ロードバイクコーナーには人気車種を大量展示中! 多摩サイクリングロードを走る際には、是非Y's Road 府中多摩川店にお立ち寄りください!
ワイズロード 府中多摩川店 Y'sRoad Fuchutamagawa
2026/02/22 23:12
こんにちは!
マウンテンバイクダウンヒル大好き!
府中多摩川店の池田です。
今回はインプレブログです。ご紹介するのはグラベルタイヤ。
この度ブイ・ティー・ジェイ様よりvittoriaのグラベルタイヤ TERRENO T80 COARSE LOOSEをお借りしました。

今回はTERRENO T80のインプレブログですが、
まずはTERRENO各モデルに適したフィールドやライドスタイルのご紹介もしてみようと思います。
目次
突然ですが皆様、グラベルタイヤは純正から変えていますか?
完成車についてきたモデルをまずは使われている方が多いと思いますが、
遊び方の方向性が定まってきたらとうとう交換どき。
そしてグラベルタイヤにも性格分けというものがあります。
グラベルレースやグラベルバイクでのトレイルライドが盛んなヨーロッパや欧米と、
日本のグラベルライドの様相やタイヤの性格分けは随分と異なります。
そこで日本国内におけるグラベルバイクでのライドをザックリ分類してみました。
・舗装路の走行がほとんどでちょっと未舗装路あるかな、の
オンロードライド。
・グラベルまでの舗装路区間の走行にも高いモチベーションで挑み、
グラベルでのコンディションはルーズコンディションやガレは少ない綺麗なグラベルの走行をする、
オンオフ割合半々程度の
ミックスライド。
・オフロードまでのアクセスは流す程度でこなし、ルーズコンディションもガレもアリ。
根っこや岩も超えて走るトレイルライドのようなコンディションにも応える、
タフなオフロードライド。
上記の3種にザックリ分け、そこから更に細分化。
それに適応するタイヤの性格、性能が変わります。

上記はvittoria公式の路面状況に応じたタイヤラインナップ表。
TERRENOはシリーズで販売されており、T10からT90までのラインナップがあります。
オンロードライド
オンロードライドをメインで楽しむ方はT10からT30がおススメ。
舗装路をメインで走るグラベルバイク乗りがタイヤに求めるのは、
転がりの軽さ、耐パンク性、太さによるクッション性、そして小さなノブがあることによる安心感。

センタースリックor極小なので舗装路やハードパックのグラベルを得意とし、
サイドノブでオフロードのコーナーリンググリップを稼ぎます。
通勤通学がメインの用途の方もT10かT30がおススメですね。
ミックスライド
ミックスライドを楽しむライダーにおススメなのはT50からT60です。
オフロードの走行性能を求めながら、舗装路のペダリングの効率も求めたタイヤ。
T10-T30に比べセンターノブのサイズが増し、ノブの間隔が広くなっていく傾向にあります。
オフロード系のバイクでは常套手段ですが、フロントにグリップ力の高いモデルを使い、
リアに転がりを優先したタイヤを使うと、ペダリングロスが少なくオフロードでの操舵が安定します。
フロントにT60、リアにT50の組み合わせが非常におススメですヨ。
タフなオフロードライド
タフなオフロードライドに対応するのはT70-T80-T90です。


斜めで引きで見るとノブのサイズ感がわかり辛いので真正面アップでどうぞ⇧
左からT70-T80-T90。
オフロード系タイヤの考え方として、ノブの面積が大きく高さが出るとグリップ力が増す傾向にあります。
勿論ノブの形状によって大きくグリップ力は変わるので例外はありますが、
なのでハードな路面を相手取るタイヤになればなるほどノブが大きく高く、ノブの数は少なくなってく傾向にあります。
一番左のT70が凄くグリップしそうな見た目をしていますが、
実はノブが細かく、センターが連なっているため転がりもそこそこ良いモデル。
タフなオフロードライドの方だけでなく、ミックスライドをする方もフロントタイヤに選んでも良いですね。
T90はマッドコンディション向きのタイヤ。
リアに使う場合は相当漕ぎが重くなりますが、大きく斜めに配置されているセンターノブがグチャグチャマッドでも、
泥をかいてバイクを進ませることが出来ます。
雪でも高いパフォーマンスを発揮してくれる超過酷コンディション向きタイヤ。
ブロックパターン同士の間隔がとても広い為、泥抜けもグッド。

販売価格 ¥9,999-税込
重量 540g
カラー BLK
サイズ 700×45Ⅽ
なんでT80を試したかってそれは池田が国内自走グラベル(ガレ場交じりのアドベンチャーライド)を楽しむためのベストタイヤをさがしているからです。
タフでガレたグラベルを探して走っている池田が求めるタイヤへの要項⇩
・センターノブがある程度連なっている事
・ガレ場や根っこを思い切り攻めれるグリップ力やリム打ちへの耐性。
・コーナーはバイクを寝かせて曲がるためサイドノブとサイドプロテクションへの信頼性。
こんな感じ。
さあ、めちゃくちゃ前置きが長くなりましたが、冒頭の画像のTERRENO T80について。
このタイヤのインプレブログのハズだったんですが、池田なりのグラベルタイヤのご説明をつらつらと書いていたらこんなことに。
お伝えしたい事が多すぎてつい…
さて、T80の特筆すべき性能はその衝撃吸収性能です。
普段から池田はグラベルライド時に舗装路での転がりを良くするために、空気圧をやや高めでセッティングしグラベルに入る前に空気圧を下げています。
例の如く、ある程度空気圧を高めに設定して通勤でアスファルトやちょっとしたグラベルを走ってみたのですが、
他メーカーのグラベルタイヤに比べて明らかに路面からの衝撃が非常にマイルド。
これはセンターに連なっているノブによるもので、
非常に柔らかいノブが路面からの衝撃を変形しながら吸収しています。
表現の仕方としてオーバーでアホっぽいのでアレですが、MTBのサスペンションの減衰機能のような衝撃吸収感。
ただ変形しやすく柔らかいだけではなく、チカラを受け止めつつ小さくしているような印象を持ちました。
ビックリしたのはタイヤの空気圧を高めている状態で体感したという事。
45Cでエアボリュームがあって楽。って話ではないんです。
直前まで他メーカーの45C使ってましたからね。

その性能は舗装路のペダリング時にも大きく表れました。
オフロード性能のみに特化した、
ただ柔らかいだけのノブの場合は漕いでも漕いでもチカラをノブに吸われて進みが悪くなってしまうのですが、
TERRENO T80は特徴的な縦長形状のセンターノブを中央に集中させる事によって、
タイヤが回転し路面を押す向き(タイヤからハブに対しての向きではなく、タイヤ円周をぐるぐる回る向き)
などのペダリング時に、ノブが過度に変形してしまう事を防ぎ、ペダリングエネルギーのロスを最小限に抑えているのです。⇩

性能の裏打ちは取付時にも表れていました。
耐パンクシールドやプロテクションによってサイドが分厚く、正直やや取付にチカラが必要だったのです。
しかしその分無駄にヨレることが無く、
オフロードに強いこの激しいノブのパターンにしてペダリング時も高いパフォーマンスを発揮するのです。

グラベル半分、トレイルに行ってきました。
踏み締まったグラベルでグリップする何ぞ当たりまえ。
有象無象の超ミックスコンディションでこそ、あんな大変なブロックパターンを使う意味があるというものです。

林道っぽい所からアクセスし、まずは小手調べの甘い砂利から。
転がる石を避ければ、だいたいのタイヤでバイク倒して突っ込んでいけます。
こんなところは難なくクリア。
どちらかというとなんとなく登っているこの路面をしっかりとらえてグイグイ進むセンタートレッドに感動しました。
あのセンタートレッドどこでも優秀だな。

手前の方に砂利というか拳サイズ以上の石が埋まってますね。
こういう所からノブが小さいグラベルタイヤは怖さが少しづつ出て来ます。
でもこんなこともグラベルライドやってたらあたりまえ。
ココでもサイドグリップOK!!

着きました!!ホラ!!絶好のテストコンディション!!
踏み固められた雪の下は緩くなった砂利。
これは捗ります。

これは流石に終わってますが。

雪は解けたんでしょうが、もうぬちゃぬちゃ。
しかしT80のサイドノブは非常に優秀。それは…

コーナーリングの際はノブに対してチカラが段階的に角度を変えながら斜めにかかるのですが、
1番良い形状を組み込んでいます。
丸です。
小さな円形だとただヨレやすいだけになってしまいますが、
比較的大ぶりの丸系であらゆる角度にグリップするよう設計。某メーカーはセンターまでも全て円形で設計して円形ノブビッシリモデルすら出してましたから。
丸は優れた形状なのです。

TERRENO T80は比較的センターノブとサイドノブが離れた位置関係にあります。
通常そういった位置関係の場合はバイクを倒していった際のグリップ感の変化が大きく扱い辛く感じるライダーもいるのですが、
私には非常に好印象。
倒し始めも怖くは無く、倒せば倒す程グリップ感が増していき、しっかりとハンドルに荷重できました。
余談に近い話ですが、グリップが抜けていっている感覚というのもわかるタイヤなので、
バイクを倒す事を目的にアホみたいに倒していくと徐々に横滑りをしているような感覚が伝わってきます。
グラベルバイクの場合そこまで急激にバイクを倒すシーンというのも無いですから、多くのライダーが、グリップが抜けてしまう角度というのはつかめるハズ。
MTBタイヤあるあるなのですが、
ウェットコンディションに信じられない程弱いモデルが一定数あります。
バフバフドライだとアホみたいに攻められるのにウェットになった途端に生まれたての小鹿のような貧弱ぶり。
怖くてバイクを全く倒せなくなるのです。
しかしVittoriaのエンデュランス・フォーミュレーションコンパウンドはあらゆるコンディションでグリップします。
ドライな浮き砂利多めの公園も大丈夫でしたし、トレイルっぽい路面も良い調子。
雪グチャグチャのドウェットでもそこそこ頑張ってくれました。
流石に少し速度は落としましたが(笑)

T80が得意とするガレ場も走行。
こうなってくるとサイドノブでグリップをさせるとかそう言う話ではなくなってきます。
なんせ踏んだ石が転がってバイクが真横に動くので。
スムーズに曲がるというよりは、グリップさせるポイントを探して曲げるという感じ。


ただし、グリップ出来る路面をなんとなく周辺視野で探しながら走り、
そういうポイントに狙って突っ込んでフロントタイヤに荷重してバイクを曲げるので、
地面に埋まった石の真横をタイヤがかすめるような事がよくあります。
(赤丸の地点を狙ってグリップさせに行きますが、赤丸左にかぶっている埋まった石が嫌な感じ。)

そういう時に、強いサイドや安心感のあるサイドノブというのは生きます。
コーナーリング時に赤丸の左下の大きな岩をバイク倒してウェットで踏んだらそのままフロントタイヤがサヨナラするので、
ビビらずに狙ったラインに突っ込めるタイヤへの信頼感というのは非常に大切なモノになるのです。


というワケで完成度がめちゃくちゃ高いグラベルタイヤ。
Vittoria TERRENO T80 COARSE LOOSEのインプレブログでした。
正直オンロードメインのライダーはあまり選ばないモデルだと思いますが、
グラベルを探しながら走ってみて、日本の林道ってガレ場多くないか??と経験した事があるライダーは欲しくなるハズです。
MTBタイヤ並みにオフロードを攻めれるブロックパターンなのに、空気圧のセッティングである程度舗装路がイケるようになってしまうというのがミソ。

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店頭にVITTORIA製品がズラリと並ぶ他、購入特典も多数用意されています!
また、一部タイヤのテストタイヤもご用意いただけるとのことで実際に走りを試してから購入することが可能です!
こちらの運営体制も現在調整中ですので追って近日中にブログやSNSにて詳細を告知いたします。
VITTORIAタイヤのことなら府中多摩川店へ!
皆様のご来店お待ちしております!
ではまた。