【MAVIC新商品入荷】COSMICカーボンホイールにセラミックベアリング搭載モデルが新登場！
by: 鈴木誠一

これまで競合他社のホイールメーカーがセラミックベアリングを採用したモデルを発売してもMAVICは「品質的なメリットが薄い」という考えからスチールベアリングを採用してきましたが、遂にハイエンドモデルにセラミックベアリングを搭載しました！
（※）過去に限定モデルでセラミックベアリング採用モデルは発売しています。

セラミックベアリングを採用したモデルは以下3モデルです。（2026年モデル）
・COSMIC ULTIMATE 45 DISC
・COSMIC SLR 45 DISC
・COSMIC SLR 32 DISC

川崎店に入荷したのは「COSMIC SLR 45 DISC」と「COSMIC SLR 32」です。
「ULTIMATE 45 」は2026年に入荷予定です。

① COSMIC SLR 45 Ceramicベアリング仕様
　税込定価　385,000円

前後重量　1,480g（Front 675g ／ Rear 805g）
リム高　　45mm
リム内幅　23mm

② COSMIC SLR 32 Ceramicベアリング仕様
　税込定価　385,000円

前後重量　1,390g（Front 630g ／ Rear 760g）
リム高　　32mm
リム内幅　21mm

リムプロファイルは現行のCOSMIC SLR 45／SLR 32と同様で、異なる部分はハブベアリングにセラミックベアリングを搭載したことです。
それ以外のスペックは同様ですが、リムのデカールに変化があります。上が「Ceramic仕様」、下が「従来モデル」です。
遠近感の関係で違って見えますが、MAVICのロゴの大きさは同じです。

また、嬉しいのは価格面です。セラミックベアリングを搭載しているのにもかかわらず、価格が通常モデル（税込定価 363,000円）に対して+22,000円しか高くないので、自分なら迷うことなくCeramicベアリング仕様を選択ですね！！

MAVIC Ceramic ベアリングシステムの主な特徴は、
①摩擦抵抗の低減
新開発のブラックセラミック（Si3N4）ボールは、スチール製ボールに比べ摩擦抵抗を17％低減。高性能ポリマーケージがセラミックボールの位置を最適化し、高速域でも極めてスムーズな回転を維持。さらに日本製グリスを採用し、低摩擦特性と優れた保持力を両立。レースにおける加速。巡行、ヒルクライムなどあらゆるフェーズでホイールの伸びを体感できます。

②衝撃耐性と耐熱性に優れたブラックセラミック
ブラックセラミック（Si3N4）ボールは一般的なホワイトセラミック（ZrO2）よりも高い衝撃耐性を誇り、高負荷・高温となる状況下でも安定した転がり性能を保持。MAVIC専用シールと工場組付けにより異物や湿気の侵入を抑え、長時間にわたり高性能を保ちます。

③生涯潤滑・メンテナンスフリーを実現
高性能ポリマーケージとプレミアムグリスにより、内部腐食を防ぎ長寿命化を実現。ISO認証クリーンルームでのアッセンブルにより、精度と耐久性を大きく向上させています。開封後のメンテナンスは基本的に不要でユーザーにとって信頼性の高いベアリングシステムです。

また、このセラミックベアリングはアップグレードキットとしてベアリング単体で2026年1～2月頃に発売予定とのこと。現行モデルは同じベアリング規格なのでセラミックベアリングへ交換も可能です！さらに、ID360のフリーボディーもシマノ用とSRAM XDR用のセラミックベアリング仕様が発売される模様です！詳細が分かり次第またブログにて紹介させていただきます！