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【酷暑を避けて】日中ハイキング、夜サイクリング
by: 長山靖

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こんにちは。池袋本館の長山です。

 

今回は、容赦ない酷暑が続く中で、自分なりに模索して出かけてみた1日をレポート致します。

 

2022年6月30日(木)の活動記録

以前から時々ご紹介させていただいているGARMINバッジ獲得チャレンジ

参考記事:気分はゲームキャラ!?レベルアップが楽しい!!

その中のバッジ「6月のサイクリングチャレンジ」(獲得条件:サイクリングアクティビティの月間記録合計400km以上)というのを狙って走り、月の最終日30日を迎えました。

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この時点での積算距離は355.2km。あと45kmほど足りていません。ちょうどこの日は休日だったので、じゃあサクッと走って400km達成しよう。

・・・と、思いきや!当日の関東近辺は「体温を超える危険な暑さ」「屋外での活動は出来るだけ控えて」といった天気ニュースが飛び込んできました。まだ6月だというのに、なんてこった!これは、下手にライドへ出かけたら危険です。しかし、気持ちは既に出かけたいモードに切り替わり済で、ウズウズして堪らん!

そこで考えました。

 

ハイキングという一手!

そうだ、一旦サイクリングは置いておいて、少しでも涼みを求めやすいハイキングに行こう!

そう思い立ったのは、また別のGARMINバッジ「6月のハイキングチャレンジ」(獲得条件:ハイキングアクティビティの月間記録合計4時間以上)の存在が気になっていたからでした。

ハイキングは自転車と関係ないじゃないか、と侮るなかれ!

以前、多摩川の最初の一滴が出る地を自走で目指したことがありました。

標高5m前後の東京23区から、1300m超の登山口まで約120kmを走り、そこの駐車場に駐輪してそのままハイキング。標高約1865mの多摩川源頭・水干(みずひ)に至りました。そして来た道をテクテク引き返し、自転車へ戻る、という道のりでした。

その後、柳沢峠への登り10kmが残っており、自走とハイキングで疲れたあとでは、脚は回らないだろうな・・・。と、思いきや!クルクル、不思議と気持ち良く回ったのです!私含め3人で行っていたのですが、満場一致でその感覚を抱きました。

推測ですが、サドル上の身体固定から解放され山道で自由に動き回ったことで、かえって動的ストレッチ効果が生まれたのではないか、と考えられます。このように、自転車を離れる事で、かえって良い刺激を得ることもあるのです。

 

さて、ドコ行こうか

頭に浮かんできた行き先は御岳山(みたけさん)。東京都青梅市にある、標高929mの山です。選択の理由は、

・山頂の少し手前まで大半の区間にケーブルカーが通っており、暑過ぎたり天候急変のおそれなどあれば、それで脱出が可能

・山頂付近に武蔵御嶽神社と、そこを取り巻く宿坊、住居、売店などがあり、万が一暑さでダウンしても避難出来る

・遠すぎない(朝ゆっくりめの出発でも大丈夫→体調への負担軽減)

といった思案からでした。さて、どうなることやら?

 

行けば、わかることがある

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JR青梅線で御嶽駅に降り立ちました。標高は約233m、周囲は山々。都会よりも強烈な暑さは幾分かマシに感じましたが、やはり暑いものは暑い!でも、

 

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・山岳地域ならではの雲の配給が時々あり、熱射を遮ってくれる

 

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・時折、川筋を中心に心地良い風が吹き渡る

 

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・多摩川に降りてみたら、水が冷たくて気持ち良い!

・・・といったことが、室内で天気ニュースの真っ赤な晴れマークや気温予報を見ているだけではわからない、嬉しい要素でした。行けば、わかる!ですね。

 

いざ、ハイキング

まずは3kmほど先、ケーブルカーの滝本駅(ふもと側の駅)を目指します。そこまでは普通の車道を歩きますが、この道のり、後半に強烈な激坂となります。

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もし自転車で来ていたら、オーバーヒート確実な道のりでした。そこを、のんびり、暑熱順化するつもりで歩きます。

滝本駅に到着時点の体調で、歩いて登るかケーブルカーで上がるか判断しようと考えていましたが、調子はGood。

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かつ、この先の道のりは杉木立へ突入、熱射が遮られて更に暑さがマシになるため、歩いて山頂を目指すことにしました。

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ここがまた、写真ではお伝えしづらいのですが強烈な激坂の連続。そこで「歩きで良かった」とホッとするのは、サイクリストならではの反応でしょうか(笑)

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バリバリの山道ですが、参道・兼・地元の生活路として舗装されているので、歩きやすい。のんびりノコノコと登って行き、無事、山頂周辺に広がる神社エリアまで登り着きました。

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時刻は15時過ぎ、茶屋や土産物屋はそろそろ店じまいムード。神社参拝の後では閉まってしまいそうだったので、先に一休みのホットコーヒーだけ頂きました。

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暑いのにホット?と思われそうですが、ここに至るまで、さんざん冷たいドリンクを飲んでいたので、内臓に優しく!思いのほかホッとしました~。

かつて、スペインのアマチュアトップレーサー(≒日本のトッププロレベル)が「冷たいものは身体が弱るから、極力温かいものを選ぶ」と拘っている姿を見たことがあるのを、ふと思い出しました。

 

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お店の温度計はこの時点で30度でした。店のおばあさん曰く「山の上でこんなに暑いのは初めて。しかもまだ6月なのに」

それでも、数字だけではわからない「山の体感温度」は、都会よりかなりマシでした。

 

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締めに、いよいよ山頂に鎮座する武蔵御嶽神社へ参拝。

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石段を上がって本殿のすぐ下まで行くと、茅の輪がありました。

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なんとこの日がたまたま年に一日だけの「夏越しの大祓」で、特別に茅の輪が設置されていたのでした。ここを、説明に従って左回り→右回り→左回り→本殿へ参拝。より清々しい気分を味わうことが出来ました。ラッキー!

 

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17時からは神事が執り行われるというので、せっかくの奇遇と思い参加してみました。居合わせた一同で祝詞を唱えたのですが、マスクしながら淡々と唱え続けるのはかなりキツイ!この日一番の呼吸の苦しさは、ここでした(笑)

こうして夕方までのんびりしていても、ケーブルカー利用であっという間に下界へ戻る事が出来ました。猛暑のピークはとうに過ぎ、標高が下がっても過ごしやすくなっていました。

 

 

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そんなこんなで、6月のハイキングチャレンジバッジを獲得!
トータルの歩行距離は約14km、心地良い汗を流した~という適度な疲労感。

 

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きれいな夕焼けを拝みながら、大満足して帰路に就いたのでした。

 

Edgeシリーズでもハイキング記録は可能

GARMINのサイクリング用Edgeシリーズでも、道中スイッチを入れておけば、ハイキングアクティビティを記録することは可能です。バイクアクティビティとして保存されますが、あとでアプリ上でアクティビティタイプをハイキングに切り替えればOK。歩数は計測されませんが、軌跡や距離、標高などの記録はちゃんと残せます。

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↑実際にそれで記録したハイキング。この時は登山口まで自転車で行き、Edgeを携行して持って歩きました。

 

諦めない!

山行から帰宅したのが21時40分頃。

そこから、すぐさま支度して自転車で飛び出しました!冒頭に書いたGARMINのサイクリングチャレンジ400kmバッジ獲得、実は諦めてなかったのです。蒸し暑いものの、夜で熱射はもう無く、多摩川へ出れば抜ける夜風が幾分か涼みをもたらしてくれ、走る時は満ちた!

出走時刻は21時45分、残り約2時間14分で45km。しかも、選んだ自転車はロードではなくBROMPTON

これまでのバッジチャレンジ積算距離の99%をそれで走って来たため、最後まで行ったろう、と拘ってしまいました。おかげで難易度が上がり余裕はナシ。ということで、効率よく距離を稼ぐため、見通しが良く、かつ人が少ない区間を選んでひたすらそこを往復することにしました。

黙々、黙々、漕ぎ漕ぎ、コギコギ。

山行からの即転戦&晩飯はまだでハラが減り、忍ばせていたカロリーメイトブロックを、カルピスで流し込むというやっつけ補給で時短。

そんな具合に走り続け、自宅前に帰着したのが23時51分頃。

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走行距離は45.74km。これで6月の合計距離は400kmを越えたはず。

 

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ちゃんとバッジ獲得していました!!ヤッタネ。

 

動けば、拾い物がある

走っている間、夜空にピカピカッと稲光が見えた時がありました。ふと気になって道端に停止し雨雲レーダーを見てみたら、さっき登っていた御岳山周辺だけ、ピンポイントで雨雲が掛かっていました。こんな偶然もあるもんだ、と思うとともに、さっきまであの空の下にいたんだな、と、地元から御岳山の気配を感じ、なんだか神妙な気分になりました。

更にそのあと、流れ星まで見てしまいました。北東方向の夜空に、スーッと、流れました。たまたま、同じ方向に走っていた自転車の方を追い抜いた直後で、その方も「え!?何いまの???」と声を上げて驚いていたので、錯覚ではなかったようです。

武蔵御嶽神社での夏越の大祓との遭遇といい、いろんな奇遇に恵まれて、暑さを言い訳にせず模索して動いたことをお天道様に褒められたのかな?ということにしておきました。気は、持ちよう!

 

とは言っても、見極めて

今回は、酷暑の中で、どうしたら出掛けられるか、を模索してみましたが、気象条件、体調、地域、などによっては、やはり大人しく動かない方が良い時もあります。私の経験上では、寝不足だと、自律神経の働きが乱れるのか?暑さへの耐性がガタ落ちする気がします。その辺は無茶せず見極めて、楽しんでいただければ幸いです。レース動画を観て良いペダリングの探求をしてみるとか、今の内に愛車の整備をかけておくとか、いろいろやりようはありますよ~。

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written by 長山  靖 

 

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