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【インプレ】日本人が欲しているグラベルバイクのカタチはきっとコレ。MERIDA MISSION 4000
by: 高橋 春樹

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ワイズロード府中多摩川店の高橋です!

私がグラベルバイクの購入を考えたときに優先したものが、オンロードでの走行性能です。

私は基本的にどんな場所にも自走で行くことがほとんどです。
グラベルライドをするときでも例外ではなく、グラベルに入るまでにそれよりずっと長い時間、舗装路を走っていることになります。

グラベルバイクでオフロード走行を楽しむという目的はもちろんありますが、かといってオンロードでの楽しみを蔑ろにはしたくない。そんな思いからMERIDAのSILEXを買ったのですが、まーよく走ります。

 

そんな折、MERIDAのMISSIONにガッツリ試乗できる機会をいただきましたので、完成車パッケージの状態や、SILEXと条件を揃えるためにホイールを交換して走ってみたりしました。

他メディアでも「グラベルバイクというよりタイヤの太いロードバイク」と言われている通り、本当にそんな感じでした。

 

グラベルバイクに求められているもの

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普段から売り場に立って多くのお客様とお話しする機会のある立場から見て、お客様の使い方と欲しているバイクが一致していることの方が珍しいように感じています。

結構多いのが、「舗装路を段差とか気にせず走りたい。そのうえでちょっぴりグラベルも行ってみたい。」というご要望。

もちろんオフロードでの走破性や安定感を求めればタイヤ幅は太ければ太いほどそのステータスは向上します。

しかし、その中でMTBではなくグラベルロードを選ぶ方というのはその言葉の裏側に「ある程度速く走りたい」という要求が見え隠れすることが多いです。
だからこそこんな質問も多いのです。「やっぱりロードバイクと比べると遅いんですか?」

 

恐らくですが、私の肌感としてオフロードの走行経験がある人の「グラベルを走りたい」と、オフロード走行未経験・スポーツバイク未経験者の「グラベルを走りたい」では、想定されるフィールドが全く異なっています。

少なくとも道路の整備が行き届いた日本という国において未経験者の方が想像しているような”グラベル”は、道幅の違いこそあれどSUVのような車が走破できるような路面であることが多い印象です。

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そういった諸々考慮したときに、過度なタイヤの太さやアップライトなポジションはあまり必要ではないのではないかと考えてしまします。

私自身、当然グラベルも走りますが、40mmほどのタイヤ幅であまりストレスを感じたことがありません。

 

”楽”にもいろいろある

「速さ」の話を持ち出そうとすると「別に速さはあまり求めていない」と返ってくることが多いのですが、クルマやバイクと違い、エンジンが人間である自転車にとっての”速さ”というのは最高速度の話ではなく”燃費”の話なのです。

同じ30km/hで走るのに200Wの出力を必要とするのと150Wの出力で済むものでは当然後者のバイクの方が疲れないはずです。

もちろんそれを実現するのに無理なポジションになってしまって疲弊してしまうのも問題ですが、今回試乗したMERIDAのMISSIONは割とそれらすべての要件を満たしているのではないかと思います。

 

MERIDA MISSION 4000
インプレッション

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ロードバイクに近いフレーム設計

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現行のSILEXとジオメトリを比較するとヘッドチューブは33mm短く、トップチューブも33mm短い設計となっています。

ハンドル位置は下がり前傾した姿勢になるものの、同時にトップチューブも短く設計されている分極端にアグレッシブなポジションに感じることはありませんでした。

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SCULTURA ENDURANCEよりも低いハンドル位置でロードバイク並みのステム長で使えることから、ポジションやハンドリングのキレはまさにロードバイクに似ています。

 

反応性の良い高剛性フレーム

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CF4グレードのカーボンを採用するMISSIONのフレームは剛性も高く、BBドッロプも浅く、チェーンステイも短い設計のため非常に俊敏に反応してくれます。

ダンシング時にも踏み込んだパワーを余すことなく路面へと伝えてくれるようなダイレクト感があり、ポジションも相まって非常に力を加えやすくフレーム設計とカーボングレードの最高のマッチングだと実感しました。

逆に衝撃吸収や積載能力といったアドベンチャーグラベルとしての性能は圧倒的にSILEXに軍配が上がりますが、むしろ同じ「グラベル」というジャンルに位置していながらしっかりと差別化できているのは「ナイス」の一言。

タイヤ幅40mmのチューブレスタイヤであればタイヤの空気圧セッティングでクッション性は十分にカバーできるためこの硬さに全くネガティブは感じません。むしろこの硬さがバイクとのダイレクトでフィルターレスな繋がりを感じさせてくれる”楽しさ”へと昇華しています。

 

乗れば乗るほどロードバイクに感じる

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2x10sのギヤ構成やジオメトリ、さらにMISSION 4000に付属してくるタイヤはMAXXISのReceptorというセミスリックタイヤ。この組み合わせでは本当に「タイヤの太い快適なロードバイク」といった印象が非常に強いバイクです。

速度の伸び方もグラベルバイクのそれではなく、同じホイール・タイヤを装備すれば十中八九SCULTURA ENDURANCEより速くなるでしょう。

 

 

 

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「グラベルバイクでも速さを捨てたくない。」
「でもそんなにレーシーであってもそれは何か違う。」

そんな要望に応えるバイクこそMISSIONだと思います。

少なくとも私が買うべきはコッチだった気がする。いや、絶対そう。

ロードバイク乗りからしてこんなにも進む・曲がる・止まるといった一挙一動が楽しいグラベルバイクは他に無いです。

最大クリアランス40mmというフレーム設計に対してネガティブを感じる気持ちもわからないわけではありません。「大は小を兼ねる」の精神、拡張できるという安心感はよくわかります。
それを理解したうえでこのバイクはそれ以上の”楽しさ”を与えてくれます。

 

 

日本のフィールドと市場のニーズにおいて最適ともいえるグラベルバイクはこの1台ではないでしょうか。

 

 

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