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2026/08/04 12:40
【AGXEROインプレ】話題の新世代タイヤで走る!【②ロングライド】
by: ヒロユキ
だいぶ間が空いてしまいましたが、AGXEROインプレの2回目はいよいよ実走です!
近所での慣らし&休日のロングライドで感じたことを綴って行きます。
まずは近所で慣らし運転
近所にこんなスポットがあるので、湖畔の外周道路を走ってまずは皮むき。
使い始め独特のネタっとした感じを、本来の走行感が発揮できるよう、慣らし運転で皮むきしてやります。
皮むきが終わるまでは、コーナーで「ちょっとアンダー傾向かな?」と思いましたが、馴染みが出てからはニュートラルなグリップ感になってくれました。
山岳ロングライドで試してみる
馴染みが出たところで、いよいよ本番?
奥多摩方面へ距離120km、獲得標高1200mのライド。

別の週には奥武蔵方面へ距離180km、獲得標高2200mのライドへ。
山へのアプローチでは、平坦・緩斜面で転がり感・巡行性能のチェックを。
本格的な山岳に入り、斜度が上がってからは登りの軽さ、トラクション感を。
峠からのダウンヒルでは、高速コーナー・林道のワインディングでのコーナーグリップと操作感を。
これらを意識してインプレライドを行いました。
【テスト情報】
ライダー体重:62~63kg
タイヤタイプとサイズ:クリンチャー 28c
チューブ:TPU
リム内幅:19mm(リムブレーキ)
タイヤ外幅:実測28mm
今回試した空気圧:F4.4 / R4.7 bar
※SRAM AXS タイヤ空気圧ガイドに基づいて設定
平坦・緩斜面
性能の差が出にくい区間ですが、このタイヤの第一印象として「素直さ」を走り出してすぐに感じました。
突出したところは無いですが、逆に扱いやすい素直なタイヤです。
しばらく距離を重ねると、転がりの良さも実感。さすがにTTタイヤや軽量タイヤのような振り切った滑るような転がり感はありませんが、オールラウンドタイヤとしては十分に軽い転がり感でした。
登りの軽さ、トラクション感
登りの軽快感はタイヤ重量によるところが大きいのですが、このタイヤ「超」軽量ではないものの、28cクリンチャーで230gなので十分に軽量なタイヤ。
パナのタイヤはMTBもロードもツーリング用も、昔から他社より軽量なものが多かったので、その伝統の系譜なのかもしれません。
ここでも、ヒルクライム用の超軽量タイヤに漕ぎ出しや踏み直し時の軽さは及びませんが、オールラウンド用タイヤとしては、とても優秀。
コンパウンドも、登りで適切にトラクションを掛けられて、それでいて粘り過ぎない良い塩梅のグリップ感で、軽快さとトラクションのバランスが取れています。
コンパウンドがネバ~っとして後ろに足を引っ張られるような不快な感覚は皆無。ケイデンスを上げてシャッシャッシャッ!とリズムよく登ることができました。
下りでのコーナーグリップと操作感
峠を越えたらダウンヒルで、コーナーグリップを確認。
比較的高速で下れるセンターラインのある道路と、低速でテクニカルなつづら折りが続く幅の狭い林道と、対照的なシチュエーションでチェック。
下りでもこのタイヤの素直さが感じられました。
高速・低速問わず、倒し込み度合いに応じて路面を掴んでいる感覚がリニアに伝わってくる扱いやすいグリップ感。
路面情報が非常に掴みやすく、「路面とのコンタクト感を気持ちよく味わえる」、「路面と対話しながらリニアに操作できる」、そんなバイクと路面との一体感が感じられました。
高速では刻々と移り変わる路面状況をオンザレールで掴みながらラインを外さず曲がってくれ、低速では体勢を切り返す重心移動と行きたい方向への目線の誘導に遅滞なく反応してくれる不安の無い操作感を堪能できました。
TT用タイヤのような「いつグリップを失うか不安になる希薄なグリップ感」は一切なく、タイヤを信頼して下れる・曲がれる安定感のあるタイヤです。
一方、世の中にはTTタイヤの真逆で、グリップに全振りしたかのような「下り番長」なタイヤもありますが、そうしたタイヤは下りで安心できる反面、登りでは「ガムテープの上でも走っているのか?」という重たいペダリングになります。
もちろん、AGXEROではそのようなダルさを感じることは一切なく、登りの軽快さと下りの安心感、扱いやすさのバランスが秀逸でした。
まとめ
一言でまとめると、
「素直で頼れるオールラウンドタイヤ」
だと思います。
初中級タイヤからグレードアップするなら、どんなシチュエーションで走るにもこのタイヤにすれば、及第点以上の満足度で走れると思いますし、海外のメジャーレースタイヤと比較しても劣るところは無いと思います。
もちろん、レースでのシビアな使用でも不満に思うことは無いでしょう。素直で安心感のある走りがレースでは安全マージンとしてプラスに働くことと思います。
もちろん、TTタイヤのように、ある性能に特化したスペシャリティモデルと比べると、その性能に関しては見劣りします。例えば「究極の低転がり性能」があるかと言えばありません。
しかし、このタイヤが狙った性能は「万能さ、バランスの良さ、扱いやすさ」だと思いますので、比べること自体が間違っているかと。
むしろ、この素直で扱いやすいオールラウンドに使えるタイヤが、税込みで1本8千円を切る価格(※26年8月記事執筆時点、クリンチャー)で手に入れられること自体が、様々な製品が値上がりしている昨今、かなりのサービス価格・バーゲンプライスかと思います。
尖ったところは無いけれど、走りを純粋に楽しめる頼れるオールラウンドなロードバイクタイヤ。
AGXERO、おすすめです。
今回は導入してから2回のロングライドでのレポートでした。今後乗り込む中で空気圧を色々試しての乗り心地や、長期使用しての耐久性もレビューしたいと思います!








