ロードバイクコーナーには人気車種を大量展示中! 多摩サイクリングロードを走る際には、是非Y's Road 府中多摩川店にお立ち寄りください!
ワイズロード 府中多摩川店 Y'sRoad Fuchutamagawa
2025/05/19 23:50
日曜日はお休みをいただき、ライドイベントに行ってきました。昨年、プレイベントが開催され、今回晴れて(?)第1回が開催の運びになった『富士グラベル』です。個人的には2年ほど前から開催を模索している話を伺っていて、昨年のプレイベントに参加できず残念に思ってました。
なにしろ、首都圏から近い富士南麓。アクセスがしやすいのは大きなメリットですし、富士山ということだけでテンションがアガります。
天気が心配されましたが、前日は強風を伴う雨。当日も週間予報では雨が懸念されましたが、なんとか曇りで済みそう……と思って東名高速を走っていくとだんだん雲行き怪しく。そして御殿場に入ると濃霧で100mも視界がない状態。スピード感覚も失われて危ない危ない。
裾野インターを降りて会場へと登っていくにつれ、雲の上に出たようで富士山が顔を覗かせました。
が。
会場の『富士山こどもの国』は、やっぱり濃霧の中。
会場ではグラベルイベントではお馴染みのPanaracer、Cannondale(インターテック)をはじめ、JAMIS、Santa Cruz、Bioracerといったブランドのブースが出店していました。まだ1回目ということで規模は小さい感じですが、ニセコグラベルの第1回なんてブースはありませんでしたからね(コロナ禍だったのもあるけど)。
CannondaleとCanyonでは試乗車によるガイドツアーも行われました。最新のTOPSTONE CARBON、府中多摩川店にも在庫ございます。いかがですか?
スタートの8時、ちょうど霧が晴れてきました。出発!
おお、富士山見えてきた!
……でも富士山見えたの、実はこの時だけ(笑)
富士山見えない理由のひとつは、大部分がこのような深い森の中だから。最初は日差しを透かす広葉樹の森を進みます。路面もスムーズだし斜度もきつくない。これは楽しいし、ビギナーさんにもおすすめできる!早くもナイスグラベルの評価。
林道ってことは林業が行われているので、次第にフィールドは針葉樹の人工林に移っていきます。雨の影響が懸念されましたが、やっぱり富士山だけあって水捌けが良いです。グラベル区間はだいたいこんな感じで水溜まりはありません。
ふたたび霧が深くなってきました。
日差しのある森も良いけど、霧煙る森って最高。
今回唯一下車した場所。写真にすると分かりにくいのですが、けっこう溝が深くて、しかも斜面が緩い。グラベルロードだと相当テクニックないと乗車クリアはできない気がする。まあ、轍を見る限り行った人もいるみたいだけど。
絶景スポットとは?(笑)
16kmほどで最初のエイドに到着。
ここではつけ麺ならぬ『つけナポリタン』をいただきました。感覚的にはまだ走り始めだし、ちょっと多いかなと思いましたが、酸味のあるソースでおいしくいただけました。そういえばここまで一滴もドリンク飲んでませんでしたよ。
グラベルイベントでキャノンデール協賛といえば、グラベルソファー。どうやら富士山背景に撮れるはずだったみたい。
こんな感じだったのに、私の出発と入れ替わりで到着したキャノンデールの試乗車ツアー面々は、霧が晴れて富士山が見える写真撮ってましたよ。持ってるなぁ(笑)
走り始めてすぐ、こんな明るさになっていたので、さもありなん。
今回もCannondale 2022 SUPERSIX EVO CXのグラベルカスタムで参加
元はシクロクロス仕様でしたが、シマノGRX Di2で2×11速化。タイヤはPanaracer Gravel King X1 700×40C。ハイスピードグラベルレーサーという立ち位置ですが、わたくしはレースはやらないので軽量グラベルバイクとして使用しています。
久々にTOPSTONE CARBON LEFTYを持っていこうかと思ったのですが、路面が非常にスムーズだったので、サスペンションなしでも十分以上に楽しめました。
そういえばグラベルバイクのタイヤもどんどん太くなっていて、今回45Cや50Cを使用する方を多く見かけました。
ここは約22km地点。今回はショートコースとミドルコースの2カテゴリー開催で、ショートの方はここでグラベル終了、国道でこどもの国へ戻ります。ミドルはここから10名強のグループ編成を行ってセカンドステージです。
ちなみにここまでが富士山の裾野で、この先は愛鷹山の裾野へ入っていきます。
前半は登りもたいしてキツくなく、下りも急ではなく、良い感じにアップダウンして体力的にも走りやすいルートでした。ここから少し長い登り、長い下りが入ってきます。
前半はスタッフさんがたくさん配置されていましたが、後半は基本的に走れる人たちという前提。進入防止の遮断棒も下がったまま。(許可を得て走っています)
なんかいい感じにエイドが見えてきた。
地元のお茶屋さん提供のお茶とお団子、おいしかった!お団子の味噌はこれ何だったんだろう?聞けば良かったな。このあたりではお茶は緑茶よりほうじ茶がメインらしいです。
お~洗い越しだ!ヾ(*´∀`*)ノ
いや~、かなり楽しかった!
今回まだ第1回ってことで、ロングコースの設定がなく、ミドルの距離は約44km。獲得標高も1,000mほどでしたので、実は昼過ぎには終了でした。本音としてはもうちょと走りたかった。翌日も休みだったのでホテル取っちゃったし(笑)
水捌けの良いグラベルだったので、実際汚れたのは舗装路が多かった模様。
環境の良さ、首都圏からのアクセスの良さは抜群。ルートも今回通っていない林道がまだまだたくさんある気配。何より、グラベル率70%は驚異的です(ニセコなど多くて50%強)。
国内のグラベルイベントでは長い登り・長い下りが当たり前でキツいことも多い中、適度な登りを含む美しい林間ルートで本当に楽しかった。晴れてもきっと良かったでしょうし、今回のような霧のなかを走るのも楽しく、今後しっかり成長してほしいイベントだと思いました。
※通常進入禁止のルートを含みます。無断進入はおやめください。
本当に楽しいイベントを運営してくださった皆様、地元富士市の皆様、一緒に走らせていただいた皆様、ありがとうございました。雨が上がった週末にお休みをいただき、店舗不在になりましたこともお詫びします。
次回参加予定イベントは7月末の『シマノバイカーズフェスティバル』です!
すでに先週からエントリーも始まっています。マウンテンバイクのイベントと思われがちですが、グラベルやロードツーリングも用意されているので、ぜひ遊びに行きましょう!
19th May 2025
ワイズロード府中多摩川 まのゆうすけ