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【SHIMANO ULTEGRA C36インプレッション】週末ライダーにとっていちばんバランスがよいホイールはこれ!?
by: 鈴木大輔

 

 みなさんこんにちは!

花粉が落ち着きだんだん暖かくなって、そろそろロードバイクが気持ちいい季節になってきました。今走ると「菜の花」がきれいですよ。

 

さて今回はSHIMANO様より店舗試乗用としてULTEGRA C36【WH-R8170】をお借りしました。気になるホイールだったので店舗での使用の合間をみて試乗させてもらいました。

 

普段使用しているホイールは以下の通りです。

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FULCRUM RACHING 5 DB C17

リムハイト:26mm
リム内径:17mm
重量:1,660g(F.R公表値)

 

 

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ULTEGRA C36 TLスペック

リムハイト:36mm
リム内径:21mm
重量:1,488g(F.R公表値)
フロント:¥90,860-(税込)
 リア :¥105,930-(税込)

 

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C36はその名のとおりリムハイトが36mm

 

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2.0-1.6-2.0バテッドストレートスポークを左右12本ずつ、計24本で構成されています。

 

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リア側は左右で構造が異なります。

 

 

さっそく取り付け

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さっそく取り付けてみました。C36はその名のとおりリムハイトが36mm。リムハイトが10mmほど高くなるのですが、デザイン的には「ぱっと見」あまり変わらない感じですね。しかしリム内径が21mmと現在使用している17mmよりも広くなっているので、25mmのタイヤもボリュームがでて、どっしりした感じになりました。C36は1,488g(公表値)なので172gの差ですが、バイクを持ち上げた感触は「フロント側が軽くなった」気がします。

 

 

試乗した感想

往復約40kmの通勤で試乗させてもらいました。
最初に感じたのは漕ぎ出しが軽い。172gとそんなに重量差があるわけではないですが、これはリムがアルミからカーボンに変わったことでホイール外周が軽くなったことと、過度な剛性感がなく適度な「しなり」で前に押し出される感覚です。自分は平地巡航30km程度ですが、明らかにこの数値に達するまでの時間が短縮されています。通勤途中にある500m程度の緩斜面では、ギアを1枚重くしてもよいくらいペダリングが軽く、自分がパワーアップしたかのように感じられます。ラチェットのノッチ数は多くない感じですが、自分のレベルではむしろちょうどいい感じです。また、内径が21mmになったことでよりタイヤのボリューム感と接地感が増して、アスファルトが荒れていても快適なライディングと安心してコーナーリングを曲がることができました。

 

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使用上の性能に問題ないのでそれぞれだと思いますが、気になった点は「デザインが落ち着いている」ことと「リムがマットカラーなので傷や汚れが目立ちやすい」ことくらいです。

 

 

まとめ

イベントで成績を狙っている方はより剛性が高く軽量なDURA-ACE C36を、自分のように通勤と週末ライドがメインで年1イベント参加程度の方ならば、乗り心地・重量・剛性・金額のバランスがよいULTEGRA C36 が「買って後悔しないホイール」だと思います。

 

230322 すずき