【GIANT】リム系最終世代のフルカーボンTCRは登りギアを用意してくれてるKOMモデル！
by: 上山 翔

GIANT TCR ADVANCED 3 KOM

クリスタルホワイトカラー
445Sサイズ
¥198,000-

GIANTよりフルカーボンフレームのADVANCEDシリーズで大台20万アンダーを実現するロードバイク
変速段数は2×10段と幅広くツーリングライド、レーシングライドと幅広く扱える自転車で
名前の後ろのKOMは「King of Mountain」の略で山登りに積極的なライダーを作る懸け橋となる1台でもあります。

このTCRはリムブレーキの最終形となったGen9の型を使っています。

内装システムは従来通りダウンチューブよりで馴染みのあるものになっています。

フォーク周りの形状は大きく変わったようには見えませんがここにもカムテール形状が含まれているためエアロフォークでしょう。

シートピラーには水玉の後ろをカットしたような形状が使われます。
ここも数世代で更新されている部分ですね。

そしてここがKOMとして発売されるモデルに共通しているところに思います。
TIAGRAなどのコンポーネントグレードは関係なくスプロケットの歯数が11-34tが使われているところです。
クランクについているチェーンリングが50‐34t後ろのホイールについているのが11-34tになるので
一番軽いギアの比率が1:1となりクランクを1回転でホイールが1回転するセッティングになっています。

こうすることで何が良いのか？
一昔前の完成車は11-28tという数字のスプロケットが付いているのが普通でした。
50‐34t、11-28tとなると1:1.21となり20％は自転車と自重を持ち上げながら走るのが普通でした。
20％て結構な重量ですからねだれしも楽をしたい、そう思うのが普通でしょう。

GIANTのKOMモデルはそういった細かい声にもこたえてくれる1台ですね。

ご案内は上山翔でした。