ロードバイクコーナーには人気車種を大量展示中! 多摩サイクリングロードを走る際には、是非Y's Road 府中多摩川店にお立ち寄りください!
ワイズロード 府中多摩川店 Y'sRoad Fuchutamagawa
2025/06/05 23:01
ただいまワイズロード各店ではガラスコーティングのKeePerコーティングを強くお勧めさせていただいております。汚れがつきにくくなる、傷がつきにくくなる、といったメリットがあるサービスですが、実際のところはどうなのか、わたくし間野の所有バイクでご紹介していきたいと思います。
わたくしは2023年10月に購入したCannondale SUPESIX EVO 1に『EX KeePer』を施工しました。
わたくしは、光沢感がノーマルの状態よりも鮮やかな気がするんですけど、どうでしょうか?特にヘッドチューブ周辺を見てほしいです。
注意点も含めていろいろ書きますが、個人的な結論としては、EX KeePerを施工したメリットは非常に高いと感じています。今後購入予定のグラベルロードバイクにも施工したいと思います。

このバイクはほぼ舗装メインのロングライド用です。ですがわたくしは気が向けば画像のような軽いグラベルなどに躊躇なく突っ込みます。なので汚れやすいですね。
派手な泥汚れはそれほど多くはありませんが、砂埃がついたり、画像のようなコンディションだと落ち葉などがダウンチューブに貼りつくこともあります。汚れにくいのは確かなのですが、決して汚れが貼りつかないわけではありません。
ただこれらの汚れは、拭き取ったり水をかけたりすることで、かなり容易に落ちます。
距離が長いライドでは、車体装着型のバッグをよく使用します。特に多いのがトップチューブバッグです。ボルト固定型ではなく、面ファスナーのベルトで取り付けるタイプを使用しますが、この手のバッグはどうしても走行中に膝に接触したりすることで左右にズレます。
上の画像は、コーティングなしのSUPERSIX EVO CXのトップチューブですが、バッグがズレたことで擦り傷がついています。特にグラベルライドではバッグとフレームの隙間に砂が入ることもあるので傷になりやすいです。
同じバッグを取り付けることも多いSUPERSIX EVO 1のトップチューブは傷がありません。グラベルライド用のバイクではないので、砂の侵入リスクが少ないのは事実ですが、それでもズレることはあります。そのダメージは皆無。おまけに言うと、EX KeePerはコーティングの被膜に若干の弾力があって、バッグがズレにくいという効果も感じます。
生憎とこのバイク、砂利道で転んだことがあります。角の立った砕石だったこともあり、残念ながら大きな傷になってしまいました。一部塗装そのものが剥離しています。ガラスコーティングといえど、このような強い物理衝撃には対抗できません。
チェーンの跳ねに対しても、やはり万全とはいえません。チェーンは触れば分かりますが、変速段数が増えるほど薄くなり、鋭利になります。
ただしわたくしの場合は車輪外して輪行する機会も多いので、その際に付いた可能性のほうが高いです。だとしたら、けっこう守れているのかも。
KeePerコーティングは酸性、アルカリ性の溶剤に弱く、洗車をする際には中性洗剤の使用を指定しています。実は自転車店で販売されているケミカルは中性のものがほとんどありません。水無し洗車として案内する機会が多い『WAKO’Sフォーミングマルチクリーナー』も弱アルカリ性で、KeePerコーティングされたものへの使用はお勧めできません。
メーカー指定のものとしては下記の商品があります。
まめにケアできる環境であれば、水洗いだけでも十分。埃は、特に花粉などは被膜を浸透することがあるので、早めに払い落としておきましょう。
ここで気になるのが、ドライブトレイン廻りのクリーニング。チェーン油などの汚れはどうしてもケミカルの力を頼らざるを得ません。わたくしからは、手早くやって綺麗に拭い取りましょう、とだけお伝えさせていただきます。洗車頻度を減らすためにワックス系のチェーンルブを使うのも有効です。
長いみるか短いとみるか耐久年数3年。もちろん、ケミカルの使用などで被膜が薄れ、短くなる場合もございます。
現在のロードバイクやグラベルロードバイクのモデルチェンジ頻度はだいたい3年。誰もが買い替えできるわけではないですが、モデルチェンジまでの間に汚れや傷が防げて新品同様の輝きが持続できるのであれば、悪い気はしないはず。
そして新車の3年を守りきれたなら、たぶんバイクへの愛着はかなり強くなるってものです。その後も末永くお付き合いするために、最初の3年がピカピカ続くのは大きなメリットだと思います!

断然、最上級のEX KeePer(施工費用20,000円)です。被膜の厚みが違います。この厚みが擦り傷など寄せ付けない圧倒感に繋がります。大切なバイクのご購入時には、ぜひ施工をおすすめします。

費用対効果に疑いを感じるのであれば、ECOプラスダイヤモンドKeePer(施工費用10,000円)を試してみるのも良いでしょう。

ダイアモンドキーパーfor Bicycle(施工費用5,000円)は、汚れ耐性は上がるものの、コーティングによる色むらが出ることが多く、府中多摩川店ではお勧めしていません。
KeePerコーティングは、ワイズロードにて新車をご購入いただく際に施工させていただく追加サービスです。詳しくはご購入相談時にお問い合わせください。
5th June 2025
ワイズロード府中多摩川 まのゆうすけ