【熊本県】阿蘇の草原、牧野をMTBで冒険してきました！
by: 遊佐崇史

こんにちはY’s Road福岡天神店の遊佐です。
今月初旬は福岡県朝倉市にてMTBパークを楽しんできましたが、今回は熊本県の阿蘇に広がる牧野（ぼくや）でMTBライドを楽しんできました！

牧野ライドとは

牛を放牧し牧草を採取する目的の野原のことを牧野と呼び、熊本県阿蘇市の阿蘇山系にはこういった牧野があちこちに現存しています。牛の放牧が終わり、飼料となる草が刈り取られたタイミングを利用してここに立ち入って遊ばせてもらうというような感じです。もちろん牧野地帯は特別な資格を持ったガイド案内のもとにしか立ち入ることができないので、今回は「道の駅阿蘇」駅長である下城卓也さんとコルナゴ部長こと中尾公一さんご案内の元MTBライドをさせていただきました。

今回参加したのはワイズロードスタッフが私を含め3名、ビアンキストアスタッフ1名の合計4名で阿蘇に向かいます。ハイエースにバイクを積み込みいざ出陣、ビアンキストアスタッフはスペアのバイクを持ち込む気合の入れようです（結局使いませんでした（笑）

道中は微妙に雨が降っていて、雲も多く、あまり天気が良さそうではないですね。ちなみにこの日の最高気温は5℃、最低気温は-3℃でした。

道の駅でコルナゴ部長と下城さんと合流し、計6名で牧野へ向かいます。今回は道の駅から車でバイクを持っていきライドを始めるような流れです。当日のコースは全てお任せ！ガイドの資格を持ったお二人が我々を極上のトレイルへ連れて行ってくれます。

標高が上がってきたので寒い寒い！でも阿蘇の自然の雄大さと開放感に心癒されます！

バイクをおろして準備したら、牧野に入る前にタイヤと靴を石灰で消毒します。動物園や牧場で薬液に浸ったマットを見たことがあると思いますがあれと同じく、牧野に細菌やウイルスを持ち込まないための消毒です。とても大切なことなのでしっかりと行いましょう。

基本的に牧野のライドは決まったコースを走るわけではなく、参加者の要望やスキルに沿って適切なコースをガイドさんが案内してくれるような仕組みだ。我々は走り盛りなので刺激的なコースを案内していただきました( ´∀｀ )

とにかくどこを走っても楽しい以外浮かばない。登っては下っての繰り返しを童心に帰って「うひょー」とか言いながら楽しむ。低く刈り取られた牧草は万が一転んでしまっても大きな怪我にならないので初心者の方でも安心して走ることができます。

どこを切り取っても絵になる感じです。

5キロほど走って一旦お昼休憩です。お昼ご飯は山庵（やまいおり）さんでいただきました。私は桶に入ったうどんと鶏飯のセットを注文。これがまた美味いんだ！国道57号線沿いにありますのでお近くを通られた際には是非オススメしたいお店です。

午後は激エモスポットから開始です。この左右に葦が生い茂ったダブルトラック最高です。

午後の部は晴れ間も多く、登りは軽く汗ばんでハードシェルジャケットを脱ぎたくなるぐらいでした。

ちなみにタイヤは枯草で勝手にきれいになるのでマッドコンディションに突っ込んでもほんの10mくらいで新品同様ピカピカになります。バイクを持ってくる方は洗車いらずで車に乗せられます。

写真だと伝わりにくいですがほぼ崖のようなラインです。こんな険しい場所でも牛はやってきます。ちょっと下ってみたい気もしましたが先はマジの崖っぽいので断念。

 稜線を登ったり下ったりしているうちに雪が降ってきました。みんなお腹いっぱいになったところでお開きです。

最後は農業用倉庫の屋根の下でコーヒーを淹れて締めます。屋外で飲むコーヒーは格別ですね。今回は火器の取り扱いについて特別に許可を頂いております。本来厳禁ですのでご注意ください。

楽しかったライドも終了し、コルナゴ部長にお礼をして道の駅にて解散です。このブログをご覧になって牧野ライドに興味を持った方は道の駅阿蘇のホームページから牧野ライドのプラン詳細を見ることができますよ。もちろんバイクをお持ちでない方もレンタルバイクがありますので参加可能です。また、牧野ライド以外にも道の駅阿蘇ではコルナゴ部長と行く満喫ライド＆グラベルライドを定期開催中。阿蘇のオススメ絶景スポットを案内していただけるので予定が合う方は是非参加されてください。

牧野のライドは冬が本番、雪が降るとまた違った景色とアクティビティが楽しめそうです。福岡にお住まいの方も片道2時間で行けるので是非足を延ばしてみてはいかがでしょうか？

私たちの周りでは意外とMTBを楽しむ土壌が揃っています。走るところが無さそう、楽しみ方が分からない、どんなMTBだったら良いか分からない等ご相談があれば福岡天神店へお越しください。ご来店お待ちしております。