの良さを感じる1台、今レース環境に戻ってきてもいい走りをしてくれそうと思いますね。
3種類のレイアップを設計士の長年の設計思想をDE ROSAらしい、イタリアらしいバイクに仕上がっていると思います。

この自転車は今回の試乗会で一番すごい…って思わせてくれた1台だったかもしれませんね
別車体の時もお話したコンフォートロード系の自転車でハイエンドクラスの超ハイスペックモデル、それがLab71
プロ選手たちが使うのはHi-ModのカラーリングがLab71ということなので選手たちが使っているモデルよりも上のグレードというのがLab71のすごいところであります。
そしてノーマルMod、Hi-Modに関してはSUPSER SIX、SYNAPSEともに同じ素材の配合とのことで近しい剛性感をレイアップをいじることで調整しているとのことですがLab71に関しては配合からそもそも違うとのことでSYNAPSEと言うよりはLab71という自転車という方があっているのだと思います。

上山も普通にSYNAPSEと考えて走りだすわけですがまずハンドリングの切れの良さに驚きシッティングの伸びていく加速にさらに驚きます。
そして立ちこぎで踏み込んで乗っていくわけですが普通に踏み負けました…固い、その分伸びるのですが上山程度の力では踏み負けてしまいます。
それでも快適なのです。
乗り心地がいいのが頭が混乱してくるレベルで何だこの自転車…と思って乗っていました。
極端に分厚い部分なんかは無かったと思うのですが…

フレームのこういった極端な曲げ部分などを踏まえた衝撃いなしなども含まれていたのかもしれません。

先代の四角っぽかったダウンチューブは形状を一新しカムテール系でしかも大型なパイプになっています。
最近の空力的にはダウンチューブはやっぱり結構太いものを使っているモデルがありますがこの自転車もその1台でしょう。

ハンドル周りはSUPER SIXシリーズに同じくMOMO DESIGNのハンドルを採用しています。
これ叶い薄っぺらくてかなりかっこいいです。
空力はいいんでしょうがパッと乗ってわかることはないでしょう。

この車体はRESERVE 4249のホイールを採用しています。
プロレースで採用される機材にも入っていてタイヤにはCORSA PRO CONTROLが使われます。
このホイールもかなりいい加速力が手に入るホイールセットであると思います。
約25㎜という内幅に32Ⅽの太めのタイヤが使われていてもタイヤ自体の重さなどはさして感じるところはなく
リム幅とタイヤ幅がおおよそ同じくらいになることで19mmリムに25Ⅽタイヤを付けた時のような使用感になっていると思います。

上山が乗ってみたい自転車を中心に選んで走ってきました。
ツーリングメインでレースは走らないユーザー目線で楽しんでいただける部分をご紹介させていただきました。