【上山自転車日記】BRYTON RIDER 650！ハイコスパ高機能スペックのサイコンはどうなのか？
by: 上山 翔

250721 上山自転車日記

こんにちは、池袋チャーリー店上山です。

前回こちらの記事にてRIDER 650の店舗でもモデルで試してきたのですが障りの評価を見られた方もいらっしゃることでしょう。
その際にもう一つチェックしたいことがあるからともう1週間借りて試していました。
結果どんな人、どんな使い方がおすすめか絞り込めてきましたのでご紹介していきましょう。

RIDER 650

こちらの記事にて入荷した旨のブログをあげさせていただいておりますがその後瞬く間に売り切れて現在入荷待ちという具合の人気機種RIDER 650

スペックは？

そろそろ上位機種と遜色ないくらいの機能が詰まっている端末になっていると前回ご紹介しておりますが
上の表を見る限りは正直ほとんどの機能を継承しており使えるという点では以前のモデルよりぐっと近づいたモデルと言って差し支えないでしょう。

使ってみて気が付いたこと

正直スピードやケイデンスなどの表示はどの端末どの機種でも変わることなく測れるというのがもはや普通になっていると思いますが
そんなのはどの端末でも正直一緒で同じ速度を出してくれるのでどうでもいいと言えばどうでもいいですよね…

上山自身使わせてもらって1回やそこらですべての機能が使えるかなんてわかるわけがありませんが
すべて機能はするが一緒に使うと処理が追い付いていかない感じがします。

実際ライドの際には
・スピード
・パワー
・心拍系
・ビューレーダー
・MAPルートアクテビティ
・スマートフォン接続
これらを行って走り出してコースアウト(コースが雑でいろいろな道に行っていた)をした際にリルート中にフリーズをしたりということが3回ありました。
RIDER 650 はすべてのボタンを同時押しで強制電源OFFができるのでつどそのようにして数回試しあきらめてルートアクティビティを終了しました。
その後はMAP表示でも何でもフリーズすることはありませんでした。

更に後日すべてのセンサー接続を無くしルートアクティビティだけをもってルートを外れまくって試してみたのですがフリーズすることはなく
リルートに時間かかっていたことを考えるとGPSの取得とリルート機能でMAPに線を引き直すという動作にはかなり端末のCPU性能が必要になるのだと思います。
このCPU性能がRIDER 650の¥24,750-の端末に搭載する限界なのだと思います。

MAPのプリインストール

BRYTON公式からアップデートツールというのが配信されていて世界地図と主要国のプリインストール地図が入っています。
昔の機種は入っていなかったとの情報を店舗スタッフからもらったので見に行ってみましたところ
画像の青くなっているところの詳細地図は最初からプリインストールされていました。
アップデート部分があるとのことで更新だけ行っておきましたが正直最初から入っている地図で問題になることはなさそうですね。

おすすめかどうか

上山個人としては普通におすすめなサイクルコンピューターです。
・マップの精度も良く地図表示やここに行きたいという指定した時のルートならば困ることはない
・2.8インチディスプレイの大きい画面で沢山のデータに触れることができる
・新設計の端末でありながらしっかりとマップを表示できるところなおかつ低価格を実現しているところ
この3点だけでかなりおすすめです。

どんな人にということであれば
スポーツバイクが初めてで地図を出して走りに行く場所までのルートを引きたいという方
週末のサイクリングでたくさん走りたい方
お求め安くて高機能な端末が欲しいという方
こういった方には特におすすめですね。

上山使っているときにフリーズしてしまったのは残念ですが正直そんなにセンサーを繋いでいろいろ計測している人ってそこまで多くないです。
いっぱいデータを取って自身のトレーニング性能を求めた端末として使うのであればおおすすめできません。

ご紹介は上山翔でした。