日本最大級のスポーツサイクル専門店!サイクルライフサポート! 川崎で自転車をお探しならY's Road 川崎店
2022/10/12 00:41
前回ブログはコチラ(リムハイトについて)
今回はあまり目に映る事は無いものの、
重要な要素であるハブについてご紹介します。
ここからかなり深い内容にも突っ込んで行きますが、
新しくホイールを考えているお客様必見の面白情報です!!
最後のコラムには話題沸騰中の最新のハブについて
ご紹介しますのでぜひご覧ください!!
目次
ハブは何となく知られているものの具体的に
どんな役割をしているのかまではご存知でしょうか?
役割をライドの際の機能に絞って大まかに列挙すると
1. ペダリングの力をホイールに伝達する
2. フレームと繋げる事でハンドリングを可能とする
ハブのより詳しい機能のコラムはコチラ(MAVICより)
この2点が代表的なポイントになります。
今回は快適性に最も直結する前者の「力の伝達」についてご紹介します。
かなり突っ込んだ話をすると
ペダリングによって発生する力は
下のような過程を踏んでいます。
ペダリングによってクランクが回る
→チェーンが動いてスプロケットが回る
→スプロケットが回る事で
フリーボディーが回り、ラチェットが回る
→ラチェットに繫がっているハブに力が伝達され、
ハブの中のベアリングと同時にホイールが回る
以上の手順を踏んでいます。
(ラチェットも重要な要素ですが、このブログが
ご好評頂けましたら書こうと思います(笑))
さて、話は戻りますが自転車が進むために
これほどの手順を踏んでいると考えると
ペダリングでかけたエネルギーは
意外とロスしてしまっているのではないか、
と思いませんか??
こういったロスを防ぐために
各メーカーは奮闘している訳ですが
今回は3つ目の矢印(ベアリングのロス)に注目して
ホイール選びのポイントをご紹介します。
ハブが高品質ですと良くなることの代表を上げると
1. 漕ぎ(ペダリング)のロスが減って楽になる
(ベアリングとペダリングがややこしいので表現を変えます(笑))
2. 立ち上がりが非常に楽になる
この2点が挙げられますがその理由は非常にシンプル。
「ベアリングのロスが少ないから」です。
この点は競技や普段乗りの時にも
あらゆる局面で絶大な効果を発揮します。
ホイールの回転と同時にハブのベアリングが回転しますが、
軸(クイックリリースorスルーアクスル)に対して摩擦が発生するため、
エネルギーロスが発生します。その摩擦が減れば減るほどロスは減り、
快適なライド・競技に強いホイールが実現します。
例えば信号で止まってから再スタートをするとき。
あれは最初の一漕ぎが大変ではないでしょうか??
原因の1つはベアリングの摩擦なのですがよいベアリングなら
負担を減らすことができるので快適度がアップします。
あるいはヒルクライム。
登りの際はどうしてもスピードが落ちるので
そういった駆動系の抵抗を減らすと
登りがかなり楽になります。
(BBやプーリーもこれに当てはまります。)
体力をかなり温存できるので目的地に着いた時に
より観光を楽しめるようになります。
競技的な話をすればパフォーマンスの維持も可能にします。
実際、少しグレードを上げるだけでもギア2枚分は変わります。
実例の体験ブログはコチラ。
非常に単純な方法ですがホイールを
回してみてどれだけ回り続けるか試してみて下さい。
高性能なベアリングが入っていると
相当な時間回り続けます。
今回は新しくホイールを選ぶ上で重要な要素の一つである
ハブについてご紹介しました。
ここからは最新のベアリング事情と
これからのベアリングを変える(!?)
話題沸騰中のベアリングをご紹介します。
セラミックは回転系の効率を上げる立役者でもあり、
あらゆるパーツに重宝される素材です。
その機能はハブにも使われており、
セラミック非使用のベアリングと比較すると一目瞭然。
2~3倍以上の回転持続時間に差が出ます。
さらにその中でも差があり、
ハイグレードなベアリングは
ライドの快適性や競技のあらゆる局面で
重要な役割を果たしています。
そんなベアリングですが
最近あるメーカーが革命的な開発をしたことを
ご存知でしょうか??
その名もOniベアリング。
JTEKTという車や風力発電など
長期間にわたってハードに使われるベアリングの設計
を手掛ける企業が2021年夏に
「自転車のための」ベアリングを開発しました。
実績も凄まじく、自転車トラックレースにおいて
世界一となったホイールに使用されるなど、
あっという間に凄まじい戦績を打ち立てました。
まさに注目のベアリング、川崎店にて間もなく上陸予定です。
より詳しくはコチラ。
これからのハブ界を変えるかもしれないOniベアリングに注目です。
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