街乗り文化からスポーツ文化へ!!
ワイズロード池袋本館 Y'sRoad Ikebukuro honkan
[英語対応可]
2022/10/28 16:36
こんにちは。池袋本館の長山です。
時々ご紹介させていただいているGARMINの「バッジ獲得チャレンジ」
(参考記事:気分はゲームキャラ!?レベルアップが楽しい!!)
先日、新たなバッジ獲得のためにライドしましたので、レポートいたします。
目次
↑ 今回のターゲットはコレです。
獲得条件:
2022年10月21~23日(金~日)の週末3日間のうちに、一度のライドで40km以上のアクティビティを記録
(※このバッジは「チャレンジ」タイプのバッジで、条件を満たしてもチャレンジ参加を選択しない限りは獲得されません)
このバッジは、2月以降毎月一回登場。以来、欠かさず獲得していますが、毎回すべての日が出勤日の為、難易度が上がっています。
その為、獲得を狙う日は、出勤時に折り畳み自転車BROMPTONを輪行し、帰りに遠回りなルートでライド帰宅するという方法を採っています。そうすれば、帰りの電車通勤時間をそのままライド時間に変換することが出来、時間を稼げるというわけです。
(往復自走通勤ライドすれば丁度40km超えるのですが、朝、時間に追われながら混雑の都心を走るのが苦手で避けています)
参考記事:BROMPTONの魅力5選
10月21、22日は出走せず、最終日23日に、いつもの方法で一本勝負!と思い、いつものようにBROMPTON輪行で出勤。
・・・と、そこまでは良かったのですが、不意に自転車仲間からある知らせが入りました。
それは「今夕、秋葉原で、ある人と一緒にゴハン(焼肉)を食べる」というもの。
ある人とは、私が懇意にさせて頂いている秋田県の自転車グループの一人なのですが、まだ直接お会いしたことがありませんでした。
その方がなぜ東京にいるのか?
それは、なんと自走してきたからでした!前日、青森~日本橋までの国道4号線707kmを、途中40分の仮眠のみで42時間で完走を果たしたとのこと!(いわゆるキャノンボール)
その疲労を癒すべく、焼肉を食べる、というわけでした。
なんと、それは良い機会。時間的に焼肉には間に合わないけど、会うだけ会ってみたい!
じゃあ、40kmライドを、秋葉原経由にしてしまおう。というわけで、急遽コース変更。仕事上がり20時頃、秋葉原へ向けて出発しました。
池袋から秋葉原までは10km弱で到着。バッジ獲得まで30kmちょっとを残して計測を一時停止します。
そして、焼肉チャージを終えて店から出てきた大きな挑戦者とご対面。
・・・おお?ごくごくフツーな若者。というか、何もかもが普通だ、普通すぎる!既に普段着になっているというのもありますが、特別な雰囲気は微塵も感じられず、前日、挑戦で力走していたとはとても想像がつきません。疲労感も見えなければ、凄いことやったったぜ!みたいな感じも全くありません。ぶれない普通さ、とでも言いましょうか。ライドにおける苦難の時、その確固たる普通のテンションだからこそ、淡々と駆け抜けることが出来たのかも知れない、なんて思いました。(考えすぎ?)
店の外での対面だったため、じっくり腰を据えて話を伺うことは出来ませんでしたが、挑戦ライド翌日の挑戦者の姿を拝めたというだけで、大きな刺激を得ることが出来ました!どうもありがとうございます!!今度は秋田でお会いしましょう!!
ちなみに、BROMPTONの折り畳みを実演したら、喜んでくれました(笑)
さあ、俺も走るぞ!とライド再開したのが22時過ぎ。バッジ獲得条件の最終日のため、残された時間は23時59分59秒までの2時間弱。そこで残り30kmちょっとを走り切らないといけません。信号過多な都心では平均速度が上がらないため、油断ならない残り時間になってきました。
ペース上げていかなきゃ、と走り出してほどなく、たまたま日本橋へ至りました。
ここで、前夜、感動のゴールしたのか・・・。
「日本国道路原標(レプリカ)は、数々の強者のスタート、ゴールになっているので僕にとって聖地です!」と言ってたっけ。そう思ったら、撮影で止まらずにはいられませんでした。
まあ、そこまで時間に余裕が無いわけでもなかろう。
・・・と、思いきや。
ぐおお、信号が多い、多すぎる!赤信号が長い、長すぎる!
ちょくちょく引っかかる交差点で、どんどん時間が喰われていきます。そのロスをペースアップで埋めんとするも、BROMPTONなのでロードバイクのようにはいかず。当初は優雅に東京夜景クルーズだ、なんて悠長に構えていたのですが、おいおい大丈夫か~?
焦る気持ちを押さえながらじりじり前進を続け、ようやく都心を脱出。信号が減って平均速度は上がり、勝手知ったるホームグラウンドエリアへ到達。脳内地図から、信号が少なく流れの良い道を算出して距離を稼ぎつつ、ジリジリと自宅へ近づいていきます。走行距離は30km後半へ、よし、この時間なら間に合いそう!最後は自宅周辺でウロウロして獲得距離を微調整。
そうして23時40分頃、40kmに到達!
無事、バッジ獲得!ヤッタネ!!
・・・と、喜んだのも束の間。実はもう一つのGARMINノルマが潜んでいました。それは、1日のステップ数。私はスマートウォッチタイプのGARMINも併用しているのですが、1日のノルマを11111歩と設定して、かれこれ490日近く欠かさず継続してきました。これは絶やしたくありません。
ライド終了時点での獲得ステップ数は8590歩、残りは2521歩。これまでの経験からすると、歩きだとだいたい1kmもしくは10分位で1000歩前後稼がれる感覚。・・・て、それでは時間が足りない!
そうなると、残された手段は、ランしかない。歩きよりも足の回転数が早い分、時短で同じステップ数を稼げるのです。
いつもは折り畳んで部屋へしまうBROMPTONですが、部屋へ戻っている時間は無いと直感的に判断。マンションの共有駐輪場へ仮置きし、背負っているバックパックはそのままでランへ飛び出しました。まるでトライアスロンのトランジションのごとし。出走時刻は23時43分。残り17分弱!
バッグが重いもののピッチは180以上キープを意識し、歩数を稼ぎます。これ、セルフのデュアスロンだなあ、などと思いながら走ること2kmちょっと・・・
カチッ。11111歩超えた!
時刻は23時57分でした。危なかった~!
所要時間は14分、ピッチ180×14=2520で、残りステップ数2521歩とほぼぴったり!さすがの計測精度!
↑ ステップ数の連続目標達成日数のタスキを、無事つなぐことが出来ました!
こうしてGARMIN記録チャレンジは無事に終わったのですが、その瞬間、更なるチャレンジが頭をよぎりました。
当日中に帰宅しよう!
気を緩めないまま速攻でBROMPTONを折り畳み、マンション3階まで階段で担ぎ上げ、部屋のカギを出し、ドアを開け、帰宅!時刻は・・・
23時59分。
しゃっ!お行儀よく、午前様にならずに帰宅したったりました~。
こうして、他人から見ればどうでも良い小さな小さな挑戦の一日は、無事に幕を閉じたのでした。
他愛もない自己満足ではありますが、挑戦というのはテンション上がりますね。大きな挑戦者と会ったことで、熱い炎をお裾分けしてもらったのも良かったのかも?
日常の合間に小さな挑戦のタネをもたらしてくれるGARMINバッジチャレンジ。
愉快なオモチャだと思います!
余談ですが、、晩飯、晩酌の美味さ倍増でした~!
written by 長山 靖
Y’sRoad池袋本館
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