【カスタムの気になるアレコレ】オンロード系タイヤのオススメブランドと特徴を解説
by: 田中廉

川崎店スタッフの田中です。
前回に引き続きタイヤについてのアレコレを解説して行きます。
今回はオンロード系のタイヤブランドについてオススメのブランドとその特徴を見ていきましょう。
今回のテーマは多分に主観を含みますので、人によっては全く違う印象を抱く場合もございますが気楽にご覧下さい

1 「オススメタイヤブランド」
2 「Continental」
3 「Vittoria」
4 「PIRELLI」
5 「まとめ」

「オススメタイヤブランド」

オンロード系の中でも特にオススメのブランド

・Continental
・Vittoria
・PIRELLI

どのブランドも各クラス高性能なタイヤをご準備しております。

ではブランドごとにどのような特徴があるかを見ていきたいと思います。

「Continental」

先ずは恐らく最もオススメされることが多いであろうCONTINENTAL

ドイツのタイヤブランドで、フラグシップモデルには同社独自のブラックチリコンパウンドを採用し、迷ったらこれと数々のサイクリストから絶賛されるブランドです。

特徴は硬質なコンパウンドが生み出す転がりの軽さと、それと相反するような高いグリップを両立したところ、さらに耐久性も高いので長く使っていけるのも魅力の一つ、上位モデルはパンクガードも織り込まれており外的要因によるパンクにも強い設計となります。
大多数の人に気に入ってもらえるタイヤですが、使用するコンパウンドが硬めなので路面状況によっては少し快適性に劣ります、滑らかさや快適さをタイヤに求める方には少しオススメし辛い面もあります。

唯一デメリットと言えるところはタイヤをはめるのがクリンチャータイヤの中でも難しいところです、タイヤも硬くケージングも硬め、かつインチが他メーカーよりも小さめの設計なので、初心者の方やタイヤ交換に慣れていない方はお店にお願いするのをオススメします。

代表タイヤはGP5000、お値段￥9,020(税込) レーシングタイヤながら耐パンクにも強く4000ｋｍ以上の走行も可能なスーパータイヤ。

確かな走行性と、高性能で長く使えるタイヤをお探しの方にオススメのブランドです。

「Vittoria」

Vittoriaはイタリアのタイヤブランド

特徴は現在では数えるほどのコットンケージングを利用したタイヤをフラグシップに据えている事。
しなやかで軽い作りとなりますので、走りの軽るさと快適性を両立させているところが魅力。
コンパウンドはナノカーボンが含まれたグラフェンを使用する事で、高いグリップも実現しておりますので安定性もしっかりと確保しております。

転がりを重視したモデルであるCORSA SPEEDのチューブラーモデルはとある実験で業界1位の転がり抵抗の低さを持つほどの回転性能を持っております。

デメリットというう程ではないですが耐パンク性能や耐久性は通常のレーシングタイヤ並みなので基本3000~3500ｋｍが寿命となります。

代表タイヤはCORSA、お値段￥6,831(税込)コットンケージングを利用することで快適で軽い乗り心地を実現したタイヤ。

走りの軽さと快適性をお求めならオススメのブランドになります。

「PIRELLI」

数年前にモータスポーツ界より舞い戻って来たPIRELLI

一時自転車業界から撤退しておりましたが近年再度参入して来たブランド。
発売から5年ほどですが既に大手ブランドと肩を並べるほどの人気を持ちます。

代表モデルになるPZERO VELOシリーズは非常にトータルバランスの高いタイヤで、転がり、グリップ、耐久性が高次元でまとまっています。
使用するゴムコンパウンドが硬すぎず柔すぎない絶妙なバランスですのでContinentalは好きだけど少し硬い気がするという方には非常にオススメなブランドとなっております。
デメリットはタイヤの幅が他メーカーよりも太いので昔のロードバイクを使っている方だと使用できない恐れもあるところでしょうか？

代表タイヤはPZERO VELO、お値段は￥7,590(税込)、最新はPZERO RACEで￥9,600(税込)となっております

しなやかでトータルバランスのいいタイヤをお求めの方にオススメのブランドです。