405

はじめてのフジイチにロードバイク2年生が行ってきました
by: 高橋 おさむ

ゴールデンウィークですね。皆様いかがお過ごしでしょうか。本部勤務のロードバイク2年生、高橋です。

私は祝日も勤務日ですので、週末のうちにGW感を満喫するべく、4/27日に富士山を一周してきました。何かを1周することを「~イチ」と呼ぶそうで、富士山一周はフジイチとのこと(某Vtuberさんの動画を見て、自分でもやってみたくなったのは内緒です)。スルガ銀行様主催のイベントがありましたので、参加させて頂いてきました。

今回も、スポーツバイクを買ってみたけれど、通勤以外にも何かやってみたい、という同志へ向けてお届けします。

スタート地点まで

実は数日前まで雨予報で、「雨の山道はさすがに危ないかね…」と思っていたところ、前日の予報で曇りまで回復。優柔不断がたたってホテルのキャンセル期限も過ぎてしまったので、久しぶりの輪行の練習も兼ねて、とりあえず向かうことに。スタート地点は富士宮市。

そして、イベント当日。圧倒的曇りでした。富士山が見えるには見えるのですが、頂上は常に雲の中。無念。地面に水たまりはないですが、たまに小雨がぱらつく感じ。滑ってこけるほどでもなさそうでしたので、ひとまず走り出してみることに。

fujiichi-01

やはり曇り

市役所でスタートの受付をしてから、まずは市内の神社へ。道中の無事を祈っていきます。雨の神社って、雰囲気あってよいですよね。今回のルートはそこから、富士山を時計回りに回るルート。途中でチェックポイントなど挟みつつ、30km、1,000mを最初にひたすら上ります。元気なうちに最高地点まで行くのは、設計者のやさしさでしょうか。

fujiichi-02

登っている途中のチェックポイントからの富士山の眺め。晴れていたらいい景色だったんだろうなぁ。返す返すも無念。

この辺からちょっと雨脚が強くなる気配があって、降られる前に山を越えるべく頑張って漕いでたら、写真撮り忘れました。牧場とか牛とか馬とか、高原らしくていいところも通ったのに。山を登っている間は、Garmin先生が茶色で表示している勾配(=急) が延々続いているのを見ながら、ひぃひぃ言いながら漕いでましたので、そんな余裕もなかったのですが。「せめて足をつかずに登り切ってやろう」と頑張っていたのですが、登りきる手前のところでギア変更を失敗してチェーンが外れまして、結局足もついてしまいました。ぐぬぬ。

fujiichi-04

というトホホな山登りだったのですが、Garmin先生がいてくれてよかったです。この画面でずっと走っていたのですが、知らない山道でも先のカーブの形がわかりますし、曲がり角の先もまだまだ上り坂が続くという残酷な現実をちゃんと把握してペース配分できますので、精神的に安定して走れました。冗談抜きでも、つづら折りの下り坂で、先の先までカーブの予想がついているのは安全に直結すると思います。

補給しないと走れませんよね

北西側の山を越えてからは、下り基調で富士吉田の道の駅、山中湖、須走の道の駅、と補給しながら南東側へ。ため込んだ位置エネルギーを消費しての走行は快適ですね。 

fujiichi-05 fujiichi-06
fujiichi-08 fujiichi-07

下りと甘いもので体力が回復してきたころに、裾野市辺りで再度登りに入ります。ただ、ここを登ってしまえばあとはゴールまで下りなので、気は楽です。ずっと森の中というわけでなく、景色にも変化があるので、しんどいながらも楽しみながらゴールまでひた走りました。

fujiichi-09 fujiichi-10
fujiichi-11 fujiichi-12

ということで、118kmをスタートから8時間5分で無事ゴール。私の不手際で1回チェーンは落ちましたが、今日もFarna君は無事ゴールまで届けてくれました。Farna君、サドルが柔らかいのが私に合っていて、クッション性のあるズボンをはかなくても、お尻が痛くならないのが素晴らしいです。1週間前のぎっくり腰の違和感以外は、特に体への問題もなく終了。

Farna君、Garmin先生に次いで、今日使ってよかったのは、グローブでした。池袋店でグローブのおすすめを聞いたときに、「長距離乗るなら、手のひらの中央部分にクッションが入っているのがよい」と薦めてもらったので、下のグローブを買ったのですが、長い下りで体重かかったうえにブレーキを握りしめていても、クッションのおかげか最後まで問題なく走り切れました。グローブって、コスパいいアクセサリーだな、と思います。

ゴールがあるイベントっていいですね

特に速さや順位を競いたいわけではないけれど、ちょっとした達成感やイベント感が欲しい時に、こういったロングライドイベントに参加してみるのはよいな、と思いました。今回はサポートカーも出してくださっていて、チェックポイントでe-bikeのバッテリーを交換されている方もいました。何かあったときの連絡先電話番号も準備して頂いていましたし、至れり尽くせり感。ゴール設定もあるので、一人で走る時とはまた別の充実感を得られてよかったです。スルガ銀行様、改めましてありがとうございました。

あ、記憶を美化しすぎて忘れていましたが、登坂はマジできつかったです。一番軽いギアまで使いきって、何とか登れる坂ではありましたが。今後は当面平坦な道を走りたいと思っております(1か月後の某イベントから目を背けながら)。

そしてメインイベントへおまけ

お昼過ぎにゴールすることができたので、私の中での静岡県に欠かせない成分を摂取しに、某レストランへ。帰りは疲れたので新幹線で帰ることにしたのですが、その通り道にお店があったので仕方ないのです。

sawayaka

 ハンバーグ分を摂取して体力も回復したので、輪行でおうちまで。今回は手順を覚えていたので、駅について15分でセットして改札まで向かうことができました。自転車のスピードが速くならなくても、輪行の手際が良くなって、1本早い新幹線に乗れたのでヨシ。

というところで、ここまでお付き合いありがとうございました。引き続き、良いGWをお過ごしください。