街乗り文化からスポーツ文化へ!!
ワイズロード池袋本館 Y'sRoad Ikebukuro honkan
[英語対応可]
2021/05/27 15:27
こんにちは。池袋本館の長山です。
超優秀折り畳み自転車
B R O M P T O N
を、私はかれこれ15年以上愛用しています。オーナーには熱烈なファンが多く、私のように10年以上愛用しているという方が少なくありません。
長く乗り続けているのは、それだけ深い魅力のある自転車だということ。
池袋本館だけでも、スタッフの半数に及ぶ愛用者がおります。
今回は、多くのスタッフの心を掴んで止まない
「BROMPTONの魅力」
を、私なりに5つ選び出してみましたので、ご紹介します!
簡単に!コンパクトに!折り畳みが出来る!!
これがやはり、BROMPTONを選ぶ最大の理由ですね。もし、折り畳みしづらい、もしくは折り畳めない単なるミニベロだったら、私を含めここまでファンが増えることは無かったことでしょう。
折り畳み作業が簡単!と言い切る理由は、
最初に、この状態にする = 自立している、ということ。こうして地面に置いたまま、その後の折り畳みを進めることが出来るのです。
ポン。
ポン!
ポン!!
この小径車が、
これです。
そして、これらの写真を撮ることが出来たということが、各手順において車体が自立していた証です。こうして置いたまま、落ち着いて作業が出来るのです。
他の折り畳み自転車だと、車体を持って支えながらでないと作業出来ない形態がほとんど。メカが苦手な方だと、折り畳む作業だけでも精一杯なのに、それを、車体を支えながらやらないといけないのです。
これが、BROMPTONは簡単!と力説する理由です。
これだけ簡単なので、かかる時間は慣れた方で10~15秒程度。不慣れな方でもせいぜい数十秒程度でパパッと出来ます!
そうしてサクッと畳んだら、
自宅の片隅にチョコン!場所を取りません。高級自転車を、外に駐輪しなくて済みます!
折り畳み動作に慣れると作業はあっと言う間なので、ライド途中、食事や買物で店に入る時、駐輪は盗難が心配、駐輪場所がない、なんて場合でも、
サクッと畳んで手荷物に変換!ということも出来ます。大型コインロッカーに入るので、預けてしまうのも手ですね。
そうしてコンパクトにすれば、公共交通機関や車に載せることも出来ます!
(※公共交通機関では専用のバッグへの完全収納が必要です)
車内に置いてみた時、改めてその小ささに気付きますよ。
なんと、新幹線の座席の足元にも入るサイズ!
(この時は、小型車両の山形新幹線で置き場が見つからずの処置でした)
池袋発の西武特急レッドアローでも、こんな感じに収まっちゃいます!
(※レッドアロー号は、今はラビュー号に世代交代しました)
こうして、走りやすい所にお気軽お手軽にワープが可能です ♪ ♪ ♪
その先には、爽快なサイクリングコースが広がります。
小回りが利いて、古い町並みの散策にもぴったり!
緩い乗車姿勢で、星空を見上げるサイクリングも!
心地良い風に乗りながら、世界を広げてくれます!
でも、16インチ車輪の折り畳みでは、走りは最低限でしょ?
そんなことはありません!
高精度 × 熟成のギア比 × 頑丈
三位一体で実現される走行性能!!
熟成された設計 × MADE IN LONDON & Made by 熟練の職人
による出来の良さのおかげで、走りの信頼性は折り畳み自転車の中でもトップクラス。 16インチでも、意外としっかり走ってくれます。
小径車輪だと、どうしても安定感が落ちるのですが、ホイールベースの長さなど優れた設計により、軽減されています。むしろ、慣れてしまえば機敏に小回りが利いて小気味良し!
その独特の楽しい走行感覚について、ロードバイクに買い増しでBROMPTONに乗り始めたあるお客様が、楽しくて楽しくて堪らなくなって放った名言
「魔女のホウキに乗っているみたい!!」
この一言が、全てを語ってくれています!
そして、頑丈。
折り畳みだと、強度不足の心配がよぎりますが、荷物をたくさん積んでのキャンプライドに使う方もいるほど、頑丈なんです。
なんてったって、耐久性に強いこだわりを持つBROMPTON社が、耐久性に優れた鉄の合金・クロモリフレームで組んでいますから!クロモリは少し重いですが、信頼の重さでもあります。
しかも、その料理人が、熟練の職人さんたちであり、かつ、本拠地ロンドン工場での厳しい品質管理のもとで丁寧に仕上げていますので、しっかりしていないはずがありません!
そこに考え抜かれたギア比が相まって、サイクリングにほど良い速度は勿論、そこそこの高速域や、ちょっとハードな登坂にも対応。ギア比を微調整出来る純正オプションも用意され頼もしいです。
最初は軽いサイクリング用に購入したBROMPTONでしたが、意外としっかり登ってくれるので、ロードバイクで行くようなハードな山坂ライドにもドンドン使うようになりました。
ロードバイクに乗られる健脚のお客様の中にも、その走力に気づき、BROMPTONを畳んで公共交通機関で山までワープし、気軽にヒルクライムを楽しんでいる方が何人もいらっしゃいます。
いくら体力がある方でも、ヤワな折り畳み自転車では不安感があり、こんな走りをしようとは思いません。それをドーンと受け止めてくれる懐の深さがあるのです。
私の初代M3Lは、通算の獲得標高は軽く5ケタ以上メートル、3段変速なので軽いギアが無くグイグイ13年漕ぎ倒しましたが、壊れ知らず。その使い方で13年耐えるなら、普通の使い方なら一生モノですね!と、お客様によく言われました。
このように、高精度、ギア比、頑丈の三位一体のおかげで安心、信頼の走り。極端な長距離やスピードを求めなければ、実に幅広く活躍してくれます!
尚、今は二代目を「買い替え」ならぬ「買い増し」して、初代はご近所用、活きの良い二代目はバリバリ第一線で活躍してもらっています!
積載性に優れる!!
BROMPTONは、フレームの前側に、バッグ用の受けが付いています。
(※一部の限定モデルは別売仕様)
ここにワンタッチで着脱出来る純正バッグが、豊富にラインナップ。しっかりしたバッグ型からバスケットやトート型まで様々。耐荷重は10kg(バッグの重量込み)と、十分過ぎるスペックです。
そして、フレームに付く、というのがポイント。今時の普通のスポーツサイクルにフロントバッグを付ける時は、ハンドルバーに装着します。そうすると、ハンドルを切る度に荷物が振られ、ハンドリングも重く、扱いづらくなってしまいます。
それがフレームに付くと、荷物はフレームが背負う形。ハンドルには何もぶら下がらないので、影響が少ないのです。
(↑ハンドルは左に切れているのにバッグは正面を向いている、の図)
「影響がない」でなく「少ない」と書いたのは、ある程度の重みが加わると、前輪荷重が増える分、フィーリングが少し重くなるからです。
ただし、これは悪影響というよりは、むしろプラスの印象。程良くズシッとして、先に書いた小径車輪特有の不安定さを、うまいこと軽減してくれるのです。
初めてその感覚を味わった方は
「BROMPTONは、最初からバッグ装備が前提の走行設計なのでは?」
と仰るくらい、しっくりはまる走行フィーリングとなります。
そして、人は、目の前にバッグがあると、ものを入れたくなるのです!
入れる筆頭は、お買物やお土産の戦利品でしょう。カメラ好きな方なら、一眼レフなど大きいカメラやレンズを積んでみたり。
青空カフェライドも良いですね!バーナー持参でお湯沸かして、忍ばせていたスイーツとセットでコーヒータイム、なんていうのもオツなものです。
この便利さを一度味わうと、病み付きになると共に、ロードバイクなどのスポーツサイクルにすでに乗られている方は、今まで、いかに荷物積載を我慢して諦めていたかを思い知るのです。その思いを、BROMPTONで晴らすことが出来ます!
更に積みたい方は、純正の荷台もあります!こちらも耐荷重は10kg。
(ちなみに、ライダーを含んだ込み込みの車体耐荷重は110kg)
最初から荷台が付いているモデルは、後付けよりお買い得な荷台標準装備仕様となっています。実用性重視なら荷台付き!
私はストイックに登坂率が高い乗り方なので、軽さ重視で敢えて荷台なしモデルにしています。
割と普通の自転車な佇まい
・フラットハンドルで、親しみやすい。
・サドル高の上下調整が簡単、フレームはサイズフリー。
・デザインは、スポーツ車というよりも普通の自転車寄り。
ということから、普段着で、気負わず気軽に乗りやすいです。
さりげなく駐輪場に溶け込む、日常感のある佇まい。
そのため、サイクリング用に購入されたお客様が、奥様とご一緒での近所お買い物でも気楽に利用。そうしたら、奥様がここぞとばかりたくさん買い込んで、フロントバッグにガッツリ積まされた、なんてエピソードも。
車体の扱い方だけマスターすれば、一家で一台BROMPTONをシェアするのも、Goodですね!
あまり時間が取れないときは、スキマ時間に日常の散歩ライドだけでも。
お気に入りのカフェまでちょこっと、とか。
服装など気にせず気楽なので、
「ちょっとだけ行こうか」
という気にさせてくれます。
小径車は、車輪が大きくてスピードに乗りやすいスポーツ車には軽快感で一歩譲りますが、その分、短時間でも
「ああ漕いだ、良い汗かいた!」
という走った満足感を得やすいので、チョイ乗りとの相性も良し!
多雨な英国出身ということから、泥除けを標準装備。濡れた路面でも、泥はねを気にせず走ることが出来ます。
このように、シティサイクルの要素も充分満たしていて、ちょっと贅沢ですが普段使いにもバッチリ適応します!
さて、ここまで4つの魅力を掲げてきましたが、一つ一つの魅力だけ見れば、他の自転車でも持っています。
5つ目にして最大の魅力は、
これらの魅力を全て兼ね備えている!!!
これこそが、究極の魅力です!ここまでバランス良く、これらの要素を兼ね備え広く遊べる自転車は、他に無いのではないでしょうか!
それ故にBROMPTONは、折り畳み自転車の一車種ではなく
「BROMPTONというライフスタイル」
だと、私は思っています。
この魅力は、サイクリング初心者よりも、ある程度ロードバイクやクロスバイクに乗られている方のほうが、より感じられるかも知れません。
初心者の方も、経験者の方でも、どなたでも!
サイクリングにも、通勤通学にも、日常使いにも!!
BROMPTON、いかがでしょうか!!!
以上、私なりに感じた魅力から、5つご紹介してみました。
BROMPTONの持つディープな魅力は、まだまだ沢山ありますし、愛用スタッフごとに一家言を持っていますので、購入をご検討の際はドンドンお気軽にご相談くださいね!
試乗車も、充実のラインナップでご用意しております。
(※試乗の際は運転免許証など顔写真入り身分証をお持ち下さい)
長くなってしまったので、今回はこの辺で。それでは、また!
written by 長山 靖
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