アレックスモールトン　ダブルパイロン（ソリッド）
by: 堀豊

アレックスモールトン　ダブルパイロン（ソリッド）

　ステンレスとホワイト一色でシンプルに仕上げていきます。

　いつものよう半日かけてヘッド　BB　
シートチューブ　ディレーラーエンドのタップがけと

　腕自慢のホイールに息を吹き込んで仕上げ、
　ウィッシュボーンにハンドルをセットし

　カタチ造りです。

ここからノコンのビーズセットの魂をイレマス！

　　その前に　一つ問題点！

　
モールトン造り手さんは解ると思いますが

最近のモールトンの付属セットに入っている、
分活用ケーブルブルジョイント。
このケーブルジョイントの中のアウター受けワッシャーが
この1～2年入っておらず
いつもながら悩み悩み仕上げています。
　今回良いものを発見いたしました！

ようは、ブレーキ専用に作られており　
シフトの場合、タイコ先が小さいので
ジョイントの穴が素通り（スルー）
してしまい引っ掛かりません。
　スクリューのジョイント部分のねじ切りもあり
タイコを入れてわずか隙間も
1～2ｍｍと。。中々このサイズに収まる引っ張り強度の強い
ワッシャーなどありゃしません。

　発見したのは　φ14のスポークブラスニップル！
強度とサイズがベストマッチ由、
私的に言えば無料の強化パーツ！
　サイコーです。

　もう一つ、これは自転車本体に問題のあるところですが、
サスペンションのフロントブレーキ本体を付ける穴の
台座位置の問題点とフロントキャリパーブレーキ本体のネジ軸。
正確なのか不正確なのか？大抵のタイヤを装着すると当たってしまい
タイヤが回りません。。扁平の薄いタイヤに限られます。

　これを言ったら誰もがお馴染みで知っている
フロントディレーラー台座や　ホイールエンド幅など。。
一台仕上げるのに全てのパーツをまともにつけられないのがモールトン
ほとんどがお手製でアダプターを製作してからパーツ合わせをしながら
仕上げなくてはなりません。

　製作者がどれだけコレを知り尽くし、数をこなし、熟知しているか
　になりますが。。
　ダウンヒルバイクも10年～15年前より数々こなして作ってきましたが、
　何倍の能力と労力です。。
　でも取り扱い製作されていますプロショップさんはコレが
　魅力でたまらないのでしょうね。。

すみません。。また　いろいろといってしまいました。

　それでは　魂の投入です　つづきを。
　

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