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2019/10/15 09:13
【ライドログ99】東京ヒルクライム檜原ステージ!【今期最終戦!】
by: 永平 宏行
バイオレーサーの中の人です。
東京ヒルクライム・檜原ステージに参加してきました。
今期前半はハルヒル、富士ヒルとも不完全燃焼だったので、このレースには並々ならぬ意気込みで臨みました(当社比)。
着にも年代別上位にも絡まないアラフィフローディーのざれ言ですが、
歳をとっても成長できるってのは
本当に幸せだなオイ!
っていうお話。
【結果】
第9回東京ヒルクライムHINOHARAステージ
25.4km 935mUP(サイコン読み)
10月6日(日)、天気:曇り、気温:平均15.3/最低12.8/最高17.7℃
年代別(40代)19位、総合102位。
62分48秒 236avw/NP248w 80rpm 164bpm
IF1.03だからレースを通しての強度がFTP相当だったということ。
前半1/3の緩斜面区間はテンポレベルで走っていたので、
後半2/3の強度が高かった結果。
レース全体としては、冷静に自分と周りの状況を見てペーシングしつつ、最後はしっかり上げて終えることが出来た。
現状のベストは出せたんじゃないかと。
前半のドラフティング効果とレースの高強度走で、各セグメントのPBも更新。
橘橋~都民の森 49:54
橘橋~風張峠 59:38
都民の森~風張峠 9:24
都民の森50分切りとか、絶対に一人じゃ無理!
ハルヒル、富士ヒルの時と違い、トレーニングから全てやり切って満足♪
あ、満足だと今後の成長が無くなってしまうので「充実」にしておきますかw
以下、自分目線・超自己満なレースレポート。
例によって長文注意!
【当日朝、スタートまで】
前日受付が無いので当日朝現地入りすれば良いので気が楽。
自分は多摩地区に住んでるので自宅から75分で行けるのもお手軽で良し。
何で今まで出なかったんだろう…?
3時起床、3時15分出発、車中であんパンとどら焼きとバナナをモグモグして4時半前には駐車場に着いて準備開始。
4時46分からローラー台でアップ開始。
今回、車のシガーソケットからAC電源が取れるインバーターを購入し、初のアウトドアZWIFT!
これは良かった。
いつもの朝練と時間帯的にも、機材的にも違和感のない状態でアップが出来て過去最高に調子の上がるアップになった。
今まで電源問題でスマートトレーナーを持ち出せず、会場の近くで適当に実走でアップするのが常だったので、これは間違いなく今回の走りにプラスに働いていると思う。(人によってはローラーでのアップが苦手な人もいるから、その人その人に合った方法で)
少し肌寒かったのと短時間高強度のヒルクライムなので、「イナーメ・CXアップオイル」を塗ってから、
前夜に急ごしらえで作ったアップ用ワークアウトを28分。
時間と強度はもう少し煮詰める必要あるものの、しっかりアップ出来ました。気温は10℃台と低いのにめっちゃ暑くなるw
超汗だくに。扇風機は偉大!
5時40分、汗だくのアンダーを着替えて、バナナを食べて、2kmほど手前のスタート地点へ向かって移動開始。
会場に着いてから整列待ちの間にマグオンジェルを2つ飲んで240kcalチャージ。ラフランス味が好き。
ボトルのドリンクも1/3まで飲んでゴールまでの最低限の量に。ドリンクはいつも朝練で飲んでるBCAAとエネルギー摂取(120kcal分)を考慮したブレンド。これでエネルギー満タン♪
6時、各ウェーブごとに整列開始。結構ウェーブを間違って並んでいる人が多かったので気付いた範囲でおせっかいだけどお声掛けする。
(だってウェーブ違いでの出走は失格になっちゃうんですよ!)
公式サイトより。自分のウェーブではありません。
6時15分から開会式。挨拶とか注意事項とか一通り。
何でも今年は例年になく暖かいんだって。そうかいつもはもっと涼しい(むしろ寒い)のか。来年のためにメモメモ。
直前までウィンドブレーカーは着てたけど、レース中は半袖半パンのワンピースで問題ない気温。
6時半、第一ウェーブスタート。
6時34分、自分の第三ウェーブスタート。
今日の作戦?はシンプルに2つ。
試走で掴んだペースをキープしつつ、後半に垂れない範囲で上乗せすること。
初出場で勝手が分からないので、自分からは動かず周りのライダーについて行くこと。特に前半の緩斜面区間はドラフティングが肝。
【レース:上川乗まで】
※記憶違いなどあるかもしれませんが悪しからず
スタートから約1.3km先の橘橋まではローリング区間で、リアルスタートはその橘橋からなんだけどタイムにはそのローリング区間も入ってる。約3分くらい。
ん?でもこのウェーブに先導車はいないし、先導ライダーもいなかったような?見えなかっただけ?
タイム縮めるならこの区間も上げて行くべき?
そこらへんはちょっと勝手が分からず。
スタートから上川乗までは緩斜面がずっと続くいわゆる「平坦」区間。
公式サイトより。自分のウェーブではありません。
ここは絶対に集団のドラフティングから外れちゃダメ。
ダメ絶対。
幸い、スピードの上げ下げも無く集団は縦一列~二列で淡々と進む。
ローテを回す雰囲気は無く、そんな声も掛からず、何となく先頭の選手が疲れたら順番に剥がれて行くような流れでずっと進む。
ローテが回らなかったのはガチ率が低い第三ウェーブだからなのかな?
タイムを縮めるなら積極的に声掛けしてローテを回すのが良かったんだろうけど、今回は初出場なので勝手が分からず様子見に徹する。
斜度が急にきつくなる上川乗手前でついに自分が先頭に。体重あるから斜度がある区間は苦手なんだけど…。仕方ない。今までテンポペースで楽させてもらったから頑張りますか。
【レース:都民の森まで】
上川乗の信号を過ぎてガツン!と斜度がきつくなる区間で数分間5倍程度で頑張って先頭を引く。
公式サイトより。自分は写っていません。
「山小屋」のピーク過ぎるとアップダウン区間へ。
人里(へんぼりと読む。井上食品手前)あたりで後ろのウェーブの速い人+自分のウェーブで復調した人達に抜かれるが、明らかに体重の軽そうな斜度に強そうな人達ばかりなので、見送って無理せずペースで登る。
公式サイトより。自分は写っていません。
ペースで登るうちに、それこそペースの合う人(ラピエールさんと呼びます)が現れ、都民の森まで抜かれたり、抜き返したりを繰り返して進む。
公式サイトより。料金所跡付近。
公式サイトより。もう少し高度を上げた写真。
公式サイトより。都民の森手前。
こういう競り合う相手がいるとペースダウンを防げてすごく助かる。
勘違いかも知れないけど自分の方がラピエールさんより若干余裕があるような気がしていたけど…。
【レース:ゴールまで】
都民の森を過ぎてもラピエールさんとのマッチアップは続いたものの、都民の森~ゴールまでの1/3くらいのところでラピエールさんがグッとペースを上げて置いて行かれる…。
ちょっと着いて行くのは自爆に繋がるペースだったので、そのまま見送って、お互いにエールを交換してそれぞれのペースで進む。
抜かれざまに、
自分「ここから行くのかぁ~!素晴らしい!」
ラさん「お互い最後まで頑張りましょう!」
自分「オウ!」
熱いw
抜かれてからは離れて行くラピエールさんの背中を見ながら、何とかギリギリ維持できるペースで登り、途中のアップダウン区間をなるべく減速しないようにこなし、最後はちゃんと下ハン持ってもがいてゴール!
(ハルヒルでブラケット持ってふらふらなモガキをして写真映りがキモかったのでかなり意識したけど、結局写真は無し…)
公式サイトより。自分は写っていません。
しっかりゴールまで脚に「力」を感じながら、出し切って登り切れた…。
この感覚は久しぶり…。
これを味わいたかったんだよ!マジで…。
去年の富士ヒルからずっと弱々しくギリギリな状態でゴールするっていうのばっかりだったから…。
このレースはトレーニングから、バイクのメンテ、ピーキング、アップ、補給、レース中の走り、全てが上手すぎるぐらいに噛み合って順調にこなすことができた。
上出来。そして満足、いやもとい充実♪
前日のメンテでちょっとびっくりするようなトラブル(すわDNSか?と思うほど)に見舞われたけど、それもテンパりつつも冷静に対処できたし、そんなんも含めて。
その中でも一番大きかったのはやはりトレーニングを今できる最高の内容でこなせたこと。
まだまだ足りないし全然弱いのは分かり切っているけど、それでもこの3ヶ月間、「今」の自分にできる最善を尽くしてトレーニングを積めたことが自信になった。
絶対無理と思っていた「連日TSS100のトレーニングをする」=「CTLが100になる」レベルを7月からこなせるようになったのが大きい。
家族行事等の影響もあり最終的にCTLはMAX94止まりだったけど、ATLはずっと100超で推移してたからほぼトレーニングの目標は達成できた。
仮にレースで成績が芳しくなくても
「これだけやってダメなら諦めも付く」
ってレース前に思えるくらいの満足度でトレーニングできた(あくまで当社比)。
ここら辺の話は次回したいと思います。
【レース後】
ゴール後は風張峠で下山待ち。
計測タグと引き換えで配られた完走証。
ひのじゃが君、かわいい♪
ウィンドブレーカーを着て、何グループかに分かれて下山開始。
下りながら前の人がブルブル震えてハンドルがグラグラしてて大丈夫か?って感じだったけど大丈夫だったw
料金所跡を過ぎたあたりで1名バースト!
ブレーキ熱で行っちゃった様子。
直線だったので事なきを得たみたい。
カーボンクリンチャーでの先導減速付き集団下山はやっぱり怖い。チューブレスで良かった(経験者なんで)。
下山途中の数馬の湯が表彰式会場で、そこで振舞いの豚汁やじゃがいもの煮っころがし、田楽、焼きおにぎりを頂く。
うまし。
3セットもお代わりしてしまったのはここだけの秘密。
会場では7月に奥多摩湖で知り合ったSさん親子とそのお仲間の方々としばし歓談。
ちなみに体重はSさん50kg台、自分60kg台、お仲間の方70kg台、この内一番速かったのが70kg台の方だったという…。
自転車ってホント奥が深い。
恒例らしい檜原村村長のほのぼのするオカリナ演奏を経て表彰式開始。
Sさんの息子さんが20歳以下クラスで2位入賞!
おめでとう!
大学生相手に健闘。まだ高1なので末恐ろしいなぁ。
その後は無料開放された数馬の湯で温泉に入って暖まってから下山。
【レース後のスイーツ&グルメ!】
前日入りしないから地元にお金落として地域経済に貢献しないと、というポリシーに従い(嘘、食欲に従っただけ)またまたいつものちとせ屋でスイーツを。
揚げたての卯の花ドーナツとソフトクリーム。
まあ、ソフトはスジャータ製なんだけど、いいの、雰囲気で。
今回はいつもの豆乳味じゃなくて「ずんだ」味をチョイス!
うむ、うまし。
何かこの写真、自分で言うのもアレだけど若く見える。
元々童顔ってものあるけど少年っぽい。
実態は髪の薄いおっさんなんだけどw
スタート地点の土産物屋に立ち寄って晩酌用に地酒を。
そしてレース後の食欲は止まるところを知らず、その後すぐに数か月ぶりのラーメン!
武蔵五日市駅からほど近い睦橋通りぞいにあるラーメン屋へ速攻ピットイン。
「普通のつけ麺」
っていう看板が前から気になっていたので。
当然大盛りで。遠慮なく炭水化物を摂取できる幸せ。うまし…。
ネーミング通り、美味しいけれどまあレベル「普通」でw
正直なネーミングで良い。
帰宅後は家族に買ったお土産の「ひのじゃがポテトクッキー」をおやつに。
写真を撮る前に食べてしまった…。なので檜原村観光サイトより。
https://hinohara-kankou.jp/spot/kau/
塩味が効いていてこれまたうまし。いつも都民の森で買ってくるクッキーと同じ「ひのきのその」製だった。
参加賞はこんな感じ。
特産のじゃがいもを貰えてとっても家計が助かる~。
そんなこんなで幕を閉じた自分の檜原ステージと今年のレース活動。
最後に良い形で終えることができて本当に良かった。
(いや、全然着ってもいないし、上位でも無いし何を寝ぼけたことを言ってるのか?って話だけど。でも良いんだ。自己満だから)
次回はこの「ライドログ」の記念すべき100回目にして最終回。ざっと100ライド以上してきた訳で感慨深い…。
なぜ突然最終回かというと、キリの良い100回までは続けようと思っていたのと、仕事と生活の変化で趣味のブログであるライドログを更新できる時間が無くなったのが理由。
今回取り組んだトレーニング内容を中心に、この3年のパワトレ実践活動をまとめてみます。
トレーニングのはじめの一歩。
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