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2022/03/22 11:04
ワイズロード川崎店Techコーナーです。
本日のTech便りは「ディスクブレーキのパッド交換について」です。
上の写真は減ったブレーキパッドの一例です。
ディスクブレーキはパッドで金属のローターを挟み込んで制動するため、ブレーキを掛ければパッドもローターもお互いに少しづつ削れていきます。
パッドが薄っぺらになってしまう前に、安全のため定期的に交換してあげましょう。
削れたパッドは粉末状になって周りに飛び、ブレーキ本体付近に付着します。
これがパッドとローターの間に吸い込まれれば制動力は落ちますし、雨などで濡れれば泥状となってそれも悪さを及ぼします。
当たり前ですが元々は汚れておらずこんなにキレイ。
やはり定期的に愛車を掃除をして、ここまでではなくとも汚れは拭い去っておくのが良いでしょう。
上が新品の減っていないパッド、下が要交換の減ったパッドです。
パッドの厚みが残り0.5mmになっていたら即交換しましょう。
新旧のパッドを横から見てみましょう。
左の新しいパッドに比べてやはり右のパッドはペラペラになっています。
0.5mmより薄くなってしまっており、もう少しで座金でローターを挟んでブレーキを掛けるところでした。
座金でブレーキを掛けると金属で金属を挟んでしまうためものすごい音とともにローターが異常に削れていってしまいます。
そうなればローターも交換しなければならなくなるため、やはりパッドは早めに交換をしましょう。
ちなみに通常の使用でもローターは少~しづつ削れて行きます。
ローターの厚みが1.5mm以下になったら、その時は新しいものに交換が必要です。
ディスクブレーキのパッドは普段からブレーキキャリパーの奥にあり目に入らない所でもありますので、乗る頻度にもよりますが数か月おき半年おきなど期間を決めて、定期的にメンテナンスをするように心がけておきましょう。
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