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2019/04/21 23:05
【連載カスタム】14年落ちロードバイクの自己満チューンナップ♪【第3回:軽量化】
by: 永平 宏行
新車を買えないオトーサン代表、バイオレーサーの中の人です。
全4回でお届けする誰得な自己満ブログの第3回です。
各回のブログは下記リンクをクリックしてご覧ください。
①パワーメーターを左右計測可能に
②ドレスアップ
③軽量化
④経年劣化で消耗したパーツの交換
連載第3回目のテーマはみんな大好き
軽量化
です。
金を掛ければいくらでも…の最たるものが軽量化ですが、資金が限られているので費用対効果の高い箇所に重点投資します。
今回軽量化だけの目的で替えたのは、スプロケとボトルケージ。機能アップ&ドレスアップのついでに軽量化できればいいなあ、というのがBB・クランク周りとステム。さて、その結果は?
【スプロケ】
スプロケはCS-HG500(ティアグラ)からCS-7900(10sデュラエース)に
って…7900??
そう、14年落ちバイクなのでリア10段なんですよ。11速は当たり前、12速だ13速だという時代に10段のスプロケに高額投資するアホw
お値段なんと¥21,137+税…。
でもここの軽量化費用対効果はバカにはできなくて、ここだけで100g強減量できます。
BOFORE
AFTER
293g ⇒ 184g
マイナス109g
※CS-HG500の重量はロックリングをCS-7700(9sデュラエース)のアルミ製に替えた状態です
絶対額は高いけど、費用対効果は高いぞ♪
【ボトルケージ】
ボトルケージはTACXのDEVA&TAOの組み合わせから、ELITEのVICO CARBON×2に。
BOFORE
AFTER
これでマイナス30g。
長らくTACX派でしたが、デザインと軽さ、コスパ、ELITEの軽量ボトル「FLY」とブランドを揃える、という目的で交換しました。
FLYボトルと揃えるだけでなく、色味(カーボン/白/銀)もフレームとぴったり!
うん、自己満♪
これ、前回の「ドレスアップ編」にしても良かったかな?
ちなみに写真の「現行」FLYボトルは飲み口(グレーの部分)が初期製品よりも硬くなっています。
初期製品で飲み口が柔らかいが故に「すっぽ抜ける(顔にドリンクがかかる!)」というトラブルが多発したので、その対策と思われます。
すっぽ抜けなくなった代わりに、飲み口を締めるとその硬さ故にドリンクがピシャっと「飛び散る」新しい現象が起きるように…。
個人的にドロマイトを原料に「カルシウムとマグネシウム」を添加したBCAA系スポーツドリンクを愛飲しているのですが、これが飛び散って乾燥するとそこらじゅうが白くなってしまうので悩ましいところです(開けっ放しで使うか、水にするかw)。
ちなみにFLYは軽さに特化したレース用ボトルなのでなんと重量54g。どれくらい軽いかと言うと、人気の某保冷ボトルの半分以下の軽さです。
この軽さを考えれば、多少の使い勝手の悪さは諦めないといけませんね。何気に費用対効果が抜群の軽量化アイテムです。何せ550mlサイズで¥730+税ですから。
【BB・クランク周り】
軽量化だけが目的では無いですが、それも込みで替えたのがクランク周り。
その①パワメの左右計測編で紹介したROTOR 3DとPOWER2MAX。
前も書きましたが、ROTORの2IN POWER DMとほぼ同重量で、ROTORの廉価版IN POWER DMの方がこの仕様より軽いのですが、「何か付いてる感」「メカメカしさ」「たまたま安くなってた旧品社内在庫」の魅力を優先してのチョイス。
BB・チェーンリング込みのシステムウェイトで右ティアグラ+左105ペダリングモニターから、74gの軽量化。
BOFORE
AFTER
↑ご覧のようにBB含まずだと90g軽いのですが、我がTCRのBSAのBBに組み込むために必要なBSA30のBBがスリムなデュラのBBと比べると少々重いので、BB・クランク周りのトータルのシステムウェイト比では74gの軽量化に留まりました。
BOFORE
AFTER
ちなみにこのTNIのBSA30BBもまたもや、「たまたま安くなってた旧品社内在庫」ですw
人生初のセラミックベアリングBB。「コスパのTNI」様様です。
BB・クランク周りは正直軽量化だけ見ると中途半端ですが、「見た目」「コスパ」「軽量化」のバランスに個人的には満足です。
【ステム】
その②ドレスアップ編で紹介したZIPP SEEVICE COURSE SLステム。
ステム単体だと実は仮付けしていたベネフィットより10g重くなりますが、漢切り+軽量トップキャップ&ボルトのお陰でステム周り全体のシステムウェイトで13g軽量化。
BOFORE
AFTER
↑ステム単体だと10g重いのが
↑軽量トップキャップとか3mm薄型トップカバーとかで+2gになり、
↑漢切りで差し引きマイナス13g
ま、気のせいみたいな軽量化ですね…。これはドレスアップ要素が強いので軽量化はおまけです。
ちなみにトップカバーはFSAのカーボン製8mmから逆にベネフィットのアルミ製の3mmにして、ハンドル高を5mmダウンしています。
ここまでスプロケ/ボトルケージ/クランク周り/ステムで
合計227g軽量化
できました。面倒なので実際に自身のバイクの計量はしていませんが、およそ7kgだったバイクが6.8kgになったようなイメージですね。
が、あるアクシデントでやむを得ずここから重量化してしまった箇所が2つも…。
リアディレーラーで18g、サイコンマウントで56g、合計74g増…。く、悔しい!
結果、差し引き
たった153gだけの軽量化
にとどまりました…。
これっぽっちの軽量化にいくら投資してんだか。
冷静に客観的に考えたら非常に費用対効果が悪いです。頑張って減量してプロテインやBCAAに投資した方がよっぽどマシですw
それにしても74gの重量増は悔しい。何も起こらなければこんなに増えなくて済んだのですが一体どんなアクシデントが起きたのか?
詳細は次回、④経年劣化パーツの交換編で紹介します!
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