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【保存版】ロードバイク&クロスバイクの掃除と注油|走りが変わるセルフメンテナンス
by: 久保田 啓介

ロードバイクやクロスバイクは、定期的なお手入れで快適な走行性能を維持できます。特に「掃除」と「注油」は自分でできる基本メンテナンス。難しい技術は不要なので、日常のケアとして取り入れると自転車が長持ちします。ここでは、自宅でできる掃除と注油の方法をまとめました。

走りが変わるセルフメンテナンス

1.掃除(クリーニング)

用意するもの

• バケツ・スポンジ・柔らかいブラシ

• 中性洗剤(食器用洗剤など)

• チェーンクリーナーやパーツクリーナー

• ウエス(古布やペーパーでも可)

1. フレームの洗浄

軽く水をかけて砂や泥を落とし、中性洗剤をつけたスポンジでフレーム全体を優しく洗います。高圧洗浄機はベアリング部に水が入るので避けましょう。

2. ホイール・ブレーキまわり

ホイール外周(リム)やブレーキローターを拭き取り、異物が付着していないか確認します。

3. チェーン・ギア周辺

チェーンにチェーンクリーナーを吹きかけ、ブラシで汚れを落とします。スプロケットやチェーンリングの油汚れも同時に除去すると効果的です。

2.注油(オイル差し)

用意するもの

• 自転車用チェーンオイル(ドライ/ウェットタイプ)

• ウエス

1. チェーンへの注油

汚れを落として乾いた状態にし、1コマずつオイルを差します。全体に行き渡ったら余分なオイルを拭き取ることが重要です。

2.変速機(ディレイラー)の可動部

スプリングや可動部に少量注油して動きをスムーズにします。

3. レバー類

ブレーキレバーやシフトレバーの金属可動部に軽く注油すると操作感が向上します。

3.仕上げと点検

• タイヤの空気圧:走行前にチェック(ロードは6〜8bar、クロスは5〜7barが目安)

• ブレーキの効き具合:遊びや異音を確認

• 変速の動き:スムーズにギアが変わるかチェック

掃除・注油の目安

• チェーン掃除&注油:100〜200kmごと、または雨天走行後

• フレーム掃除:月1回程度

• ショップでの点検:半年〜1年に一度はプロに依頼すると安心

まとめ

ロードバイクやクロスバイクのメンテナンスは、特別な工具を使わなくても日常的に実施できます。

特に「チェーンの掃除と注油」「空気圧チェック」を習慣化するだけで、快適さとパーツ寿命が大きく変わります。

無理なく続けられる範囲で、自転車をいたわる時間を作ってみてください。

 

 

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