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2019/04/28 23:08
【連載カスタム】14年落ちロードバイクの自己満チューンナップ♪【第4回:経年劣化パーツの交換】
by: 永平 宏行
新車を買えないオトーサン代表、バイオレーサーの中の人です。
全4回でお届けする誰得な自己満ブログの第4回(最終回)です。
各回のブログは下記リンクをクリックしてご覧ください。
①パワーメーターを左右計測可能に
②ドレスアップ
③軽量化
④経年劣化で消耗したパーツの交換
連載4回目のテーマは
経年劣化パーツの交換
です。
これは正確には「カスタム」では無いかもしれませんが、結果的にリアディレーラーはクランクに続きこれまた謎仕様なカスタムになってます。
まず簡単なヤツから。
【SRAM REDのブラケットフード交換】
このRED、もう10年選手。ブラケットフードが破れてプラプラになってました…。
新しいブラケットフードを破かないように丁寧に被せたら作業完了。
10sREDのブラケットフードが在庫であるY’sRoadって凄いなw
(これ、新宿カスタム店にありました)
これはカスタムでも何でもないただの補修。
次はちょっと難易度の高いヤツ。
【SRAM APEXをビッグプーリー&ちょい軽仕様に】
ある日突然ロラトレ中にリアディレーラーがトップ側へ変速しなくなりました。
「ふぁっ?!」
最初は何が起こったのか分かりませんでしたが、よく見るとパンタグラフ内部のリターンスプリングが切れてます…orz
ま、これも10年選手だからね…。
幸い自分はZWIFTと双方向通信が出来るスマートトレーナーを使っているので、ERGモード※でこの日のトレーニングは事なきを得ました。
※エルゴメーターモード=ギア固定でもメニュー内容に応じてスマトレ側で負荷を自動で変えるので変速しなくても良い
とは言っても、これでは外を実走できないので「10s SRAM」の社内在庫を探します。(リターンスプリングだけ交換できるような親切設計にはなっていません)
REDがあるにはあったのですが、元が高いだけに旧品特価でも高い…。しかも予定外の破損なので元手も限られている…。
で、白羽の矢が立ったのが
APEX!
SRAMの廉価グレードですね。
これの旧品特価がこれまた在庫があったのです!すごいぞY’sRoad!(経営的にはアカンやつですがお陰で自分は助かりましたw)
お値段何と、もってけドロボーな¥4,000!
まじ助かるw
でもコストは納得できても納得行かない点が一つ。
重量です。
そのままAPEXをサラで付ければわずかに4g増ですが、ビッグプーリーを移植すると18g増えてしまいます。
せっかく涙ぐましい、費用対効果の悪い軽量化を頑張ったのに、ダウングレードで残念ながら重くなってしまいます。
そこで重量増を可能な限り小幅に抑える為、REDから移せるボルトを移植します。
そう、REDはボルトがチタンとかアルミだったりするんですよ。なんつーゴージャスなリアメカなんでしょう。
REDに付けていたTNIのビッグプーリーももちろん移植。
結果。
ビッグプーリー仕様のRED比で18g増に留まりました。ボルトで10gセーブ出来た計算です。
そしてクランク同様、謎なハイブリッド仕様にw
こんなAPEX、世界中どこにも無いでしょうね。
クランクに合わせて真っ黒になってカッコよくなったということにしておこう。
悲劇はまだまだおっさんを苦しめます。
今度はサイコンマウントが壊れました…。
パイオニアの旧モデルCA500用の純正マウントです。
サイコンの角度を変える際に、横着してボルトを緩めず「グイッ」てやったら、バキッと。
いつもは平気だったんだけど、これまでの「グイッ」の疲労が蓄積していたのか、この日ご臨終に。
横着してごめんなさいm(_ _)m
仕方が無いのでサイコンマウントを買い換えます。
候補は今までと一緒のパイオニア純正品と、レックマウント。
樹脂でできた純正マウントが実はとても軽い。
涙ぐましい軽量化の足を引っ張りたくないので、軽さだけなら純正マウントが良いのだけど、実は将来的に
エアロハンドル
の導入を企んでいるのでエアロハンドルの狭いフラット部分にマウントできる、という条件だとレックマウントになる。
丸ハンドルの空気抵抗はバカにできない数値らしいですからね。ハンドルのエアロ化は空力削減を考えるならかなり優先順位の高いランクのカスタムなんですよ。
ちなみにエアロハンドルの候補はイーストンEC90か、
ZIPP SL70AERO。
ステムと揃えるならZIPPだけどポジションに大事な「リーチ寸法」はイーストンなんだよね。
あ、まだ元手がありませんが…。
サイコンマウントの話に戻ります。
エアロハンドル対応のレックマウントなら買い替えなくて良いので無駄遣いにはならない。
でも重い…。
軽さを取るか、将来使いまわせる利便性を取るか…。悩ましい。
結局、エアロハンドル導入時にマウントを買い換えるのはビンボー父さんとしてはあり得ないので、レックマウントにしました。
ここでの重量増は56g。
く~無駄な出費と無駄な重量化だ…。
結局、経年劣化パーツの交換で想定外の余計な出費がかさんだ上に、望まぬ重量化を果たしてしまいました。
重量化は合計74g。
前回も書きましたが、軽量化分227gから重量化分74gが差し引かれて、最終的に153gしか軽量化出来ませんでした。
く、悔しい…。
ま、自転車は乗って楽しむもの。壊れたままじゃ乗れませんからね。
旧品特価を活かして低価格で乗れるように復旧できたのは不幸中の幸いです(社内在庫も捌けるし)。
以上、全4回の連載で長々と綴って参りました「14年落ちロードバイクのチューンナップ」いかがでしたでしょうか。
え?お前の自己満カスタムなんかどうでもいいわ!って。
それはごもっともです…。
でも意外と毎回ポータルサイトのヒット件数が数日で千件を超えてそれなりに皆様の注目度は高かったようです。
毎年バイクやコンポをホイホイ買い替えできるのはほんの一握りのユーザー様だけ。
大多数のユーザー様は自分と同じように何年も1台のバイクを乗り続けるでしょうから、そこで共感頂けたのでしょうか。
(あるいは哀れみ??)
いずれにしても、
自分なりのニーズ
に
自分だけのカスタム
で応えるのはとても楽しく充実しますね。
皆様もぜひ、自分だけのカスタムで愛車をカッコよく、機能的にして、ライドをもっと楽しんでくださいね♪
(いつか自分もフレーム替えるぞw その前にコンポか…)
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