【TREK MADONE SLR】DHバーを取付けてトライアスロン仕様に！
by: 井上

TREK MADONE を購入しました、新人アルバイト兼トライアスリートの井上です。
今回は、先日購入したMADONEにDHバーを取付けていきたいと思います。

DHバーとは何か？

DHバーとは、簡単に言うと、肘置きのついた二本の棒です（別名エアロバーやTTバーともいわれます）。これをハンドルに取り付けて、手を前方に突き出す姿勢で乗りながら使用します。トライアスロンや、TT（タイムトライアル）競技で使用され、平地での巡航に長けています。

DHバーを装着するメリットは、
　・空気抵抗を減らし、より少ないパワーで走行できる
　・前傾姿勢になり、ペダルに体重を乗せやすい
逆に、DHバーを装着するデメリットとしては、
　・バイクコントロールが難しくなり、コーナーや坂を上りづらい
　・バイクの総重量は若干増える
メリット・デメリットとしてはこれくらいでしょうか。ロードバイク走行時の抵抗の50-90％が空気抵抗によるものです。空気抵抗を大幅に減らすDHバーは、平地での高速巡航が求められるトライアスロン競技などではぜひ使いたい装備です。

早速MADONEに取り付け

購入したMADONEにもフェイスプレートを専用のものに変更すると、Speed Concept用DHバーの装着が可能になります。

インプレッション

MADONEにDHバーを取付けて、実際に乗ってみました。乗ってみて気付いたことは、他のバイクにDHバーを装着するときよりもポジションが出しやすいです。
多くのDHバーは、ハンドルに肘パッドを取り付ける仕様になっています。取り付けがシンプルな反面、肘パッドが理想的な位置よりも前に出てしまう事が多いです。一方、こちらのMADONEに採用されているDHバーですと、肘パッドがハンドルから独立し、前後左右に位置を調整できます。DHポジションという慣れない姿勢だからこそ、細かいポジション調節が出来るのはうれしいです。
また、以前はアルミ製のDHバーを使用していました。ハンドルにいつも以上の重量がかかっているので、若干バイクコントロールが難しくなったように感じます。それに比べ、こちらのDHバーはカーボンで出来ており、圧倒的に軽いです。軽いので、バイクコントロールがもしやすく、登り坂などでも気にならないです。