【府中×グラベル】CHECKPOINT乗ってみました。
by: 益子暁

　先日トレックジャパンさんの御厚意でお借りしていたCHECKPOINT ALR 5を、私も試乗しました！

　最初にお断りしておきますが、写真が1枚しか有りません。

　3時間近く乗りましたが、楽し過ぎて撮影どころか止まったり降りたりすることも忘れて走りまくってしまったのからです。ごめんなさい。走った場所と自転車と私の好みがぴったり合っていたようで、夢中でした。
　写真は先に試乗したスタッフ金城が書いた記事で御覧下さい。

　まず乗り心地。これがすごく滑らかで優しい！試乗車はALRなので、上位モデルのSLと違ってISO SPEEDを採用していないしアルミフレームです。なのに、とても快適。思ってたのと（良い意味で）違いました。
　タイヤだって、シクロクロスバイクより少し太いだけの35Cなのに（SCHWALBE G-One Allroundは単品で1本￥9,800もする良いタイヤなので、それも好印象の一因かも）。

　フレームやフォークは、より太いタイヤまで装着可能なクリアランスが有ります。それが売りなのですが、私はむしろ35Cより細いタイヤも試したくなりました。

　北米ではグラベルロードバイクは、グラベルのレース用の自転車。ロードバイクの一種という考え方のようです。だから未舗装路を「速く」走れます。
　CHECKPOINTもそうです。悪路用の多目的自転車の中でも根っこにロードバイクを感じます。軽快な操作感や心地良い加速は、まさにグラベルロードの特長です。
　もちろん、アドベンチャーバイクやツーリングバイクのような使い方も出来るようにボトル・フェンダー・ラック・バッグといった装備の為の拡張性は十分に確保しています。

　リアホイールの取り付け位置を前後し、リアセンター長を変えられる「ストラングルホールドドロップアウト」が採用されています。15mmも調整幅が有りますが、いちばん短い方から数mmの範囲がおすすめ。あくまで私の好みですけど･･････。それでも十分な安定感を感じました。

　試乗車は丁度良いフレームサイズだったとはいえ、サドル高以外は借りたままで乗りました。それでも初めて乗る自転車が自分の自転車かのように自然で扱い易い感覚でした。自分の自転車にしたいくらいに！

　自信を持っておすすめ出来ます。CHECKPOINT最高です。

TREK 2020 CHECKPOINT ALR 5 ￥213,000＋税

【フレーム】300 Series Alpha Aluminum
【フォーク】Checkpoint carbon disc, alloy tapered steerer
【タイヤ】Schwalbe G-One Allround, aramid bead, 700c35c
【メインコンポーネント】シマノ 105 2×11速
【ブレーキ】シマノ BR-R7070 油圧ブレーキ
【カラー】Volt Green
【重量】9.89kg（56cm、メーカー公称値）