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2015/08/27 02:53
追加情報 EURO BIKE CIPOLLINIブース 2016NK1K-DISC LIVE情報
by: 奥平 総帆
先ほど、お伝えしましたNK1Kのもう一つの仕様、
DISCブレーキ仕様の情報がたった今おくられてきましたのでお伝え致します。
CIPOLLINIバイクはチポッリーニが現役時代に理想としていたロードフレームを具現化するため、優れた工業力のあるイタリア国内で、すべて手作業で作られています。
開発者は勿論、マリオ=チポッリーニ本人。
そのマリオ=チポッリーニ長年かけて、エアロ+カーボンモノコック+MADE IN ITALYを融合させた究極のモデルを誕生させました!
そのNK1Kにはダイレクトマウントブレーキ仕様のノーマルタイプと、次世代エアロロードを担うため、DISCブレーキ仕様の2種類があります。
現在、UCIのレースで、DISCブレーキの使用はまだ認められていません。
しかし、「空力」を考えた場合、メリットが多く存在します。
①複雑なブレーキ部品がなくなるため、空気の流れが乱されない。
②フォークやチェーンステーがブレーキの剛性から解放され、本来の剛性や振動吸収や空力形状の目的に設計できる。
③ホイール形状がブレーキから解放される事でより空力に特化した形状に出来る。(ブレーキをした際の熱による攻撃からも解放される)
このようなメリットが揚げられます。
しかし、現状世の中に出ているDISCブレーキロードの多くは、ロングライドやツーリング等のレクリエイショナルなバイクに使用されています。
CIPOLLINIバイクはあえて公認レースではまだ認められていないにもかかわらず、DISCブレーキ仕様をラインナップさせたのは、今後の認可に向けて先行でレースバイク開発する事で認可された時には本物のエアロロードとして一歩先を行くことを野心的に考えてのラインナップと考えられます。
前置きが長くなりましたが、詳細を見て行きましょう。
ブレーキパーツがホイールセンターに集まった為、ダイレクトマウント仕様に比べると、
とてもシンプルなシルエットに見えます。
フロントブレーキから見て行きましょう。
ブレーキ本体の取り付け形式は新しい、フラットマウント方式を採用ています。
フォークから直にディスクブレーキキャリパーが取り付けてあるため、空力的なメリットも有るのでしょうか。
ホイールの固定方法はスルーアクスル方式を採用。
まだ一般的な固定方法では有りませんが、通常のクイック方式よりもメリットがいくつか有ります。
①固定位置が一定になる。クイックレパー方式だとホイールが微妙にずれて取り付けられてしまい、ディスクがブレーキにこすってしまう場合が有ります。
②固定力が高い。フォークとハブが貫通棒で固定されているため、クイック形式に比べ、高い剛性が得られます。そのため、ハンドリングがよりダイレクトになります。
リアも同じくスルー固定方式を採用しています。メリットはフロントと同じです。
前後とも、スルー固定方式でホイールを固定していますが、これもチポッリーニのメッセージと思います。
CIPOLLINIバイクのコンセプトは、踏んだパワーを余す所無くリアホイールの推進力に換える事です。これはスルー固定方式を採用する事で、より強化されるはずです。
全く同じモデルで、ブレーキだけでなく、固定方式まで違うロードレースバイクは他にはあまり無いのではないでしょうか。
ぜひ、ノーマルモデルとDISCモデルの乗り比べて、マリオ=チポッリーニが将来のレーシングバイクをどう描いているのか、体感してみたくなりました!
製法 フルカーボンモノコックフレーム
フレーム素材 Carbon T1000.m46J
フォーク素材 Carbo T1000
重量 ダイレクトマウントモデル Size M not painted – 1120gr
重量 ディスクブレーキモデル Size M not painted – 1150gr
BB形状 BB386 (86,5x46mm)
展開サイズ XXS – XS – S – M – L – XL – XXL
価格 未定