ロードバイクコーナーには人気車種を大量展示中! 多摩サイクリングロードを走る際には、是非Y's Road 府中多摩川店にお立ち寄りください!
ワイズロード 府中多摩川店 Y'sRoad Fuchutamagawa
2024/12/15 20:07
今年も各メーカー様のご協力により、スタッフ試乗会が開催され参加してきました。
気になる新型を最速で試して、お客様へフィードバックしていきたいと思います。

まず、気になっていたバイクは自分もメインで乗っているジャンル、グラベルの新型。
アメリカブランドのJAIMIS。
近年、グラベルというジャンルもまだ無い頃、アドベンチャーバイクとしてデビューしたRENEGADEシリーズ。
冒険が似合うゴツめのデザインでタフに扱えるクルマでいうクロカン4WD車のような感じでしょうか。
正に今のグラベルバイクの走りだった訳です。クロモリフレームのSシリーズがメインですが、ハイグレードのカーボンフレームCシリーズもあります。(実は私自身もプライベートではC2に乗って普段は通勤、休日は林道へとのんびり走りを楽しんでいたりします。)
しかし、世界のグラベルシーンでは世界戦が行われていたりレースライドを目的としたグラベルバイクが多数デリバリーされています。そしてとうとうJAMISからレースも視野に入れたNew RENEGADEがCシリーズがデビューです。

車体価格¥605,000 (税込) Colr: Copper Tone
| フレーム | オリジナルM30モノコックフレーム |
|---|---|
| フォーク | モノコックカーボン M12mmスルーアクスル |
| ヘッドセット | Ritchey Pro Drop-in 1.5-1 1/8″ |
| ホイール | BOYD Jocasseeカーボンリム |
| タイヤ | WTB RADDLER チューブレス 700x44c |
| ディレーラー | Shimano GRX RD-RX822 GS |
| シフトレバー | Shimano GRX ST-RX820 |
| チェーン | KCMx12 |
| カセット | Shimano CS-M7100 12speed 10-45T |
| クランクセット | Shimano GRX FC-RX820 40T 170mm(48/51),172.5mm(54) |
| ボトムブラケット | Enduro 386EVO PressFit 24mm |
| ペダル | – |
| ブレーキ | Shimano GRX BR-RX820 ,RT-MT800 |
| ハンドルバー | Ritchey Ergomax Comp,6061 アルミ 31.8×420(48/50)440mm(54) |
| ステム | Ritchey 4-AXIS |
| シートポスト | Ritchey Comp Cerbon Zero |
| サドル | FIZIK Terra Argo x7 |
| サイズ | 48,51,54 |
| 重量 | 9.52kg |

現行の新しいRENEGADEから変わったボリューミーながらシャープになったモノコックフォーク。レース視野とは言えちゃんとストレージスペースは備え使い易い設計になっています。
実はこのタイプのフォークになってしれっと装備されたエンドシステム。このアルミパーツの上下を入れ換える事により、フォークオフセットを50mmから55mmへ変え走行感を変える事ができるのです。(例;オフロード仕様=50mm・オンロード仕様55mm)
ホイールにBOYD Jocasseeカーボンリム。日本国内ではあまり聞きなれないかもしれませんが、アメリカのサウスカロライナでハンドメイドでホイールを製作しているホイールビルドメーカーです。JAMISのハイエンドモデルでよく使用されています。JocasseeシリーズはカーボンリムでTLR仕様、ポイントは抑えるところはしっかり押さえ走りのダイレクト感に一役買ってます。

フレーム素材にJAMISオリジナルでもあるM30ハイモジュラスカーボンを使用。このM30は同社のハイエンドロードにも使用されていたスペシャルな素材。JAMISの本気度が分かります。(ちなみにJAMISのロードはあまり馴染みが無いかもしれませんが、アメリカ国内プロチームに供給されていたりしました。)
レースレベルでも本気で踏めるフレームに仕上がっている為ガチガチの乗り味なのではと思われますが、そこはRENEGADE。今までに培ったノウハウが活き芯はあるのにどことなくソフトさ、しなやかさがちゃんと感じ取れます。足に反発が少なく疲れが残りにくいので最後まで踏めるフレーム、バイクなのです。

ノーマルのタイヤはド定番でもあるWTB RADDLER 44c(TLR対応です。)タイヤクリアランスもしっかりあります。
メーカー公表は50cまで対応としていますが、使用するリム幅にもよりますし現実的には40~45Cがちょうど良いとこでしょう。
この位ないと落ち葉づまりや泥づまりが深刻化してしまいますから・・・。

現在主流はフロントシングルですが、どうしてもダブル化したい~という方にも対応しています。

コンポーネントは安心のSHIMANO GRX RX820(12s)シリーズでまとめられています。ペダルは付属していませんのでビンディングにするか、フラットペダルにするかは貴方次第!
実際試乗してみてシャープなハンドリング、コーナーリングのしやすさ、ダイレクトな踏み心地、以前乗っていたシクロクロスのフィーリングにそっくりでこのまま山に持ち込みたい気持ちになりました。しいて言うなら後ドロッパーポストに交換すれば完璧。(こういうのは後の楽しみでもありますね)
是非ご検討してはいかがでしょうか。
