なんと走行中にタイヤの空気圧が分かるというホイールが川崎店に2機種あります。

ZIPP AXS Wheel Sensor

カーボンホイールの老舗ブランドZIPPから走行中にリアルタイムで空気圧がわかるホイールが2機種販売されました。

　　　　353NSW Tubeless Disc      ￥785，000-　税込み

ジップのクライマー向けホイール。

重量はバルブとリムテープも込みで前後重量1310ｇとなかなかの軽さながら従来モデルより強度が16％向上しており軽量ながら安心して使える性能を持っています。

 リム形状もトレンドとなっている波型形状で横風の影響も考慮されています。

最適なタイヤ幅は30Ｃでフックレスリム構造も相まって高いエアロ効果を発揮します。

なお、推奨タイヤ幅は29Ｃから35Ｃとなっています。

リム高は波型形状のため35ｍｍ-40ｍｍとなります。

ヒルクライムやアップダウンの激しいコース向きです。

　　　　　303SW Tubeless Disc       ￥383，200-　税込み

 ロードからグラベルまで対応しておりリム内幅は25ｍｍと前述した303と同じ内幅ですが外幅は33ｍｍで303よりも広くなっており最大44Ｃまでのタイヤまで使用可能です。

303はセラミックベアリングを採用していますがこちらはスチールベアリングとなります。

AXS  Wheel Sensorとは？

タイヤ空気圧が走行中にも確認できるセンサーでリムのバルブホール付近に組み込まれています。

設定空気圧はスマートフォンの専用アプリSRAM AXSで使用タイヤやライダーの体重、走行する路面の状況などの情報を入力すると最適な空気圧が導かれます。

ホイールを回転させるだけでセンサーが作動しグリーンの点灯なら設定空気圧の範囲内、早い赤の点滅は高すぎる空気圧で遅い点滅は低すぎる空気圧とホイール単体でも空気圧の確認が可能です。

走行中はサイクルコンピューターでリアルタイムで確認できます。

対応しているサイクルコンピューターはSRAM Karoo、GARMIN Edgeシリーズ、Wahoo Elementシリーズとなります。

チューブドでも計測可能

チューブレスでもチューブドでも使用可能でチューブを使う場合は専用のZipp Smart  TPU を使用します。

こちらのチューブは販売時にはホイールに付属しており付属しているサイズは29Ｃから35Ｃですが35Ｃから50Ｃ用も別売で用意されています。

チューブレスで使っていてパンクした時に備えてこちらのチューブを携帯しておくという使い方もできます。

なお、他社製チューブであってもねじ切りタイプのバルブであれば空気圧の測定は出来なくなりますが使用は可能です。

シーラントは専用インジェクターで

 チューブレスで使用する場合はシーラントの注入はバルブホールから直接ではなく専用のインジェクターを使い細い管をバルブから入れてAXSホイールセンサー部分をシーラントに浸さぬよう回避しながら注入します。

AXS Wheel Sensorのメリット

チューブレスタイヤは空気圧の変化でフィーリングが大きく変化します。

0.2BAR変化するだけで体感できるレベルの違いがあります。

しかしながらチューブレスレディーはリムテープの貼り具合が良くなかったりタイヤービードが上がりきっていなかったりなど、まれにエアー漏れが起きることがあります。

そうなると、走行中に空気圧が変化して走行に影響が出てしまうことになります。

それにいち早く気付くことが出来ます。

またスローパンクの早期発見にも有効です。

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