【GARMIN】EDGE1040 シリーズ　最上位機種のサイクルコンピューター
by: hirayamashouichi

1 GARMIN EDGEシリーズの最上位機種
- 1.1 ソーラー充電機能搭載モデルと非ソーラーからお選びになれます
2 フルスペックのナビゲーションシステム
- 2.1 サイコンのナビには大きく分けて二種類あります。
3 大きな画面で地図や各数値がとても見やすい
4 新機能について

GARMIN EDGEシリーズの最上位機種

ソーラー充電機能搭載モデルと非ソーラーからお選びになれます

GARMINのサイクルコンピューターのフラッグシップモデル。
ソーラー充電機能が実装された1040SOLAR(各センサーは付属していません)
ソーラー充電機能を省き、価格を抑えて基本的なセンサーを付属させたた1040バンドル共に、基本的なバッテリー駆動時間は35時間と、かなり余裕のある運用が出来ますよ。
加えて、USBはTYPE-Cとなり充電時間の負担も減り、ブルベをはじめ長距離を走る方々にとって、とても魅力的なのではないでしょうか。
1040のソーラー充電機能に関してGARMINに問い合わせした事があるのですが、条件が整えばバッテリー残量100%の状態で帰宅も可能との事です。
休憩中も日光にあてるなど、100%状態での帰宅の条件は厳しいと思われますが、不可能ではない様です。　

初めてのサイクルコンピューターで、ソーラー充電機能は要らず、各種センサーをお持ちでない方は非ソーラーの1040バンドルがおすすめです。

フルスペックのナビゲーションシステム

サイコンのナビには大きく分けて二種類あります。

サイクルコンピューターの「ナビ機能」と呼ばれているものは、大きく分けると二種類あります。
アプリなどで走行予定のルートのラインを地図上で描画するなどしてご自身で作成後サイコンに転送し、そのコースをナビする、「コースナビ」と呼ばれるようなもの。

そして、カーナビのように、地図上で目的地を指定したり、目的地施設のカテゴリーや電話番号で検索してルートをサイコン側で生成出来るフルスペックのナビゲーション。
こちらの機能は上位機種に搭載されることが多いです。

EDGE 1040シリーズは上記二つのナビ機能が搭載されております。

そして新世代になり操作画面のデザインが全面的に一新されたことで、ナビ系のメニュー構成も変わました。
特に目的地のカテゴリーごとの検索がとてもやり易くなったと思います。

大きな画面で地図や各数値がとても見やすい

ディスプレイサイズは3.5インチと大きく、地図や自転車に取り付け各センサーから得られる数値をとても大きく表示できます。
サイコンは走行中に見る場合、瞬間的に見て確認しなくてならないため、大きなサイズの文字はとても捉えやすく、快適度が上がりますよ。
走行中に何を見るのか、という事になりますが、各種センサーから出力された数値を見ることで、ご自身の身体の状態（心拍数など）や一分間あたりのペダリング回数（ケイデンス）などを見て、ペースを作っていきます。
そのため、文字の大きさが大きいと定期的に数値をチェックする際に数字を捉えやすいわけです。

地図に関しては、ナビ中でなく、サイクリングロードに出るため、川などのある対象に向かって方向だけ合わせて何となく進む場合など、大画面ですと対象を画面に収めながら走る際に拡大縮小に余裕が出来、とても便利です。

新機能について

【リアルタイムスタミナ】

こちらの機能は心拍センサーをご使用になると使える機能です。
自分の体力の残りをバッテリーの残量のようにあらわしてくれる面白い機能です。
心拍センサーに加えてパワーメーターを使用されると、より推定精度が上がるとの事です。
GARMINのウォッチには既に体力をバッテリーとしてとらえたBODY BATTERYという機能があるのですが、それの自転車版になるでしょうか。
長いライドの場合、ペース配分やライドの計画の参考になりそうな面白い機能ですね。

【パワーガイド】

パワーメーターのご使用が前提となる機能となります。
コースの標高データやコース予想タイム、ご自身のFTP などをもとにご自身の能力に合ったパワーでの走行をサポートしてくれます。
但し、ご自身で設定したコース走破の目標タイムの達成を支援する機能ではないとの事なので、特定のコースをご自身の能力の範囲内で効率よく走破するガイドとして活躍しそうです。