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2025/07/12 18:07

こんにちは船橋Techです。
今回は異音最終回、「ペダルを踏むとカチカチ音がする」「走ってるとホイールからカラカラ音が…」こんな経験、ありませんか?
異音はバイクの不調を知らせる“サイン”です。放っておくと、大きなトラブルにつながることも。
この記事では、ロードバイクやクロスバイクでよくある異音の原因と解決法をわかりやすくご紹介します。
• クランクやペダルの締め付け不足
• ボトムブラケット(BB)のゆるみやグリス切れ
• チェーンやチェーンリングの汚れ
• ペダルやクランクをしっかり締め直す(トルクレンチがあると安心)
• BBを分解・グリスアップ、もしく交換(ショップでの点検推奨)
• チェーンを洗浄し、適切に注油 ※汚れが原因の異音は結構多いです!
ポイント:音が左右どちらからするかで、原因が分かることもあります。
• スポークの緩み
• ハブ(車軸部分)のガタつき
• スポークテンションを確認し、必要なら調整
• ハブをグリスアップ、玉当たり調整(中〜上級向け作業)
ワンポイント: クイックリリース(またはスルーアクスル)の締めが弱くても異音が出ることがあります。

• ブレーキパッドの汚れや摩耗
• キャリパーのセンターがズレている
• ディスクローターの歪み
• パッドの清掃、もしくは交換
• キャリパーの位置を再調整
• ローターの歪みを修正(もしくは交換)
注意点:雨上がりなどで鳴る「鳴き」は一時的なこともありますが、長引く場合は要チェック。
• シートポストとフレームの摩擦
• サドルレールの緩み
• クランプ部のグリス切れ
• シートポストを抜いて清掃&グリスアップ(※カーボンフレームはカーボンペースト推奨)
• サドルレールを固定しているボルトを増し締め
• クランプやレールの接触部にもグリスを塗布

• シフトワイヤーの伸び
• ディレイラーの位置ズレ
• プーリーの汚れ
処法:• シフター横のバレルアジャスターで調整
• ディレイラーの可動部をチェック&注油
• ワイヤーが古い場合は交換
メモ:購入から数ヶ月後にワイヤーが馴染んで伸びるのは自然な現象です。
スポーツバイクにおける異音は、放置せず早めに対処することが大切です。
「いつ・どんな状況で音が出るか」を記録しておくと、原因特定のヒントになります。
自分で解決できないときは、無理せずプロショップに相談しましょう。
異音のない静かな走行は、ライドの快適さが段違いです!
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アイテム |
役割 |
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トルクレンチ |
各パーツの締めすぎ防止&正確な固定 |
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グリス・潤滑油 |
異音の防止に必須 |
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チェーンクリーナー |
駆動系の汚れを落とす |

このブログは、休日のライドをもっと快適に楽しむための情報を発信しています。異音対策をしっかり行って、ストレスフリーなサイクルライフを手に入れよう。