日本最大級のスポーツサイクル専門店!サイクルライフサポート!
2020/03/29 23:13
ブルベライダーの佐藤です
突然の雪ですね
「待ってたぜェ!! この瞬間(とき)をよォ!!」
と言わんばかりにファットバイクに乗ったのですが
シーラントが劣化していたのかエア漏れがパない
おまけに泥よけ付けてないから
お尻がびしょびしょになりました……
さて
前回はオールラウンダーの王者
をご紹介しました
メーカーが持つ経験と技術というものは
時に思いもよらぬ革新的なものがあったりします
一見関連性のなさそうな技術が
全くの畑違いの場所で転用される……
技術の進歩はこういうところが面白い
今日はそんなメーカーのホイールを紹介します
REYNOLDS
ATTACK TLR
¥179,000 +tax
⇨訳あり特価 ¥125,300 +tax
※前輪と後輪でリムのデザインが異なる為特価となります※
このホイール紹介シリーズ(?)
では初となる特価商品ではありますが
それ以上に多くの方は
ってどんなブランドなのかご存知無い
もしくは……
「あ、レイノルズってカーボンホイールも作ってたんだ」
という2派が圧倒的に多い気がします
このシリーズのコンセプトが
「歴史と技術からメーカーのファンになろう」
というものなので(?)
今回もいつもの順番でご紹介していきます
REYNOLDSとは
1899年にイギリスにて創業した
スチールチューブ製造を主とするメーカーです
いわゆる我々がよく
「クロモリ」
と呼んでいるフレームで
そこそこ良いお値段のするものは
REYNOLDSのパイプが使われていたりします
⇧ JAMIS RENEGADE EXPATに使用される520パイプ ⇧
近年ではグラベル/オールロード系が人気
ということもあってか再びクロモリ系の
需要が増えてきました
創業の時期から簡単に連想できますが
その後の軍需によって自転車以外の
様々な分野へ製品を転用する中でチューブ加工に関する
様々な技術を高めていきました
その後の自転車業界では
REYNOLDS製パイプが使用されたフレームが
アルプスやピレネー、パリといった
名だたるステージにおいて多くの勝利をもたらしてきました
しかし時代が変わり
最先端のレースで使用されるフレームの素材が
アルミ、カーボンと軽量志向になるにつれ
スチールパイプの需要は減っていきました
しかし
ここで終わらないのがRELNOLDS
Y’sRoad たぶんこうだったんじゃないか劇場
的に想像すると
素材がアルミやカーボンになっても
パイプ(管)であることには変わりはない!!
カーボンでも世界一になってやろう
というやり取りがあったかは不明ですが
そんなこんながあってREYNOLDSに
ホイール部門が1998年に誕生しました
REYNOLDSホイールとは
カーボンホイールを多く手掛ける
REYNOLDSホイールの特徴としては
軽量化
に特化した製品が目立ちます
⇧ BONTRAGER Aeolus XX TU ⇧
市場には前後セットで1,000gを
下回るホイールが揃い始めたところに
REYNOLDSが放ったホイールこそ
RZR
ハブフランジが二重になっており
MAVICのトラコンプスポーク同様
張力によるホイールテンションは無い構造
よく見たら
フリーボディの肉抜きがエグい
ホイールの全体を見る限りは
MAVIC ULTIMATEシリーズ
Lightweight MEILENSTEIN OBERMAYER
のようなハブ+スポーク一体成型の変態仕様
ハイエンドホイールなのかなと思いきや
なんとスポーク交換可能
また、一部モデルには
SLGテクノロジー
という、ニップル周辺の整流効果がある
溝をリムに設けており
40lm/h巡航時に12.5秒の節約
約10度方向までのヨー角に対して20%の空気抵抗削減
など
謳い文句としてはなかなかえげつない
性能をもたせているのも注目
コレまで紹介してきたメーカー同様
リム加工が出来るメーカーの
ホイールはやばい
という法則が発動しますね……
RZRについて詳しく知りたい方は
池袋店のブログを参照(かなり昔の記事です)
ATTACK TLRというホイール
RZRの紹介記事ではないので戻ります
そんな技術的にはなかなかぶっ飛んだ
アイデアをふんだんに製品に盛り込む印象の
REYNOLDSですが
そんなラインナップの中でも
ATTACKは割と使い勝手の良い、落ち着いた
印象のホイールです
重量は前後セットで
1,365g
類似重量のホイールだと
FULCRUM RACING ZERO CRBが
1,340gで約24万円
この重量であれば
十分にクライマー向けの軽量ホイールと
いっても差し支えないかと
「登れる」ということは
同時に「下る」ことも必要になってきます
このホイールはリムブレーキモデルなので
ダウンヒル時のブレーキングには
少々気を使う必要がありますが
ここにREYNOLDSの工夫が感じられます
⇧ CTgブレーキテクノロジー ⇧
特殊樹脂を用いた加工によって
ブレーキング時に発生する摩擦熱を最大38度
軽減することが可能です(要専用シュー)
チューブレス化には
別途チューブレステープとシーラントが必要です
リム内側に設けられたハンプ部は
かなりしっかりと溝が設けられています
スポーク構成は2:1かなと思いきや…
反フリー側も同形状のクロス組
スポークの配置はWH 9170に似た
前後2連タイプですね
ディスクブレーキモデルならわかりますが
リムブレーキモデルで両側クロス組は
最近ではなかなか見かけません
横剛性はかなり期待できそうです
しかし
リアのハブフランジ形状というか
切削加工がカッコいいですね
軽量化は狙っていますが肉厚で
剛性は十分にありそうです
ここ最近のREYNOLDSホイールだと
どちらかといえばASSAULTが
注目されていますが
特価とはいえ
1,365gのホイールセットが
¥125,300+taxで
手に入ると考えるとかなり美味しい
当店にも多く在庫してある
軽量バイクをご検討の際は
こちらのお得な軽量ホイールも是非ご検討下さい
次回は
ハイブリッドリムについて語ります
ついに商品紹介じゃなくなった
お楽しみに
※掲載画像の一部をCyclowired.jpより引用※
【ホイール関連もくじ】
○FULCRUM RACING ZERO CMPTZN(CL/DB)
○REYNOLDS ATTACK TLR
掲載当時と価格や在庫状況などに変動がある可能性があります
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営業時間 11:00 ~ 19:00
定休日:水曜
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