【ホイール】23,000円のアップチャージで48,000円分のタイヤが付いてくる”ARC1100”が店頭にラインナップ！
by: 上山 翔

DT SWISS ARC 1100 DICUT 50

12×100㎜スルーアクスル
センターロックロックナット
TLRテープリム
20㎜内幅
50㎜ハイト
1,527g(2,140gタイヤ付き実測)
¥407,662-

DTSWISS最高峰の空力性脳を誇るARC1100ダイカットホイールリムプロファイルは1400グレードと同じく高い空力に軽量性を有しさらなる高みを目指しハブの軽量化にセラミックベアリング化、スポークのグレードを更新しています。
言わずもがなな空力性能はスポークまでにも向上が見られこのホイールの為により磨きをかけた薄く剛性のあるものになっています。

1100と1400のハブは180と240という番手のハブになっていてこの番手の違いはベアリングがセラミックになっているだけという話があると思います。
もちろんそこも変わっているのだと思いますが180ハブを見てみるとディスクローターの取り付け部分のスリットが少し減らされています。
必要最低限のスリットでブレーキを受け止める追求されつくした軽量化が見て取れる部分ではないでしょうか？

フリーボディにもその話はでき何か所か削って溝が多いようにも感じます。
不要なところはとことん削り1gでも軽くすることで世界トップの選手たちの足を支えているホイールということですね。

ラチェットシステムは有名なスターラチェットからさらに進化させてRATCHET EXPというものになっています。
同じように360°どこからでも力をかけられる面合わせのラチェットにさらに簡略化を果たし軽量にという技術の進歩が見て取れます。

リムは内幅20㎜の物で大きすぎるワイド化は果たしておらず28㎜でも25㎜でもどちらでも扱い易いリムになっているでしょう。

そして今回はタイヤとチューブが付いてきます。
直近で発売したコンチネンタルのAERO 111 25ⅭとGRANDPRIX 5000 S TR 28Ⅽ、中身にはTPUチューブが使われています。
5000s TRはもちろん転がりの抵抗が低く超ハイスペックなタイヤということで知られていると思いますが直近で発売されたAERO 111 は風洞実験の結果からトレッドパターンを作り空力に優れるタイヤとして当時要したモデル。
今回フロントにだけ使われる理由は単純に正面から空気が当たるのがフロントだけだからでしょう。
後輪はサイドを滑るように風が流れるのですがそこであれば5000S TRももちろん空力が悪く作られてはいませんからね。

AERO 111が19,000-
5000S TRが16,000-
TPUが6,500-
これくらいするものなのですがすべて合わせて約¥48,000-とこれだけのおまけが付くホイールもかなりすごいのではないでしょうか？

タイヤチューブセットじゃないものと比べても¥23,077-アップチャージされますがそれ以上に帰ってくるものが多いのが特徴ですね。
今なら1400と見比べてご案内もさせていただくことができると思います。

ご案内は上山翔でした。