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【東大和×ホイール】クロモリを極めたら最軽量カーボンホイールが出来たでござる……
by: 佐藤篤

IMG_5703

 

あつし

ブルベライダーの佐藤です

 

 

突然の雪ですね

 

 

「待ってたぜェ!! この瞬間(とき)をよォ!!」

 

 

と言わんばかりにファットバイクに乗ったのですが

シーラントが劣化していたのかエア漏れがパない

 

おまけに泥よけ付けてないから

お尻がびしょびしょになりました……

 

 

 

 

 

さて

前回はオールラウンダーの王者

SHIMANO WH 9170

をご紹介しました

 

 

 

メーカーが持つ経験と技術というものは

時に思いもよらぬ革新的なものがあったりします

 

一見関連性のなさそうな技術が

全くの畑違いの場所で転用される……

技術の進歩はこういうところが面白い

 

 

今日はそんなメーカーのホイールを紹介します

 


 

 

 

 

IMG_5698 

 

REYNOLDS

ATTACK TLR

179,000 +tax

 ⇨訳あり特価125,300 +tax

 

※前輪と後輪でリムのデザインが異なる為特価となります※

 

 

 


 

 

このホイール紹介シリーズ(?)

では初となる特価商品ではありますが

 

 

それ以上に多くの方は

 

logo

 

 

ってどんなブランドなのかご存知無い

 

もしくは……

 

「あ、レイノルズってカーボンホイールも作ってたんだ」

 

 

という2派が圧倒的に多い気がします

 

 

 

このシリーズのコンセプトが

「歴史と技術からメーカーのファンになろう」

 

というものなので(?)

今回もいつもの順番でご紹介していきます

 


 

 

REYNOLDSとは

 

 

1899年にイギリスにて創業した

スチールチューブ製造を主とするメーカーです

 

いわゆる我々がよく

 

「クロモリ」

 

と呼んでいるフレームで

そこそこ良いお値段のするものは

REYNOLDSのパイプが使われていたりします

 

 

 

 

 

IMG_5696

⇧ JAMIS RENEGADE EXPATに使用される520パイプ ⇧

 

 

 

近年ではグラベル/オールロード系が人気

ということもあってか再びクロモリ系の

需要が増えてきました

 

 

 

 

創業の時期から簡単に連想できますが

その後の軍需によって自転車以外の

様々な分野へ製品を転用する中でチューブ加工に関する

様々な技術を高めていきました

 

 

 

その後の自転車業界では

REYNOLDS製パイプが使用されたフレームが

アルプスピレネーパリといった

名だたるステージにおいて多くの勝利をもたらしてきました

 

 

 

しかし時代が変わり

最先端のレースで使用されるフレームの素材が

アルミ、カーボンと軽量志向になるにつれ

スチールパイプの需要は減っていきました

 

 

 

しかし

ここで終わらないのがRELNOLDS

 

Y’sRoad たぶんこうだったんじゃないか劇場

的に想像すると

 

 

素材がアルミやカーボンになっても

パイプ(管)であることには変わりはない!!

 

カーボンでも世界一になってやろう

 

 

 

 

というやり取りがあったかは不明ですが

そんなこんながあってREYNOLDSに

ホイール部門が1998年に誕生しました

 

 


 

 

REYNOLDSホイールとは

 

 

 

 

カーボンホイールを多く手掛ける

REYNOLDSホイールの特徴としては

 

軽量化

 

に特化した製品が目立ちます

 

 

 

 

 

 

Aeolus XXX TU

⇧ BONTRAGER Aeolus XX TU ⇧

 

 

 

市場には前後セットで1,000gを

下回るホイールが揃い始めたところに

REYNOLDSが放ったホイールこそ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

RZR40

 

RZR

 

 

 

 

 

RZR02

 

ハブフランジが二重になっており

MAVICのトラコンプスポーク同様

張力によるホイールテンションは無い構造

 

 よく見たら

フリーボディの肉抜きがエグい

 

 

 

 

ホイールの全体を見る限りは

 

 

COS-ULT

 

MAVIC ULTIMATEシリーズ

 

 

 

 

 

 

MEILENSTEIN OBERMAYER

 

Lightweight MEILENSTEIN OBERMAYER

 

 

 

 

のようなハブ+スポーク一体成型変態仕様

ハイエンドホイールなのかなと思いきや

 

 

 

RZR

 

なんとスポーク交換可能

 

 

 

 

 

 

また、一部モデルには

 

 

SLG

 

SLGテクノロジー

 

という、ニップル周辺の整流効果がある

をリムに設けており

 

 

 

40lm/h巡航時に12.5秒の節約

約10度方向までのヨー角に対して20%の空気抵抗削減

 

 

 

など

謳い文句としてはなかなかえげつない

性能をもたせているのも注目

 

 

コレまで紹介してきたメーカー同様

リム加工が出来るメーカーの

ホイールはやばい

 

という法則が発動しますね……

 

 

 

RZRについて詳しく知りたい方は

池袋店のブログを参照(かなり昔の記事です)

 


 

 

ATTACK TLRというホイール

 

 

 

RZRの紹介記事ではないので戻ります

 

 

 

そんな技術的にはなかなかぶっ飛んだ

アイデアをふんだんに製品に盛り込む印象の

REYNOLDSですが

 

 

そんなラインナップの中でも

ATTACKは割と使い勝手の良い、落ち着いた

印象のホイールです

 

 

 

IMG_5702

 

重量は前後セットで

1,365g

 

 

 

 

RZC

 

 

類似重量のホイールだと

FULCRUM RACING ZERO CRB

1,340gで約24万円

 

 

 

この重量であれば

十分にクライマー向けの軽量ホイールと

いっても差し支えないかと 

 

 

 

 

 

 

「登れる」ということは

同時に「下る」ことも必要になってきます

 

このホイールはリムブレーキモデルなので

ダウンヒル時のブレーキングには

少々気を使う必要がありますが

 

ここにREYNOLDSの工夫が感じられます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 IMG_5703

⇧ CTgブレーキテクノロジー ⇧

 

 

 

特殊樹脂を用いた加工によって

ブレーキング時に発生する摩擦熱を最大38度

軽減することが可能です(要専用シュー)

 

 

 チューブレス化には

別途チューブレステープとシーラントが必要です

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_5700

 

リム内側に設けられたハンプ部

かなりしっかりと溝が設けられています

 

 

 

 

 

 

IMG_5704

 

スポーク構成は2:1かなと思いきや…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_5705

 

反フリー側も同形状のクロス組

スポークの配置はWH 9170に似た

前後2連タイプですね

 

 

ディスクブレーキモデルならわかりますが

リムブレーキモデルで両側クロス組は

最近ではなかなか見かけません

 

 

横剛性はかなり期待できそうです

 

 

 

しかし 

リアのハブフランジ形状というか

切削加工がカッコいいですね

軽量化は狙っていますが肉厚で

剛性は十分にありそうです

 

 

 


 

 

ここ最近のREYNOLDSホイールだと

どちらかといえばASSAULT

注目されていますが

 

 

 

 

特価とはいえ

1,365gのホイールセット

125,300+tax

手に入ると考えるとかなり美味しい

 

 

 

 

当店にも多く在庫してある

軽量バイクをご検討の際は

こちらのお得な軽量ホイールも是非ご検討下さい

 

 

 

 

 

 

 

 IMG_5712

 

 

次回は

ハイブリッドリムについて語ります

ついに商品紹介じゃなくなった

 

お楽しみに

 

 

※掲載画像の一部をCyclowired.jpより引用※


 

ホイール

 

 

【ホイール関連もくじ】

 

 CAMPAGNOLO ZONDA(CL/DB)

CAMPAGNOLO SHAMAL ULTRA

 

FULCRUM RACING ZERO CMPTZN(CL/DB)

 

MAVIC KSYRIUM シリーズ

 

ALEXRIMS ALX473 EVO

 

SHIMANO WH 9170 C40

 

○REYNOLDS ATTACK TLR 

 

 

掲載当時と価格や在庫状況などに変動がある可能性があります

詳しくは店舗までお問合せ下さい

 


 

 

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営業時間 11:00 ~ 19:00

定休日:水曜 

 

 

 

 

 

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