トライアスロンをはじめよう!

これさえあれば大丈夫!〜トライアスリートへの道〜

ここでは、最低限揃えておきたいトライアスロン用品をご紹介いたします。トライアスロンは、スイム/バイク/ランの三種混合競技!
体力的にも精神的にもしんどいイメージがあるかもしれませんが、長丁場のレースだからこそ、日常生活の延長にあるものと捉えることができるのではないでしょうか。
それぞれのパートに適した専用用品は、個々のライフスタイルを華やかに演出し、レースでは体力を温存して快適に、そして、日常生活とトライアスロンのシームレス且つ軽やかな往来を可能にします。

スイム編

ウェットスーツ

スイムパートでは、海や湖を泳ぎます。浮遊物や水中生物、そして競技者同士の接触から身を守るため、国内ではほとんどの大会でウェットスーツの着用が義務付けられています。
柔らかく、浮力が高いネオプレンゴム素材で製造され、腕周りの可動域が広く、また水平姿勢が維持できるように下半身のゴム厚の比重を高めるなど、各メーカーがその構成に工夫を凝らしています。
いわゆるサーフィン用のウェットスーツと素材は同一ですが、そのつくりは全く異なります。
保温性や浮力を得るために身体全体を覆う『フルスーツ』と、肩周りの可動域が大きいスリーブレスの『ロングジョン』に大別されます。



トライスーツ

スイムパートではウェットスーツの下に着用し、バイク・ランパートではトライスーツで競技を行います。
一着で3つの競技をこなす必要があるため、排水性・放熱性・エアロ効果・足捌きアシスト等、あらゆる機能が盛り込まれている優れたウェアです。
上下が別々の『セパレート』と腹部の締め付けがない上下一体の『ワンピース』の2種類あります。
大会によっては、フロントファスナーが禁止されている場合もありますので、大会規則に準じて着用するようにしましょう。



オープンウォーター用ゴーグル

トライアスロン専用ゴーグルは、屋外使用を志向したUVカット機能搭載はもちろんのこと、屋内プール用のそれと比較して頑丈に、目の周りのゴムが厚めに造られています。
また、集団内の他のスイマーの動きを捉え、遠方の目標物をストレスなく的確に視認するため、レンズカラーにも工夫がなされています。


ゼッケンベルト

配布されたゼッケンをベルトに固定して、腰に巻いて使用します。バイクパートではゼッケンを背面に、ランパートでは前面に配置して競技を行います。スイムパートでは使用しません。


バイク・ランニング編

バイク

バイクパートでは、距離やコースプロフィールに応じてバイクの種類やホイールを選定します。
アップダウンやコーナーが多いコースではロードバイク、平坦や直線が多いミドル/ロングディスタンスではトライアスロンバイクが威力を発揮します。
乗車時の前面投影面積を小さくするDHバーを有効に活用しましょう。


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DHバー

乗車時の前面投影面積を縮小し、空気抵抗を最小限にするハンドルオプションです。
形状や素材は様々で、ライダーの好みやコース状況によって選択します。
近年のアイアンマンでは、ヒジから先を上向きに曲げる「ハイハンズ ポジション」がひとつのトレンドになっています。

ヘルメット

ほとんどのレースで、ドラフティング(他選手の後方に接近して走ること)が禁止されています。
単独走行を余儀なくされるため、空力に優れたエアロヘルメットの着用がオススメです。
バイザー付きのモデルなら更にエアロ効果が高くなり、ライバルに先んずることができます。

ランニングシューズ

トライアスロン向けのシューズは元来、排水性やクッション性重視で、ランニングシューズと区別されておりました。
しかし、昨今のクッション性重視の厚底シューズブームで、スポーツ店等で流通しているランニングシューズが広く活用されるようになりました。
レース時ではトランジション短縮のために、シューズの着脱を簡単&クイックにする結ばないシューレース等の活用がオススメです。

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