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【チャーリー店本日の作業日記】セールシーズンに向けてハイエンドなオリジナル完成車を組みます。【TREKロードバイク】
by: 田中義臣

チャーリー店、本日の作業はバラ完。

特価フレームと特価パーツを組み合わせ、アウトレット店ならではの超お得な完成車に仕上げます。

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ベースとなるフレームはこちら。

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TREK
DOMANE SLR Gen4
Project One Icon Color(Juniper Tie Dye)

定価¥754,600‐(税込)

快適に、速く、遠くまで走れる『エンデュランスロード』の最高峰、『ドマーネSLR』を組み立てます。

現行の第四世代ドマーネは、快適性を維持しつつさらに速さを追求するため、空力性能を強化。

シリーズ初のケーブルフル内装モデルとなりました。

それに伴い、ヘッドチューブに内蔵されていたフロントサス機構が無くなったため、重量も大幅軽量化。

代わりに対応タイヤサイズをグラベルロード並みのMAX38cとし、衝撃吸収性やトラクション性能を高めています。

Juniper_Domane

今回の『ドマーネSLR』は、カラーオーダーサービス『プロジェクトワン』によるスペシャルペイントバージョン。

絞り染めをイメージした、マーブル模様の『ジェニパータイダイ』カラーに仕上げられています。

 

 

 

せっかく太いタイヤに対応してるのでホイールも・・・

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SHIMANO GRX
WH-RX880

定価¥283,722-(税込)

フレームが太いタイヤに対応しているので、ホイールも太いタイヤに対応したものをチョイス。

シマノGRXシリーズの最高峰カーボンホイール、『RX880』を取り付けます。

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リムハイトは控えめな32㎜ですが、リム内幅は超ワイドな25㎜。

(完成車のドマーネに付いていることが多い、ボントレガーの『パラダイムコンプ25』や『アイオロスVシリーズ』と同じリム幅です。)

オンロードだけでなく、軽いオフロードまで想定したグラベルモデルですが、『ペア1397g』と超軽量に仕上がっています。

デュラエースC36‐TL(1350g)と比べてもほぼ遜色ない重量ですね。

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 一番の特徴は、デュラエースホイールと同じ、『ダイレクトエンゲージメント』フリーハブを採用している事。

 パワー伝達効率の高い面ラチェットタイプのフリーで踏力のロスが少なく、ダイレクトに力が伝わる感覚が魅力です。

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また、DTやマビックなどの他社の面ラチェットと比べ、非常に空転抵抗が少ないので、脚を止めている時も気持ちよく進んでくれます。

現状のロード系ホイールでは、デュラとこのホイールにしか採用されていないプレミアム仕様です。

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 タイヤは、ちょっと冒険してグラベル用のセミブロックモデルをチョイス。

こちらのチャレンジ『グラベルグラインダーレースTLR』は、オンロードでも転がり抵抗の低いヤスリ目のセンタートレッドと、不整地でもしっかり食いつく逆ハの字型のサイドノブを組み合わせたモデル。

セカンドグレードの120TPIナイロンケーシング仕様ですが、実測約380gとかなり軽量です。

例えばGP5000S TRの32cが320gなので、ロード用のスリックタイヤと比べても最小限の重量増に収まっています。

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サイズ表記は33cですが、25cリムと組み合わせると実寸は37㎜ぐらいで、ドマーネのキャパシティ上限一杯くらいになります。

こうしてホイールだけ取り付けた状態だとまるでロードバイクではないように見えますがれっきとしたロードバイクですよ!

 

 

 

コンポはもちろん電動仕様!

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ULTEGRA Di2 R8170 serise
定価¥304,380‐(税込)

※BB含まず。エレクトリックケーブルの長さなどで若干変動します

ハイクラスなフレーム&ホイールに合わせるならもちろん電動コンポ。

今回は『アルテグラDi2』を組み付けます。

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まずは配線から。

ドマーネは、ダウンチューブに蓋が付いていて中に小物が収納できるストレージになっているので、かなり楽に配線できます。

こちらのバッテリーホルダー兼ケーブルクランプはストレージの蓋から中に入れ、ダウンチューブにねじ止めします。

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取り付けてブレーキホースを嵌め込むとこんな感じ。

中でホースが暴れないので音鳴り防止にもなって良いですね。

無線変速になって、通すのはエレクトリックケーブル2本とブレーキホース1本だけなので、あっという間に終わるようになりましたね。

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リアブレーキホースは、ハンドルを切るとコラムに巻き付いて引っ張られるため、ハンドルを切りきったところで長さを決めていきます。

コラムの左を通すと右に切った時に引っ張られ、逆に左に切ると撓んで余るわけですね。

ドマーネならダウンチューブに手を突っ込んで直接ホースの貼り具合をチェックできるので、これまたかなり作業が楽です。

あまり撓んでも音鳴りの原因になるので、程々より気持ち長い程度にしてます。(後でハンドル幅やステムを変えやすいように少しは余裕を持たせます)

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いよいよパーツの取り付け・・・の前に、先に電動パーツのファームウェアをアップデートをしておきます。

秋口頃に重要なアップデートが来ていて、無線変速のハッキング対策が行われています。

これにはレバー(発信機)とRD(受信機)双方のアップデートが必要なんですが、レバーだけはスマホアプリではアップデートが行えず、PCに繋ぐ専用ツール(3万近くします)が必要になります。

無線変速のDi2をお使いで、長らくファームアップを行っていない方、店頭でも有償で作業をお受けしてますので、お気軽にお問い合わせください。

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RDを取り付けて・・・

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 クランクやFDを付ける前にBBを取り付けていきます。

トレックは近年流行りのスレッド式BB、『T47』を採用しているのですが、ちょっと注意点も。

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シェル幅が一般的なフレームよりも1㎜狭い、『85.5㎜』になっているんです。

実は、トレック純正BBは工具を引っかけるフランジの厚みを0.5㎜厚くして作業性に配慮しているそうですが、今回はトーケン製BBを使用するため、左右0.5㎜ずつスペーサーを挟まないといけません。

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ケーブル内装式ではケーブル類はBBより上側を通すのがセオリー。(専用のケーブルクランプやガイドなどがある場合は除きます)

万一、不意にケーブル類が強く引っ張られた際、BBのスリーブに食い込んで破壊してしまうのを防ぐためです。

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クランクとFDを取り付けてドライブトレイン周りはOK。

トレックのフレーム一体成型のFD台座には、専用のカーボンスペーサーを挟みます。

 

 

 

ハンドル周りは・・・?

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トレック純正の内装ステムは現在ほとんど欠品中なので、今回は特価になっているデダ『スーパーボックス』を使います。

エモンダやマドン用には専用のトップカバーが用意されていますが、ドマーネはデフォルトの丸型カバーでスッキリ収まりました。

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ハンドルはジャパンブランド、ワンバイエスの『JカーボンネクストVDS』。

トレックのISOコアと同じように、カーボンシートの間に振動減衰性の高い異種素材を挿入するVDS(バイブレーションダンパーシステム)を採用しています。

掌を置きやすいように肩部分を扁平にしたり下ハンを細く絞って握りやすくしたり、使いやすさに拘った意欲的なデザインのハンドルバーです。

 

 

 

パーツ取り寄せ中につき、完成は11月末ごろ。

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現在専用シートポストを取り寄せ中の為、今日のところはここまで。

ポストの入荷は今のところ11月27日頃の予定です。

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カスタムペイントのフラッグシップフレームに、ハイエンドホイール、電動コンポも奢ったので、定価だとおおよそ150万円弱。

大幅なお値引き額を予定しているので乞うご期待!

 


 

 

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